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全てが準備期間。

最近企て始めたのですが、6月22・23日に「大門キモノ祭り」というものをすることになりました。

もともとは、スタジオで七五三相談会をするはずだった日です。夏の閑散期に向けて、早めの撮影をしませんか、というやつ。だけど、どうしても違和感があって・・・

津市内の1学年はおよそ2,000人、七五三対象が3,5,7歳。単純計算で6,000人。そのうち半数が七五三の記念写真を撮るとすると、3,000人。そのうち本番の秋ではなく、早めの夏に撮影だけしておこう、安いなら、というご家族が1,000あるとする。

そこからうちを知ってくれているご家族が100組だったとして、うちで撮ろうと思ってもらっているご家族が、たまたまこの日に都合が合うご家族が、と考えていると、ものすごく弱気なアイウォンチュウになるわけです。

2月頃から計画していたのに、ずっとその違和感と戦っていました。

結果、七五三相談会は「大門キモノ祭り」と変化していき、その中で七五三のお話もできれば、と考えていたけど話がどんどん大きくなって、それどころじゃない感じになっちまった。

この大門キモノ祭り、というのが、今の自分にピタッとハマったようで、これの計画に奔走するのがとっても楽しい。あれこれやったり関わったりしてきたことが、意味があったんだな、と思わせてくれる。

・去年夏にやった「大門キモノ撮影」。今年はそれの進化版として、お祭りになった。

・大門商店街に7年ほど前に拠点を移し、最初は商店街組合に入ることさえ拒んでいたのに、だんだんその意味などを知る。商店街の人たちと積極的に交流を図り、よい関係性を築くことができている。

・商店街組合に入ることで、去年エリアプラットフォームの人たちが総会に説明に来られ、その存在を知り、後日エリアプラットフォームの賛助会員になる。

・エリアプラットフォームに入ることで、定例の会議は多いけど、行政の人、民間の人がこうやって動いてこういうものができているんだ、という構造を知る。

・地域活性化の勉強をしたいと、県のプログラムに参加し、OTONAMIEの福田ミキさん(PRで日本一の賞を取った方々)のPR講座を知り、PR=public relations を学ばせて頂く。最も響いた言葉は「PRを事業戦略に入れるべし」。

・撮影を通して地域のたくさんの方と話すことができ、無茶なお願いでもしやすかったり、聞いてもらえたり。


全てとんちんかんで気の赴くままに動いていたことが、今回の祭りを企てたとき、ストトトトーンと進んでいって(まあすでに下手くそな部分が続出しているけど)、そういうことかあ〜〜と関心しています。

仕事の能率も返って上がるんです、こういうとき。

思えば写真館に勤めだした24歳、無性に地域貢献、地域活性化に興味があって、当時大門商店街組合の理事長だった増田リョウコさんの元へ飛び込んでいったのでした。

あれから16年。今でも何かあるたびにリョウコさんの元へ教えを乞いにいったり情報をもらったりしています。

自分みたいな、地域愛だけはやたらある、あんまり賢くない人間が、もっと増えたらいい(ダメか?)。イベントを企画して賑わいを創出することで、そういう人に出会える可能性が高まるんじゃないか、と。

空き店舗を使いたいという人があらわれ、なにか企画をする人があらわれ、つながりがどんどん強く広がっていって。

賢くやりすぎず(できないだけですが)、不器用に、がむしゃらに、失敗を恐れず。


ヘッダー画像は大門商店街のペチカさん。
子供服の古着がかわいいのばっかりで、今度モデルを用意してサンプル撮影しようってなってます。

商店街、現理事長に話しにいったら、「私も着付けできるよ!手伝うよ!」と


自分たちのスタジオが2Fで、地下でライブハウスをやるイッコウたちも、共催でイベントを組み込んでくれることに。


そんな感じで今日も明日もやっていきまーす

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