見出し画像

和傘のこと/和紙が揉まれる


和日傘の張り作業

毎月開催している和傘の制作実演。
今日は、和日傘の張り作業を実演していただきました。

さて当園では、和傘の体験コーナーがあり実際に和傘を差していただくことができます。しかし和傘は閉じたり開いたりを繰り返すと、どうしても和紙が折れて、その折れ目から破れてしまいます。
特に、和傘の真ん中やや上あたり、小骨と親骨のあたりは和傘を閉じた時に和紙が揉まれ(小骨と親骨に和紙が挟まれる)横方向に折れ目がつき、非常に破れやすい。

横に入った折れ目から破れてしまった和傘

この部分の和紙の強度を高められたら・・・
という話のなかで、昔から破れやすかったから蛇の目というデザインができたのかな?と和傘職人さんと話していました。あくまで推論。
この破れやすい部分がちょうど、蛇の目傘の白い輪の部分なのです。
さて、真実はいかに。ご存じの方いましたら、教えてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?