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アルゼンチンタンゴ留学・準備編①「お金」|初めてのブエノスアイレスひとり旅

アルゼンチンのお金事情

ということで、ブエノスアイレスへ旅立つことになった私ですが、生活するためにまず必要になるのはやはり「お金」です。
アルゼンチンのお金事情が全く分からなかったので、アルゼンチン留学経験のある皆さまから現地の情報を色々と教えてもらいました。

結論から言うと、アルゼンチンはカードではなく現金第一。
しかも、米ドルからちょこちょこ「カンビオおじさん」のところで換金するのがベストということです。

カードは不要?

まず、なぜカードが良くないのかということですが、
・カードは手数料が高い(30%とか)
・カードより現金の方がレートが良い
・現金だとカードに比べてディスカウントされることもある。
ということで、みなさん基本的には現金使いが主になるそうです。

だって、手数料30%ということは、1万円の物を買ったら手数料でプラス3千円かかるということですもんね…それはちょっと厳しい。

あと、大統領が変わってカードの手数料が無くなったと言う話もありますが、すぐにガラッと習慣を変えるのは難しいんじゃないかな…と思っています。
もちろんカードが使えないわけではないので、本当に現金が無くて困った時のために持っていた方が安心かもしれませんね。

換金するならカンビオおじさん

現地で利用するアルゼンチンペソへ換金する方法についてはいろいろな手段があるのですが、
・現地で日本円からアルゼンチンペソへ換金→これは基本的には難しい&手数料が高いので辞めた方が良い。しかも、街中の換金所に1人で入ること自体、危険が伴う。複数人で行くか、どうしても1人で行くなら本当に安全な場所を探す。
・ATMキャッシング→引き出し限度額が低い&手数料が高いのでこれも良くない。ではどうすれば良いのか…ということで、そう!ここでカンビオおじさんの登場です。

カンビオおじさんとは、「カンビオー・カンビオー」と言いながら街中(フロリダ通り)をさまよっているおじさんです。
…と聞くと変なおじさんなのですが、「カンビオ」とは「交換」という意味で、ここで両替できるよということを教えてくれている優しい方なのですね。
それを知らないで遭遇したら、「ヤバい、あのおじさんに近づいちゃダメなやつだ…!」となってしまいそうなので、先に知っておいて良かったです。

さてこのカンビオおじさん、おじさんごとにレートが違います。
必ずその日の「ブルーレート」を確認してから(アルゼンチンはレートが2つある)、おじさんにレートがいくらかを確認します。
そうするとレートを教えてくれるので、教えてくれたレートが「ブルーレート」から大幅にズレていないようであればそのおじさんのところで換金します。
中には悪いカンビオおじさんもいて、旅行者だと思ってブルーレートよりも悪いレートを提示してくることもあるそうです。
聞くだけならばタダなので、みなさんも良いカンビオおじさんを見つけて換金しましょう。

◆ブルーレート確認サイト|LA NACION

米ドル100円札の新札がマスト

いよいよ換金ですが、換金時には米100ドル札がベターです。
しかも新札ならばベストです。
新札の100ドル札でないとレートが悪くなったり、最悪換金自体を拒否されることもあるそうなのです。
必ず日本で新札を用意していきましょう。

今回の換金レートは150.73でした。
90,000円=600ドルくらい。

ということで、まとめると、

①日本で新札の米100ドル札を準備
②良いカンビオおじさんを探す
③アルゼンチンペソに換金
と言う流れが一番良いということでした。

とにかく米100ドル札を持っていくことを忘れずに!ですね。

札束をまとめよう

換金したアルゼンチンペソですが、インフレの影響で1枚の100ドル札がすごい札束になって返ってくるそうです。
この札束を管理する方法も教えてもらいましたのでご紹介。

①お札(1,000ペソ)を10枚ずつ束にして、2つ折りにして、輪ゴムでまとめる。
②それを10束集めて更に輪ゴムで止め、10枚×10束でまとめる。

そうすると1,000ペソ×10枚×10束=10万ペソになるので、会計時などに支払いが楽に。

どちらにせよ札束が多くなってしまうので、小物入れやジップロックのような物で保管する方が良いそうです。
アルゼンチンでは普通の財布は使えないのでしょうか…アルゼンチンの財布屋さんに聞いてみたいですね。

などと言っているところに新情報。

「アルゼンチン中央銀行は7日、最も高額となる1万ペソの紙幣を発行した」(2024年5月7日/ロイター通信)


1,000ペソの次に2,000ペソを発行してインフレに対応していたアルゼンチンですが、約3ヶ月前に10,000ペソを発行したとのことでした。
ただ、価値としては10,000ペソで10ドル程なので、どちらにせよたくさんのお札を持つことには変わりなさそうですね。


さてさて、改めてのお知らせですが、ここまでの情報は皆さまからのアドバイスなどを元に自分なりにまとめているものであり、実際に体験したことではありませんのでご注意ください。
これから現地に行って色々と経験して、また改めて検証結果の記事を書いていきたいと思います。

また、もし現時点で間違いなどありましたらぜひご指摘いただければ嬉しいです。
皆さまどうぞよろしくお願い致します。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは次回、準備編②「治安」にてお会いしましょう。

Nos vemos!!

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