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【ドナー休暇制定と生理の貧困問題への寄付を実施】コミューンステークホルダーサクセス8~10月期の取り組み

こんにちは。コミューンCEOの高田です。

このたびコミューンでは、ステークホルダーサクセスの一環として、
・ドナー休暇の制定
・"生理の貧困"問題への寄付
を行っています。

このnoteでは、なぜわたしたちが社会に対して資する活動に取り組むのか?そして今回解決に貢献しようと取り組んだ具体的な課題をあわせて紹介させてください。

なぜコミューンは社会をよくする活動に取り組むのか?

まず前提として、コミューンでは「グレートカンパニー」を目指すということを宣言しています。

これは、クライアントサクセス、エンプロイーサクセス、ステークホルダーサクセスの3つを高いレベルで鼎立することを目指す、ということです。

採用候補者の方にも公開されている情報で、コミューンに投資検討をいただく方にもお伝えしています。

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ゆえに、全社のOKRでもステークホルダーサクセスに取り組むことが明示的に掲げられており、8-10月のQでは2つ以上の取り組みを行うことと定められていました。

わたしたちが社会をよくする活動に取り組む理由は2つあります。

まずひとつ目に、そもそも「社会のあるべき姿の促進が社会の公器たる企業の役割だと思うから」です。

正直、「上場してから取り組むべきでは」とか「外部資金調達しているのにどうなんだ」とか思うこともありましたが、やらない理由っていつまで経っても無限に出てくるんです

もちろん株式会社ですし、しかも外部資金調達も行っているわけですから、株式価値の最大化、Exit機会の提供は重要です (し、ちゃんとやります)。

しかし、株式価値の最大化と社会のあるべき姿の促進はバッティングしませんし (バッティングしないビジネス / ビジネスモデルをちゃんと選べば)、両者を追い求めることができると考えています。

社員、投資家とも、コミューンのあり方に賛同してくれて本当にありがたいと思っています。

そして2つ目に、「社会をよりよくする活動に取り組むことが、エンプロイーサクセスやクライアントサクセスにも貢献する、正のスパイラルの構造がある」と考えているからです。

例えば今回行ったドナー休暇や生理の貧困問題解決のためのアクションに対して、社員からは「コミューンを誇りに思う」「自分ごとと考えたらとてもありがたい取り組みで、すばらしいと思う」「これまでこんな課題があるなんて知らなかった。気づかせてくれてありがたい。」「今度クライアントのXXさまにもお声がけしてみます!」など100%ポジティブな声をもらっています。

わたしは、親御さんやお子さん、大切な方に誇れる会社で働く、ということが、一層しごとをがんばる燃料になる、と考えています。

実際コミューンでは、家庭の事情などやむをえないものではない「後ろ向きな理由」による退職者はこれまでゼロ人です。

退職者がいないのがすごい、と言いたいわけではなく、社員が継続的にコミューンに熱量高くコミットしてくれるからこそ、お客様に対してもより一層高い価値を届けられると考えています。

つまり、社会をよりよくするための取り組みが、実は自社の収益最大化に貢献している、とわたしは確信しています。

下記noteに書いた「健康経営」の推進と似ています。従業員等への健康投資が、実は従業員の活力向上や生産性向上に貢献し、結果的に業績向上や株価向上につながる、という論を支持するデータがいくつもあるんですよね。

今回行ったこと①:ドナー休暇

今回行ったことをかんたんに紹介させてください。ご興味ある方は自社でも / ご自身でも取り組みをしていただければと思います。

まず一点目がドナー休暇です。

骨髄バンクなど、ドナーの募集をされている広告を見たことがある方はたくさんいらっしゃると思います。

広告効果もあり、ドナーの登録者数自体をしっかり伸ばしていくことはできてきているようです。 (ただし、登録者の高齢化が進んでいるので、20-30代の登録が課題です)

他方でもう一つ、ドナーによる医療貢献を妨げているものがあります。

それは、ドナーとして実際に協力するときには、合計10日ほど休暇を取らなければならないことです。

事前検診、採血、入院、事後の検診...

"ドナーはあなたの限られた有給休暇でやってね"だと、例えば休暇日数の観点で現実的に不可能だったり、あるいは仕事の引き継ぎなどで職場の理解を得ることができるのか?と不安になり、だれかの役に立ちたい、という気軽な気持ちではドナーができない実情があります。

そこでコミューンでは、ドナーとして医療貢献をする際には、その事前事後の検診や入院期間など、有給休暇とは別に休暇を取れるようにしました。

今回行ったこと②:生理の貧困問題解決のためのREDBOXへの寄付

日本にも経済的理由、家庭環境、家族の無理解、羞恥心などにより生理用品を買えない女性がいます。

そもそも生理用品は軽減税率対象外で10%の税がかかっていて、それがなくともランニングコストはばかになりません。

特に学生においてはより深刻で、5人に1人が生理用品の入手に苦労しているんです。

知ってましたか? (特に男性のあなた)

正直わたしは、聞いたことあるかもくらいで、感度が高くありませんでした。

しかし、あるメンバーから問題提起をいただき、その課題の大きさや根深さを知り、会社としてアクションをとることを決めました。

コミューンでは取締役 / 社員から寄付を募り、それと同額を会社としても寄付するアクションを取っています (現在取りまとめ中です)

寄付先はレッドボックスジャパンというところを想定しています。学校に無料の生理用品を詰めたボックスを提供している公共団体です。

次Q以降も。

次Q以降もコミューンではOKRにステークホルダーサクセスが含まれます。事業数値同様、毎Qごとに目標が上がっていくので、しっかり達成できるように更に取り組んでいきます。

クライアントサクセス、エンプロイーサクセス、ステークホルダーサクセスの3つをすべて更に高いレベルで実現し、誰に対しても誇れる会社づくりをするためには、まだまだ仲間が足りません...。少しでもご興味ある方、ぜひカジュアル面談から気軽に話しましょう。


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