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トラペジウムを語りたい(⚠️記事途中からネタバレ超注意!⚠️)羊宮さんのことも書きたい

どうもゆーよーです。
本日公開の映画、「トラペジウム」を見に行ってきました。

事のきっかけは今年の一月、傷物語を見る時の劇場CMでトラペジウムという映画をやると知ったのが始まりでした。

あ!これ俺が好きなやつ!!!

一瞬で感じました。
元々アイドルアニメも僕の守備範囲内なのでこの時点で見に行くという選択肢がもう僕の頭の中にありましたね。

そして時は流れ某日、映画トラペジウムのキャスト発表のツイートを見ました。

そして、、、

もう僕がトラペジウムを見に行かないといけない、義務付けられた1文を見つけた訳です。

大河くるみ(cv.羊宮妃那)

もう見に行く。絶対見に行く。

聞けば劇場映画アニメ作品のメインキャラクターを演じるのは初だそうで。

初物と聞けば絶対に駆けつけたくなる僕

絶対に見届けてやるんだと。
そう決めました。

雑コラですが…


そして公開日4日前、トラペジウムの劇場チケットを取ろうとサイトを開き、自分の仕事とも相談し選択したのは、なんと僕にとって人生初レイトショーでした。



…なんか、「初めて」という謎の共通点産まれましたね。



とまぁキモオタの余談は置いておき、

遂に公開日が来ました。この日を待っていたと。
まともに広告やら情報を何も見ずに。
完全初見でトラペジウムは挑みたいなと。

しごおわしてルンルンで家に帰って支度し、映画館へ向かいました。
まず向かったのはグッズコーナー。
とりあえず羊宮さんが演じたキャラ全てを愛したいワタクシ。

「生活費?知らん。この為に節約生活しとるんじゃ!」

ゆーよーへ
あほ。
 敬具

と意気込んでいわゆる「爆買い」をした僕。

それでも後悔はしません。
だって絶対に名作なんだもの。
絶対この映画面白いんだもの。
羊宮さんが演じる可愛い大河くるみちゃんのグッズ欲しいもん!

問題はランダム商品でくるみちゃんを引けるかどうか。

緊張の瞬間。

ゆっくりと開封…

あ、あ、あ、、、あああああああ!!!!あったったあああああ!

可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い!!!!!!
くるみちゃん可愛い!!!
顔写真学生証をグッズにするって誰が考えたんだよ!天才か!!

リーチ一発ツモ一盃口ドラ裏ドラで跳満ですよ

とまぁウキウキしながら劇場内をウロウロしてると、、、、


うわああああああああ!みんながいるぅ?!?!

この間偵察に来た時は無かったのに
なんと!!新しくボードが敷き詰められていたのです!

この4人がメインキャラなのか〜


しっかりオタクする僕

めでたいね。くるみちゃん愛でたい。

とまぁあんなこんなしてる内に入場案内の時間になりました。
気づけば周りは僕と同じ仕事終わりのサラリーマンやらお兄さん達やらでいっぱいになっていました。

公開日だから大繁盛!


入場待機中…


アナウンスがあり、入場する僕。

遂に待望の瞬間です…

エクスアームスマイルが気になるね
めっちゃ綺麗だよね…

それじゃあ、行ってきまーす👋👋👋👋

ここから先は⚠️ネタバレ⚠️になります。まだの人はブラウザバック推奨です。







凄かった。本当に凄かった。
人間のドロドロとした部分まで描いてるアニメ、大好きなんですよ。人間味があって現実味を感じるというか、リアルが好きです。

やっぱりcloverworksの味がある作画、表現最高です。ぼざろを少し感じた

今回は「アイドル」がテーマの作品だったのですが、最後の最後にアイドルになれたのは東ゆうのみで、他の3人はアイドルの経験で得たものをきっかけにそれぞれ自分の道へ進むという、アイドルアニメ映画らしくないっちゃらしくない内容だったわけで。

でもそういうのが良いんですよ。

青春時代にさまよっていた子達が新しい事を始めてそこから夢を見つける。
お涙頂戴なありふれた話だとは思いますが、それがいいんですよ。

最後のシーンの文化祭で撮った写真の伏線も綺麗に回収して。その写真の作品名がそう、今回の映画のタイトルでもある

「トラペジウム」

だったのです。

なんという綺麗な終わり方!!!EDの入り方も素晴らしい!!!

少し途中までは
進むテンポが早くて感情移入がしづらいなぁ…
と感じていたゆーよーでしたが、そのテンポが次第に心地よくなっていき、
この場面原作ではもっと深堀りされてるのかなぁ?
等考えたりと、楽しむことが出来ました。

そして何より…

羊宮さん演じるくるみちゃんが可愛い!!


小動物みたいにふわふわしていて抱きしめたくなりました。
あのくるみちゃんが動いてる。
命が宿ってる!

やっぱり2次元の平面の世界観を引き立てる事が出来る声優さんって凄いなぁと。




ここで少しちょい脱線して羊宮さんの話をします。

この作品はくるみちゃんが食べ物を食べてるシーンがよく描かれていたんですよね。
食事シーンが出る度にぼくは、

これ本当に食べてない??

と感じるほど食べ物を頬張ったり、熱いものをハフハフしたりしているくるみちゃんの表現力が凄かったのです。

羊宮さんが演じたキャラで、よく食べるキャラで1番に僕思い浮かべるのが「僕の心のヤバいやつ」の山田杏奈ちゃんです

山田杏奈ちゃんを演じていた影響もあるのか、というか山田杏奈ちゃんの時よりリアリティー感がより増してるのでは?!?!と。

凄いよ羊宮さん
今まで演じたキャラのいい所を吸収しながらも自身の努力でどんどんパワーアップしてますよ!
バトル漫画でいう最強格の敵みたいな感じですよね、圧倒です…

そして何よりあのシーンですよ。
泣き叫ぶシーンです。映画館で鳥肌が立っていました。

天真爛漫な可愛い性格の女の子から
アイドルという過酷な仕事。
くるみちゃんからすると地獄のような日々を送り、遂に壊れてしまった時のあのシーン。

ここまで感じる性格というのも変わってしまうのかぁと惹き込まれながら見ていました。

羊宮さんのこの演技、
普段の感情の転覆が凄くて演じる本当に難しそうなシーン(素人目)なのにも関わらず、
もう彼女はくるみちゃんであり、本当に精神崩壊して発狂しているかのようなリアリティーがあったんです。

これがプロか…

凄いですよ本当に…あそこまで表現出来るのは中々…
今回トラペジウムで印象に残ったくるみちゃんのシーンの1つになります。



もう1つ実はくるみちゃん関連で強く印象に残ったシーンがあります。

「自分の存在が他人の人生に関与しているのが嫌」

という感じのサラっと言っていたセリフです。
これは有名人にしか分からないんだなと、一般人の僕は思いました。

羊宮さんももしこう思っていたとしたら、
すいません。僕の人生にめちゃくちゃ関与させて頂いています。申し訳ないです。

とまあ変な感情は置いておいて、人前に出ることが苦手なくるみちゃんがアイドル活動をして思っていた事が現れているこのセリフ。

劇中でもくるみちゃんがアイドルをしている間はずっと辛い顔をしていた訳で、流れにを任せながらもずっと心のどこかで嫌という感情があったのでしょうね…
見ていて僕もあの時最高の笑顔を心の底から見せていたくるみちゃんに戻って欲しいなと。

嫌なことを続けると言うものはそう簡単な事じゃないです。ここでもくるみちゃんの「強さ」が感じられるシーンでした。



そしてラストの8年後のシーン、くるみは自分のお仕事の話をサラっとしていました。
この時点で自分の好きなロボット工学の仕事に就いてるんだなと直ぐに分かりましたね。

あんなに楽しそうに話していたんだもの!

自分の好きなことを仕事に出来るというは凄いし素晴らしい事ですよね。

羊宮さんも今の声優のお仕事は好きで、一生続けたいと先日のMyGO!!!!!の迷子集会でも言っていました

これが非常に羊宮さんとくるみちゃんの2人が似ているなぁと思った部分です。



トラペジウム、普通に面白かったですし、アイドルになる事だけが勝ちな訳では無い。
自分自身の幸せというものが人それぞれあると感じた映画でしたね。

前半と後半の落差が凄い。

これまでは「こんな上手くいくことあるのかよ」とツッコミながら視聴していた訳ですが、
まぁ現実はこんなに甘くないですよね
中々上手くいかない状況で最初に壊れてたのは東ゆうの方だったのかもしれません。

本当にアイドルが好きだからこんな事言ってしまったのかもしれないですし、何かに夢中なっている人間というのは人を踏み台にしてでも目標を達成したくなる訳で、ある意味人間臭いなと感じた部分です。

何よりくるみちゃんの辛そうなシーンを見てるとこっちまで辛くなりました。



勢いって怖いですよね


そしてパンフレットも購入しました!

入場プレゼントのリーフレットはネタバレ注意ですね(血迷って上映開始までに見てなくて本当に良かった)

どのキャラも本当に魅力的でした。パンフレットを見て更にキャラ達を深掘りしました。

やっぱり原作を見ると何か分かりそうですね



えー、また羊宮さんの話をします(笑)

パンフレットを買って本当に良かったです。よく羊宮さんが話している、声優になるまでの努力の話など結構1ページに渡り興味深い内容が書かれていました。

先程も言った泣き叫ぶシーンについて、なんとこれ役を決めるオーディションでも羊宮さんはこのシーンを演じたらしいです。
思いっきりやってと言われ、言われた通り思いっきりやったら上手くいったと書いてましたが、サラっとこれを成し遂げてしまうのが羊宮さんの凄いところですよね。

羊宮さんもお母様からの一言を貰った時から私生活までも変えて声優になるための努力を惜しまずに夢を夢中で追いかけて見事今声優として活動しています。

この部分は主人公の東ゆうと繋がる部分もあると思います。

羊宮さんが東ゆうのように他人を蹴落としながら夢を掴んだかどうかは知らないですけど、(そうあって欲しくない)2人とも一生懸命もがいて、試行錯誤して夢を掴んだ。

1度決めたことを貫き通せるのって相当芯が強くないと出来ないことですよね。
僕は夢を掴むまでの過程が人に賞賛されるものじゃなかったとしても、夢を叶えた人に対してはリスペクトをしますし、憧れもします。

仲良しこよしでやって行ける世界じゃとてもないと思うので。声優もアイドルも。

だからこの映画の主人公、東ゆうも人によっては嫌悪感を抱くかもしれない。だけど人と競争して勝った人というのは人間的にも強い。
それを馬鹿にしたり貶したりする人は人間的に弱い部類の人だと僕は思っているので、夢を掴んだ人を応援するという事は自分の流されてきた人生のせめてもの抵抗なのかも知れません。


話がかなり脱線しました。

羊宮さんはインタビューの中で昔自分でレコーディングした内容を今でもスマホで見返していて、それを聞いて自信をつけているという感じのニュアンスが書かれていました。

この人は向上心の塊だ!!

シンプルにすごいなと。
やっぱり成功している人、心の中からこの仕事が好きだと思っている人はこういう風に向上力があるのだなあと。
過去の自分を今の自分の成長の糧にして、更にプロフェッショナルな「羊宮妃那」になるために力をつけているんだと。

僕が羊宮さんにこんなに夢中になっている理由はこういう一生懸命な所にもあるのかも知れません。


まとめ

ここまで長くつらつらと文章を書いてきたのですが、

とりあえずトラペジウム、僕は大好きでした!

僕が満足して余韻に浸りながら退出してると、首を傾げて不満げな人を見かけました。
人によって感じるものは違うと思いますが、僕はこの作品が伝えたかった事は多分理解出来たと思うので満足する事ができたんだと思います。

夢のためにひたすら走りぬけた東ゆう


迷いながらも自分の夢をブレさせなかった大河くるみ


4人の中で1番ピュアな心を持ち、様々なことを経験して自分の夢を見つけた華鳥蘭子


自分を変え、どんなに言われようと最後には夢を掴んだ亀井美嘉



この4人だから描くことが出来た物語です。
「なりたいじぶん」「方位自信」

東西南北はかけがえのないものを残していきました。

OPで方位磁針を壊す表現がありましたね。
これはいわゆる東西南北が最終的にバラバラになってしまうという伏線であるかも知れませんが、
本当は東西南北に囚われず、好きな方向に夢を持って歩んでほしいというニュアンスで描かれたものでは無いかと僕は思いました。

原作者の元アイドル、高山一実さんが現役中に書いた「トラペジウム」

原作の方も見てみようと思いました。


と、言う訳でここまで感想(途中からめちゃくちゃになって文章が変になってしまったので感想とは言えないとは思うけど)を書いてきました。

僕自身もこういう記事風にまとめるのは初めてだったので、
どうしたらよく見せられるのだろう?
どうやったら見やすくなるだろう?
と葛藤しながら執筆致しました。

羊宮さんのこともこうやってまとめてみたいとずっと思っていたので今回少しでも羊宮さんに対する感情をトラペジウムに関連づけながら文章にぶつけれて良かったなと思います。

トラペジウムは全てを知った上で見てみるとまた違った感情を抱くかもしれません。
もう1回見に行ってみたいと思います。

ここまで見てくださった皆さんありがとうございました。

(ゆーよー)


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