ビールの作り方メモ

ざっくりまとめ

米国でビール作成キットを購入して作成してみたけれど、わかりにくかったのでまとめてみました

ざっくりプロセス

⓪必要なもの

  • 道具

    • 鍋(蓋付)

    • 温度計、比重計(なくても良い)

    • 発酵槽・キャップ

    • 漏斗・ザル、エアロック、チューブ

    • ボトリング:空の瓶、キャッパー・キャップ空の瓶、キャッパー・キャップ空の瓶、キャッパー・キャップ

    • クリーナー:洗剤(石鹸カスが残らないもの)・サニタイザ

  • 材料

    • 穀物、モルト、ホップ(苦味、アロマ)、イースト菌

    • 砂糖(コーンシュガー)

①下準備

  • 機材を洗浄する

    • Powdered Brewery Was, PBW:石鹸カスが残らない洗剤

  • 機材をサニタイズする:イーストの発酵には細菌が大敵。85度以下では、雑菌が残存しているのでサニタイズが必要。ウォートが沸騰した後に触れるもの全てをサニタイズ。

    • Star San:サニタイザ、水5ガロンに対し、サニタイザ1オンス

    • 洗った後には水で洗い流さない。キッチンペーパの上に置く

②ウォート・麦汁作成

  • :1, 2ガロンの水を大きな鍋に入れる。ミネラルウォータが好ましい

    • クロラミン:水にクロラミンが入っている場合、必要に応じて、ピロ亜硫酸カリウムで除去

  • 穀物:穀物をメッシュバックに入れて、中身がでないような状態で水に浸す

  • 加熱:鍋を火にかけ70度にする

    • レシピに応じた時間だけ70度をキープする

  • 穀物を取る:時間が経過したら、メッシュバックを取る。絞らずに水を取る

  • 水を加える:水を加えて、6ガロンにする(沸騰時に1ガロン減る想定)

  • モルト:火から鍋を外し、モルトを混ぜながら鍋に入れる。煮立て過ぎないように沸騰させる

②ホップ投入

  • 鍋が沸騰したら、苦味付のホップを入れて60分間沸騰させる

    • ホップ(苦味):沸騰したら、苦味づけホップを投入する。ホップは沸騰させられると、苦味成分が抽出され、モルトの甘さとバランスが取れる

    • 酵母:Servomycesを入れる場合は30分経過時に投入する

    • ホップ(アロマ):香り付のホップは60分間が終わる直前(〜5分間)に入れる

③急速冷却+発酵槽

  • 比重の確認:60分経過したら、サンプルを取り、比重計で数値を記録しておく。サンプルは元に戻さない、飲むのも良い

  • 鍋を冷やす:鍋に蓋をした状態で氷水に入れるなど、急速冷却して(雑菌が入らないように要注意)、投入するイースト菌が死滅しない20度位まで冷ます

  • 発酵槽

    • サニタイズした発酵槽に漏斗などで麦汁を入れる。ザルで濾すと良い

    • イースト菌を発酵槽に入れる(イースト菌の袋もサニタイズしておく)

    • イースト菌の入った発酵槽に蓋をして、1, 2分間激しく振る。空気をしっかり混ぜることで、発酵促進

    • エアロック:空気に触れないよう、エアロックに希釈したサニタイズ液を入れ、蓋をする

  • 貯蔵(約2週間)

    • 発酵でポコポコ音がするようになる

参考.アルコール度数の計算

  • ①出来上がったビールの比重と最初の比重を引き算

  • ②アルコール度数(重さベース):①×105

  • ③アルコール度数(容量ベース):②×125

④ボトリング

  • 砂糖水:熟成の終わったビールに糖を加え、酵母の作用で発酵、ビールの炭酸を強める。3/4カップのコーンシュガー(とうもろこし糖)を2, 3カップの水に入れ、2分間沸騰させる。蓋をした状態で室温に冷やし(雑菌に要注意)、ビールに優しく混ぜ入れる。優しく注ぎ込むことで、酸化を防止する

  • キャッピング:サニタイズしたボトルを準備して、注ぎ込む。ボトルにキャップをつける。カチッと手応えがあるまでしっかりと押し込む

  • 貯蔵(2週間):約20度で2週間寝かせる。直射日光は避ける

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