炎ミュウミュウのすすめ
はじめに
今回は自粛前に行った身内でのBO3の対戦会で使用した炎ミュウミュウが良い成績を残したのでそれをもとに改良した炎ミュウミュウの採用カードの解説をしていこうと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
デッキ作成の理由
〜対戦会の環境〜
対戦会は反逆クラッシュが発売された直後に、行われました。
反逆クラッシュ環境で使用率の高いデッキは以下のデッキであると考えました。
ピカゼク、三神ザシアン、ドラパルトVを主体とするデッキ
上記の3つはメタが回っており上記3つに勝つためには有利を取れる別のデッキを検討する必要があると考えました。
ピカゼク、三神ザシアンに有利なデッキ案として1番最初に思いついたのは炎ミュウミュウです。前環境では超ミュウに不利を取ることから環境から姿を消しました。
しかし、反逆クラッシュで登場したドラパルトVに超ミュウが不利を取る事により使用率が落ちると判断、ドラパルトVに対して有利に試合を進められるように炎ミュウミュウを作成すればこの環境を戦っていけると判断しデッキを作成しました。
〜ドラパルトに有利を取るために〜
ドラパルトV MAX対面を有利にするために以下の対策をしました。
・弱点を消す
・回復を沢山する
・エネルギー破壊をしてテンポを遅らせる
です。
弱点を消す手段としてウィークガードエネルギー、ジラーチGXの2つが有ります。
両方ともサーチ可能なカードですが、このデッキは溶接工を打ち続けたいデッキなのでサポートサーチのウィークガードエネルギーよりグッズサーチのジラーチGXを選びました。
エネルギー破壊に関してですがドラパルトが発表された際にはカラマネロ型が多いと思っていましたが、銀座での大会においてジラーチやデデンネを使ってデッキを回すタイプの登場によりミラーに置いてカラマネロを採用しているとミラーに不利になるのでカラマネロ型が減ると思いデデンネジラーチ型に対してエネルギー破壊でテンポを取ろうと思いガオガエンGXを採用しました。
上記を踏まえ作成したのが以下のリストです。
採用カード解説
・ポケモン19枚
・ミュウツー&ミュウGX:3枚
このデッキのメインアタッカー。
1試合に使える最大枚数は2枚なので、サイド落ち考慮の3枚。
・レシラム&リザードンGX:1枚
採用率が高いGX、VポケモンをGX技を使用することなく倒すために採用。
・メガミミロップ&プリンGX:1枚
GXポケモンが多く並ぶデッキ(ピカゼク)に対して溶接工+手貼りでピカゼク、ライライを一撃で倒すために採用。
・リザードンGX:2枚
4エネ300点で三神やお札やホラー超を絡めてドラパルドV MAXなど倒すために採用。
環境的に必ず1試合で使うのでサイド落ち考慮の2枚。
・ソルガレオGX:1枚
後攻1ターン目溶接工→ターボストライクで後続を育て試合を有利に進めるために採用。
・マグカルゴGX:1枚
GX技以外での高火力が出るので採用。
基本的にGX技を使用した後に使うことが多い。
・ガオガエンGX:1枚
ドラパ対面で有利に戦うために採用したカードの1つ。
相手のホラー超を剥がしながら戦うことで試合を有利に進めます。
条件がありますが、溶接工+手貼りで高火力が出せるのも優秀だと考えました。
・ヒードランGX:1枚
三神対面で先行2ターン目に前の三神を倒した後出てきたザシアンをヒードランで弱点を突きながら倒すために採用。
・デデンネGX:3枚
このデッキは溶接工を毎ターン打ちたいデッキなので溶接工を探すためにデッキを回す札として採用。
・ジラーチGX:1枚
ドラパ対面で有利に戦うために採用したカードの1つ。弱点を消すことで有利に戦うために採用。
・ワタシラガV:3枚
こ毎ターン撃ち溶接工を安定して打てるようにするために採用。
・ソーナンス:1枚
カプ・コケコ♢を止めるために採用。
ピカゼクに対してはミミプリで有利は取れていますが、ゼラオラパルスワンに対してこれがないと少し厳しいと思います。
・グッズ17枚
・クイックボール:4枚
技マシンを切りつつデデンネに触ったりワタシラガに触ったりとどの場面で使っても強いカードなので採用。
・プレシャスボール:4枚
アタッカーのミュウミュウや技マシンも全てGXなので採用しました。
・スーパーボール:4枚
クイック、プレシャスだけではサーチが足りないと判断し、採用。
ポケモン通信だとこのデッキの性質に合わないためこちらを採用。
・風船:3枚
逃げエネ0のポケモンをボードに作っておきたいのでポケモン入れ替えよりこちらの方が強いと判断。
・呪いのお札:1枚
リザードンGXのGX技と絡めてHP300以上のポケモンを倒すために採用。
・ぼうけんのカバン:1枚
ポケモンの道具をサーチするために採用。
サポート:8枚
・溶接工:4枚
このデッキのドロソ兼エネ加速カード。
これが無いと始まらない。
・マオ&スイレン:2枚
ドラパ対面で回復を挟むことで有利に試合を進めることができると判断。
ドラパ対面では必ず一回は使用したいのでサイド落ち考慮の2枚。
・ボスの司令:2枚
デッキの性質上、溶接工を打ち続けたいデッキなので終盤に使うカードです。トラッシュにあればワタシラガから拾ってくることができるのでサイド落ち考慮の2枚。
・スタジアム:4枚
・巨大なカマド:4枚
ハンドのGXポケモンを切りつつ溶接工に必要な炎エネルギーを加えるために採用。
・エネルギー:12枚
・ホラー超エネルギー:2枚
V MAXをリザードンGXのGX技圏内に入れるための打点調整に使うために採用。
これ以上入れると溶接工で貼る炎エネが減り安定性がなくなってしまうのでこの枚数。
・基本炎エネルギー:10枚
炎の結晶が入っていないので切りすぎに注意。
ホラー超を採用したことによりエネルギーマネージメントが少し難しくなった気がします。
・不採用札
ここでは今回採用しなかったカードについて触れておきます。
・アーゴヨンGX(スティンガーGX)
GX技でサイドを3枚にし次ターンでTAG TEAM、V MAXを倒せば勝ちと言うルートを取れるようになりますが、使用シーンが限られすぎているため不採用。
・アーゴヨンGX(ウルトラへんかん)
ベンチ狙撃は強力ですが、超エネの枚数が2枚と限られているため仕事量が少ないと判断。
・エーフィ&デオキシスGX
進化デッキの進化元をまとめて倒せるのが強いですが、環境に進化デッキがいないこととカキが落ちた今ではエネルギーを大量に貼るのに時間がかかると判断し採用しませんでした。
・キュウコンV
このnoteを書いている最中にはるさんが出されたnoteを見て驚きました。ヒードランよりもみれる範囲が多く、逃げエネもヒードランより軽いので優秀です。
次にデッキを作る際は採用しようと考えています。
立ち回り
・ドラパルト
GX技+溶岩流で相手のドラパルトV MAXを倒してサイド6枚を取り切ります。
お札やホラー超エネルギーの絡め手を用いてリザードンのGX技で倒すかダメージを受けた返しにガオガエンのGX技で倒すのが1番楽なパターンです。
またお札をしっかり使って2体目を溶岩流6枚圏内にいることもポイントです。
・ピカゼク
ミミプリ、ソーナンスを採用しているのでとても有利に戦えます。
1ターン目にソーナンスをベンチに出すことでコケコ♢の特性を止め相手側がテンポロスしているところをジャンピングバルーンで攻めにいきましょう。
・三神ザシアン
このマッチは三神にいかにアルティメットレイを打たせないかが勝負になります。
先行が取れれば2ターン目にフレアドライブGXで前を倒し次ターンにヒードランで後ろのザシアンを倒すルートを狙います。
後攻が取れれば後1溶接工ターボストライクで後続を育てつつオルタージェネシスの返しに前を倒しそのままゲームエンドまで走りきると言ったプランを目指します。
終わりに
炎ミュウミュウはこれが完成形と言うわけではありません。まだまだ環境に合わせて進化するデッキだと考えています。
このnoteを読んで気に入っていただけましたら一度炎ミュウミュウを使ってあげくだされば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
質問があれば僕のTwitter(@Yuyapoke252)までご連絡いただけましたらお答えしましたす。
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