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おいらも地球温暖化に加担しているかも知れない〜*落書きnote

 読んでいただくご縁を得たあなたに敬意を表します。

 早いものでもう立春(二月四日)。「出稽古の帰りの二月礼者かな」(五所平之助)である。
 コロナさん、しぶといね、しつこいよ。
 このところのマスコミ報道は、地球上の色んなところで寒波、豪雨、地震、火山爆発など異常な災害多発を報じている。
 ニュースをつないでいくと、これまでと違う災いが地球温暖化を招いているようにみえる。人類が、つまり我々一人一人が青い地球を壊しているのではないか。そう思ってしまう。

 いったい温暖化とは何か。それは46億年の時空を経て、今そこにある危機―。

 地球温暖化は二酸化炭素・メタン・亜鉛化窒素など「温室効果ガス」濃度が増加し、地球の表面温度が上昇することだ、と。
 地球の表面温度が上昇すれば、海面上昇で領土水没▽豪雨・干ばつ、異常気象の増加▽生態系破壊、遺伝子減少▽森林伐採、異常気象で砂漠化▽水資源枯渇で水不足▽感染症発生の増加▽気温上昇による穀物生産の低下で食糧不足▽消費エネルギーの増加でエネルギー不足を呼ぶ—と、専門家が指摘する。

 チリアクタのようなおいらでも、無自覚な勝手放題で、地球温暖化の一人と責任は免れまい。つまり自然破壊=地球温暖化に加担している?
 ならば、おいらに何ができる?
 せいぜい、エアコンの使用控えめ▽公共交通機関の利用▽冷房は一度高く、暖房は一度低く▽風呂の残り湯活用▽炊飯ジャーの保温ストップ▽買い物袋持参▽テレビ視聴時間減—ぐらいなものだろう。
 微々たるものだ。しないよりはましだと思っているが、忘れがち。

 でもなんだね、コロナだって地球温暖化と無関係ではあるまいと、おいらは勘ぐっちまう。
 いずれにしたって、子々孫々のことを思えば政府や企業は、少なくとも若者の不安を解消する明確なメッセージを出すべきではないだろうか。
 もう間に合うか、合わないか、ギリギリのところへ来ているような気がする。

 さて、あすは晴れるのか?曇るのか?

 *俳句巡礼 飛火野に雲の輝く二月かな(朝妻 力)

 二月。春の季語。四日の立春から立夏(五月五日)の前日までが春。表掲句の「飛火野」は奈良公園にある。まだ「早春」「春浅し」だが、春を思わせる雲が輝いている。
 【朝妻力=あさつま・りき】新潟県生まれ、澤木欣一、細見綾子、皆川盤水に師事、「風」「半夜」「」「春耕」、「俳句通信」創刊、改組し「雲の峰」主宰、1946年(昭和21年)〜。
 【俳句手控え】旧暦は一年の始まりが立春からとされていた。節分、八十八夜など季節の節目に当たる行事は立春を起点として定められている。梅が咲き始め、春の兆しが見られる季節。
 二月四日は二十四節気の立秋。七十二候で立春〜八日頃までは「東風解凍=はるかぜこおりをとく」で春風が氷を解かし始める頃とされる。

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