見出し画像

【ポケカメモ杯3位】(200人規模大会) ハメ殺しダイナ解説note

1.ご挨拶

この度は本記事に興味を持っていただきありがとうございます。
エンジョイ勢最強&愛知県に本社を構える「たみぃ研究所」という場所でポケカをプレイしているYUYA(@yu0123421)と申します。
note自体はPJCSの耐久型三神ザシアンぶりの執筆になります。
久しぶり故に誤字脱字等、至らないところがあると思いますがご了承ください。
さて本題ですが、今回は2022/1/9-10に開催されたポケカメモ杯(チーム戦)に参加し3位という結果を出せました。
折角なのでその大会で自分が使用した「ハメ殺し型ダイナというデッキについて」と「このデッキに行き着くまでのプロセス」をお話しさせて頂こうと思います。
追記→2022/2/2実践編を執筆しました。
実践編記事

2.環境考察(ポケカメモ杯環境)

Cレギュレーションが無くなり多くのデッキタイプが消滅した時期です。
この消滅で大きく影響を与えたカードといえば特にリセットスタンプ等の捲り系汎用カードが消滅し、後半に強いデッキに向かい風な環境となりました。

スタンプってお餅みたい🐱

更に追い打ちをかける様にハイパーボールという展開速度と安定感を向上させる汎用カードの復活もあり、スピード&パワーといっても過言では無い環境を予想しました。

個人的にはサンムーンの絵が好き🖼

また上記に併せて「三神がいなくなった事」「V+VMAX環境だからこそサイドレース有利を取れる非V」が増加する事も考えられました。
その上で自分が予想した新環境TOPデッキの条件は以下です。
・前のめりなデッキ(新規・既存カード含む)
・非Vデッキ
・海外やPTCGOで流行っているデッキ
→具体的なデッキタイプとしては以下を予想しました。
・アルセウス+α(ファイヤー、白馬)
・ミュウVMAX
・非V主体のデッキ(フーパファイヤー、連撃テンタクル)

3.デッキ選択(ポケカメモ杯環境)


デッキ選択をするにあたって
①新環境TOPデッキの弱みを探す。
②①の回答を持つカード検討と、そのカードがノイズにならないデッキ選択
のプロセスで適切な選択を行えるよう心掛けました。
※最初に断っておきますと「そもそも新環境TOPデッキを使わないのか?」という疑問があると思いますが、今回の新環境TOPデッキは全て私が回したことが無いor新規であり、自分自身最新デッキや慣れないデッキをすぐに回せるだけの技術が無いという理由で選択しておりません。
よって「新環境TOPデッキ外で検討する」を前提条件に設定して進めております。

①新環境TOPデッキの弱みを探す

はじめに新環境TOPデッキの弱みを抽出しました。
・アルセウス系
 アルセウスの特性であるサーチ効果に依存している箇所がある。
 立ち上がりのエネルギー干渉に弱い。
・ミュウVMAX
 デッキの回転を特性に依存している。速度が落ちると著しく脆い。
・非V主体のデッキ
 デッキの回転を特性に依存している。

抽出した内容を見るとデッキの重要動作・回転率を特性に依存している割合が多いと感じました。
そしてデッキの重要動作や回転率の低下=やりたいことをやらせない=コンセプト崩壊と解釈して、これを環境TOPデッキ達の弱点としました。

②①の回答を持つカード検討と、そのカードがノイズにならないデッキの選択

①で抽出したTOPデッキの弱みが特性だった為、特性妨害のできるカードを抽出しました。
検討候補1 頂への雪原

寒そう、、、❄️

メリット:汎用スタジアムであり、採用できるデッキ範囲が広い。混沌のうねりがレギュ落ちした事で相対的に強化された。
デメリット:スタジアム故に張替えされたら効力を失う。ルールを持つポケモンにしか効果が働かない。

検討候補2 ガラルマタドガス

なんか可愛いよね?!愛着湧いまぅ

メリット :全ての特性に対して抑止力として働く。毒によるダメージ蓄積も期待できる。
デメリット:バトル場でしか効果を発揮しない。採用できるデッキが限定的になってしまう。

上記候補カードをメリット/デメリットに分割・言語化して効果確認を行ったところ、抽出された情報は以下の通りでした。
【単独での抑止力は少ないが、2つ以上の妨害が重なった時は実践レベルの効果を体感した】
これは例えば、頂の雪道+マリィやガラルマタドガス+マリィ等、要求条件が重複した場合にやっと妨害効果を体感したといったところでしょうか?
掛け合わせれなかった場合の特性妨害は穴が有りすぎて大会に持ち込めるレベルでは無いと感じました。
この時点でどちらの候補カードを使用するにしても上記候補カード+αの妨害ができるデッキ(条件1)と候補カードがノイズにならない(条件2)という高いハードルになってしまったのですが、そこで既製デッキであるドガスダイナに着目しました。
ポケモン・スタジアム・サポート・グッズほぼ全てに妨害のテイストを取り入れれる上、コンセプトがメインギミックの一部として機能しますし、デッキをタイトに組めば自由枠も捻出しやすいというデッキ性質は自分のコンセプトを詰め込むにはもってこいでした。
そしてドガスダイナを選択することにしました。

4.デッキリスト


以下リストをポケカメモ杯で使用しました。
環境初期ということも有り、コンセプト(妨害)を色濃く反映した形にしました。

ポケカメモ杯レシピ再掲

大会戦績
◎予選(BO1,スイスドロー)
結果2-2-1(ID)

ミュウ→後攻×
ミュウ→後攻○
フーパファイヤー(ガラルサンダー入り)→先行×
アルセウスバレット(エンテイ・スイクン・ザマゼンタ等)→先行○
ID
◎本選4-0(BO3,スイスドロー)
フーパヤミラミ→後攻○→後攻時間切れ引き分け△ マッチ○(1-1-0)
一撃ウーラオス→後攻○→後攻○ マッチ○(2-0)
ミュウ○→後攻×→先行○→後攻○ マッチ○(2-1)
ミュウ○→後攻×→先行○→後攻○ マッチ○(2-1)

ここまで読んで頂きありがとうございます!
以下より有料部分になります。
今回は有料部分の情報量が少ないので低額設定+プロモカード「たみぃの研究」(画像データ)を付録で添付させて頂きました。練習のプロキシにお使い下さい。(これなら大会前に差し替え忘れないよっ!!)
興味を持って頂けましたら是非ご購読ください。
また細かい各対面のゲームプランと最新版ハメ殺しダイナのリスト解説を次号で解説したいと思っております。
そちらの方も是非ご検討くださいませ。
【協賛及び各リンク】
・たみポケ(たみぃ研究所職員もよく参加する愛知県非公認大会)
・たみぃさん(たみぽけ主催者)
・メモリーコーポレーション様(たみポケ協賛店)
・BOOKOFF平針店様(たみポケ協賛店)
・ポケカメモ杯3位 悪アルセウス記事(たみ研の頭脳シャリンさん執筆)

ここから先は

2,882字 / 1画像

¥ 100