見出し画像

今、僕が大学生の早熟化について思うこと〜shouldではなくwantを〜

お久しぶりです、トヨキチです。久しぶりのnoteは「大学生の早熟化」について書きたいと思います。

今大学生単純にすごい説

僕自身、仕事で新卒採用なども行っているので、最近は大学生の方との交流も少しづつ増えてきました。大学生の話を聞くと自分が大学生の時と比べて、多くの学生さんのやっていることの規模やレベルの高さや個数などに素直に驚かされることが多いです。学生でそんなことしてるの!そんなにしてるの!と単純に「凄いね」と言うことがとても増えたように思います。彼らのやっていることの平均値が自分の学生の時より上がっているんじゃないかなと思います。

約10年前の力試しは「学生団体」

30歳の僕が大学生の頃は名古屋で「インターンシップ」というものはほとんどなく、今はtwitterなどでできる大人との関わりも昔は今よりもハードルが高く、僕みたいに「勝負したい!」「力試しがしたい」「学校だけではつまらない」という人の多くは学生団体に所属、もしくは設立などで自分の力試しや交流をすることがほとんどでした。僕が大学生の時はちょうど名古屋で学生団体設立ブームで、団体のリーダーだけ参加可能な交流会を開くと20人以上集まるくらい、学生団体がブームでした。その当時いわゆる意識高い系だった僕は「飲み会」「合コン」「カラオケ」などを全く面白いと感じることができず、イベントの企画や運営が面白くてたまらなくて毎日のように学生に会って、そしてMTGという言葉の話し合いをたくさんして毎週のように様々なイベントを行っていました。僕はこのイベントの企画・運営をやりたいと思いやり、遊びような気持ちで行っていました。

shouldではなくwantを!

ここからが本題ですが、最近の大学生の方を見ていると今やっていることが「本当にやりたいこと」なのかな?と疑問に思うことが多々あります。起業がしたい、長期のインターンシップをしたい!などなど本当にやりたくてたまらないのであれば良いのですが、何か社会や世の中、未来に対する不安から「今はこういうことをやっておいた方が良い、やるべき、他人がやっているからやらなきゃ」と無意識的に思ってしまっているんじゃないかなととても不安になりました。大学生という一番自由で自分の意思や思いで行動できる時間がたくさんあるのに、「やりたい」に蓋をして、「やらないといけない」ということを優先してその時間を有意義に使えていないんじゃないかなと感じます。「やりたいこと(want)」ではなく「すべきこと(should)」を優先しているんじゃないかなと。

大学生の何をやればいいですか?に答えるたった一つのこと

昔も今も大学生の方に「就活のために何やっておけばいいですか?」や「社会人になるまでに何をやっておけばいいですか?」という質問に僕は迷わず、ブレずこう答えています。
就活前までの期間の場合:
「自分がやりたいことをやりたいだけやるのがいいよ」
就活後から社会人になるまでの場合
「自分がやりたいことを全てやりきるのがいいよ」

僕は絶対に無責任に「遊べ」とは言いません。なぜなら大学生全員のやりたいことが「遊び」ではないからです。

最近は新卒の面接をたくさんやらせてもらっているので特に分かるようになりましたが、就活の質問の鉄板「学生時代に頑張ったこと」を本当に頑張って心からそう思っているか、もしくは就活のために作り出した「頑張ったこと」かは言葉に想いが乗っているかどうかで本当にすぐに分かります。だからこそ就活になった時にそんな体験(エピソード)がないことの方が恐ろしい。だから今はやりたいことをやりたいだけやって「頑張った」「無我夢中に取り組んだ」「これに学生時代を捧げた」と言えるものを作れるようになればいいんじゃないかな?と伝えます。

同時に、社会人になると多くの人は「やらなければいけない」ことに多くの時間を割くようになります。そしてお金はあるけど時間がないと言うようになります。時間がないと言うのは物理的な時間がないと言う状態も精神的なやりたいという気持ちに中々なれず、時間を無駄にしてしまうということも含みます。だからこそ仕事に集中できるように自分がやりたいことを全てやりきっておこう。したいことに逃げて、やるべきことから目をそむけなくてもよいように。と伝えます。

誰になんと言われようとやりたいならやれ!

自分の人生なので「自分」がやりたいと思ったらやるべきだと僕が思います。ここは自己中心的で良いと思います。僕は「学生時代はノーリスク、ハイリターンだよ。マリオで言うとスター状態なんだよ!」とよく言います。だから迷ったらやろう!今決められないと社会人になったらもっと複雑なことが絡むことが多いから決められないよと。そうするときっと自らの可能性を切り拓いていけると僕は信じています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?