ホテル生活レポート

Dobry den!

桶川裕矢です。

今回は前回の帰国レポートの続き的な感じで、隔離ホテル生活の様子をお届けできたらなと思います。前回同様関係ない事も書いてますがスルーしちゃってください笑
余計かもしれませんが毎食の弁当の写真も載せています。
この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

現在チェコから帰国された方はそれまでの検査結果が陰性であっても、検疫所が指定するホテルにて３日間の隔離が必須。

この３日間というのは自分の場合だと、羽田に着いた5/19を０日目と換算し、翌日の5/20を１日目、３日目の5/22に退所できるという感じになっている。
事前情報だと３日目の早朝に検査キッドが配られ、後に係の人が回収、その後は結果が判明するまで待機、予定だと16時にチェックアウト、そこから羽田空港まで戻り第3ターミナルで解散となっている。

5/19（0日目）

12時ごろ両国のアパホテルに到着。昼ごはんと体温計をもらって部屋へ。部屋の第１印象は「狭っ！！」（文句言うな）
荷物は自分の部屋で管理なのででかいホッケーバッグを持ってる自分にはこういう時痛い。部屋までは荷物一緒に運んでもらえるのでそこは心配なし。

（ここに写ってないけどでっかいTVがベッドの前にあります。ミラーリングができるので自分のスマホの画面をそのままTVに映せます）

部屋に置いてあるのは以下の通り：

・歯ブラシ/歯磨き粉、カミソリなどの基本ホテルに置いてある洗面用具
・水２本
・インスタントコーヒー、お茶
・寝巻みたいな上に羽織れる服
・湯沸し器
・タオル
・アパホテル社長の本数冊

なので基本的なアメニティをついてるはず。

軽く体動かすとしたらこのスペースかな。軽い筋トレぐらいはできるかな。

窓は開けられないようになっている。というかホテルの仕様上元々開けられないようになっているかな。エアコンは完備されている。

着いてまずはホテルからの健康管理チャットの設定。チェックイン時にもらうしおりにあるQRコードから設定可能。チャット形式で体温や体調の報告をするのだが、到着日はついてすぐ、翌日からは朝８時ごろに報告するみたい。

昼ごはんはこんな感じ。

しおりを見ると、朝食 - 7:30, 昼食 - 12:00, 夕食 - 18:00頃に配食と記載。ドアノブに係の人が掛けていってくれるみたい。取っていいですよとアナウンスがあってからマスクをつけて弁当を取る。この時にドアが閉まらないように注意。オートロックなので閉め出されたら最後。

また、退所日に関しての話でいうと、3日目の16時、もしくはその次の日の10時どちらかのチェックアウト時間を選べるらしい。お迎えが調整できる点ではありがたいのかも。

昼を食べてシャワーを浴びた後、ガッキーの結婚にショックを受けながら時差ボケに勝てず寝てしまった。時差ボケ早く治すコツが知りたい。

17:20ごろアナウンスが鳴り、「これから夕食を配ります。配り終わりましたというアナウンスがあるまでそのままお待ちください」とのこと。早くね？　と思ったが、ホテル滞在者が多いのか次のアナウンスがなるまで４０分以上かかったので、しおりに書いてある時間通りに配食される模様。

配られる弁当は基本冷たい。これ後から思うが退所までの計10食が全部冷たいのでインスタントの飲み物などで暖かいのは摂取するしかないみたい。
大人は何とか我慢できるかもしれんがお子さんがいる方はこういう時大丈夫なのだろうか。

でもいただけるだけほんとにありがたい話ではある。

その他しおりに書いてある内容は以下の写真をご覧ください。

（載せていいのかはわからんが載せます笑）

5/20（1日目）
正確な時間は把握できなかったが、多分朝6:30過ぎにアナウンスが鳴り、「今日退所日の方にこれから検査キッドお配りします」との内容。めちゃめちゃビックリして起きてしまった。意外と一緒に流れるチャイム音がでかいのでこれは早朝に聞かされるのきつい。

その１時間後に朝食を配りますアナウンスがあり、8時過ぎに受け取る。

10:30ごろに位置情報確認アプリOELのご利用案内メールがくる。送られたIDとパスワードでログインした後チェックインボタンを押す。２回目以降は通知が来たら再度このボタンを押して位置情報を送信する形になっている。

また、11時ごろに厚生労働省から健康状態報告メールが送られてきた。URLをタップすると質問が２個あり特に体調に異常なければ数十秒で終わる。このフォローアップメールは隔離期間１４日間毎日11時に送信され、14時までに答えないと氏名を晒されるらしいので気をつけて。

11:20過ぎに昼食配食アナウンス、12時過ぎに受け取る。出たごみは袋にまとめて部屋の外に出しておけば回収してくれる。
日本なのでごみ分別めちゃめちゃ大事だが、チェコではそんなこと全くないので気をつけなければ、、、

(これまでの弁当の内容は栄養に詳しい人から見るとどんな感じなんだろうか。個人的には脂っこい物多い気がするがこんな感じが普通か)

16時半前ぐらいにOELアプリから通知が来て現在地の情報を送信。この後1回も来なかったので午前に1回、午後に1回通知がくる流れっぽい。

午後特別なことは特になく夕食の時間へ。大体配食時間の40分前にアナウンスが流れると見た。

(ケーキだけは倒してほしくなかった...)

夕食を食べた後、別に追加が欲しかったわけではないが係の人にお代わりなど追加でいただけるのか聞いてみた。
弁当は余っていればもらえる、弁当以外ではカップ麺がもらえるらしい。タイミングとしては配食から30分後ぐらいに電話をかけてその時の状況で弁当もしくはカップ麺いただけるという感じ。
どんな形で届けにくるかはわからないが、基本的にドアノブにかけていってくれるだろう。

その時にもう一つ、荷物のホッケースティックと防具バッグをビニールでぐるぐる巻きして一つにしていたのだが、これを解きたいのではさみをお借りしたいと聞いたところ、こちらからお貸しできるものはありませんと断られた。
ホテルのアメニティ以外のものは借りることはできない模様。

あ、言い忘れていたが毎食飲み物はついてくる。朝食と昼食は水、夕食にはお茶が一緒に配られる。

5/21（2日目）
朝食が8:15過ぎに配られる。流石に冷たいご飯が嫌になってきたのでどうにかして温められないか考えた結果、湯沸し器でお湯を沸かした後、その蓋を取りその上に弁当を置いて湯気で温める方法を考案。
ただ、これそこまで熱々にはさすがにならない。多少冷たさがとれるぐらいだが、冷たいだけよりは何倍もましになった。

(パンは嬉しかったが、朝からこの量の脂ものは正直重かった)（文句ばっかで申し訳ない笑）

(こんな感じで温める。これだとそこまで温まらないと分かったので弁当の蓋に温めたい具材を別で乗せて温めると少しばかりマシに)

11時ごろOELアプリの通知と健康報告メールが来てそれに返信。

12：15頃弁当配布。この後すぐアナウンスで「明日退所予定日の人は何時退所希望か丸を付けてドアの外のマグネットに貼ってください」とのこと。
もう手元に紙がないので写真はないが、チェックインの際にしおりなどと一緒に「何時に退所希望ですか」という紙が配られる。名前と部屋番号と退所時間16時or翌日の10時どちらかに〇をつけ、退所予定日前日の13時までにドア外側に貼っているマグネットで貼る形となっている。

この紙を外に貼り付ける際、ちらっとだが廊下で監視している係の人がいた。ちょっと怖ってなった。

18:20頃夕食が配られる。炊き込みご飯はありがたい。願わくば温かいのを食べたいとこだが湯沸し器の湯気で頑張ろう、、、

19時前にOELアプリから通知。時間はこうみるとランダムっぽい。

夕食の後係の人に電話してカップ麺を注文。1人3つまで頼めるとのこと。とりあえず理由はないが2つ注文。
係の人がドアノブにかけてノックして持ってきたことを教えてくれた。これが1日1人3つなのか、滞在期間中1人3つなのかはわからない。

夜はこの日から始まったアイスホッケー世界選手権のチェコの試合を観戦。１９秒前に失点して敗戦は痛すぎる、、、

5/22（3日目）
退所予定日。朝6:30にアナウンスが流れ、「これから検査キッドお配りします。次のアナウンスが流れるまでお待ちください」とのこと。7時前に取ってくださいと言われ検査キッドを受け取る。

検査自体はすごく簡単。空港で行なった唾液検査と同じ方法。渡された容器の目安の線までろうとを使って唾液を採取。気をつけることと言えば朝起きて何も食べず検査を受けることと必ず7:30までに終わらせておくことぐらいかな。なので朝食時間はこの日は少し遅れるみたい。
検疫官が順次回収しに来るので採取した後も部屋の中で保管。

7:50すぎに検疫官が容器を回収しに来た。そこから朝食が配られたのでこの日は9時ごろ。

(今日はThe朝食)

11:45過ぎに電話がかかってきて退所に関するお知らせ。予定では16時ごろに退所できるとしおりには書いてあるが、話によれば14時半に検査結果＆下に降りてきてくださいとの電話がくるので、14時までに荷物をまとめておいてくださいとのこと。
早く出れるのはありがたい。が、人によってはお迎えなどの時間にずれが生じる可能性が出てくるので、お迎えを頼む場合はフレキシビルに対応できる人に頼む方がいいかもしれない。
荷物が多い場合はカート/係の方に手伝ってもらえるので心配ない。

13時前頃に昼食。今日はかなり遅め。最後のご飯がチキン南蛮は嬉しい。

予定の14時より1時間ほど遅れて係から電話で陰性報告&下に荷物持って降りてきてくださいとのこと。（連絡が遅かったから陽性かと思った）

中々結果報告来ないなーと思ってた自分は、余裕かましてスーツケース広げたままTV観てたとこだったのでめちゃめちゃ焦りまくる。
部屋を出る際は最初に渡されたルームキーと体温計を持って、弁当のゴミは袋に入れてドアの外に、ドアはストッパーなどで開けたままにしておく。(といってもストッパーが無かったのでスリッパで)
荷物が多い場合は係の方が台車持って来てくれるので荷物であたふたすることはなし。ただ一気に退所する人が出てくるのでなんか急に慌ただしくなった感じ。
下のロビーで体温計＆ルームキーを返却した後はバスに乗るだけ。この日は11人て言ってたかな。15時過ぎに係の方から電話、15:20ごろにはバス出発してたのでスムーズに運んでくださったスタッフの方々に感謝。(重い防具バッグとスティックでご迷惑おかけしました笑)

16:10頃羽田国際空港第3ターミナルに到着。荷物を受け取ってその場で解散。父親と合流した後横浜の実家に無事到着。これにてホテル隔離生活終了となりました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後に

居心地に関していえば、これはあくまで自分の感覚なのでこれが全員に当てはまる訳ではないが、特にこれといって不便とか生活しにくいとかはなかったかな。ベッドは大きめだしネット環境もめちゃ良かったので。
スタッフも臨機応変に対応してくれる。
1つわがまま言うのであればご飯が多少温かければないいかなと (ほんとにわがまま)
でもカップ麺でなんとかなるので結論心配いらないかなと思う。


帰国するにあたって本当にたくさんのスタッフの方に助けていただき、おかげでスムーズに帰国～ホテル隔離を終えることができました。この大変な時期に海外から帰ってくる僕らに真摯に対応してくれました。なので小さなことかもしれませんが、これから帰られる方にはスタッフの方々に無茶すぎるお願いはなるべくしないようにしていただきたいなと思います。色んな制限がある中で皆さん動いてくれていると思いますので。

色々と長々書いてしまいましたが、この3日間のホテル隔離で終わりではなくあと11日間家での自主隔離があります。ここ最近帰国者と連絡が取れない、健康報告がないなどの話を耳にします。確かに今は日本の方が状況的には悪いかもしれませんが、自分がいたチェコなんか世界で1番やばかった国です。チェコが収まりつつあるとはいえ海外から帰国してることを忘れず、残りの自主隔離過ごしていきたいと思います。あとは実家楽しむ！

前回に引き続き長くなってしまいましたが読んでいただきありがとうございました！
ご質問等あればお気軽に聞いて下さい！

桶川裕矢