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初めて名画座に行ってみた

皆さんは名画座というものをご存知でしょうか?
名画座とは、旧作映画を主に上映している映画館のことです。
最近名画座の存在を知り、興味を持ったので行ってみました。

今回行った名画座は池袋にある新文芸坐という名画座です。


今回観た作品

新文芸坐では2本立て上映という、2つの映画を1セットとして上映する形式があります。(※2本の内1本だけ観るというのも出来るっぽいです)

大人料金は2本セットで1700円でした。
普通の新作映画1本の値段ぐらいで2本観れるので少し得した気分になりました。

『ディナーラッシュ』と『ボイリング・ポイント/沸騰』を観ました。
2本上映の映画の場合、「○○監督特集」やら「80年代名作集」などなど特定のテーマを設けて2本上映しているみたいですが、今回観た2本のテーマは、「厨房はスリリング! 思惑と事件が交錯する夜」というものでした。

厨房系の映画の大ファンだと思われそうですが、『ディナーラッシュ』はSNS上で面白かったという投稿を見て興味があったのと、『ボイリング・ポイント/沸騰』は以前会社の同期におすすめされていた映画という、個人的に激アツ2本の上映だったのでこれらを観ることに決めました。


行く前に

チケットは劇場に行って直接購入することが出来ますが、今回は新文芸坐のホームページから購入しました。
2本上映のチケットを購入する際は2本分の座席を予約することになるので少し手順が増えますが、その部分は丁寧にホームページに説明があるので簡単に購入することが出来ました。

5日前ぐらいに予約をしましたが、想像よりも席が埋まっている時間もあったので席にこだわりがある人はなる早で予約した方が良いかもしれません。
ちなみに今回行った新文芸坐では上映1週間前から予約が出来るそうです。


行ってみた

池袋駅東口から徒歩5分ぐらいで新文芸坐に辿り着きました。
最近リニューアルしたとのことなので、内装はとても綺麗でした。
名画座って響き的に年季の入った内装だと思っていたので思わぬところでポイントが上がりました。

また、トイレもとても綺麗でした。
トイレが綺麗な場所ってポイント高いですよね。


劇場に入る時はホームページでチケットを買った際にメールでQRコードが送られてくるので、そのコードを入り口にいる受付の人に見せると入ることが出来ました。

新文芸坐では300円でコールドドリンクかホットドリンクのどちらかのドリンクバーを選んで使用することが出来ます。
映画館でドリンクバーに出会うのは初めてでしたが、普通の映画館とは異なり2本立てやオールナイト上映という滞在時間が長い名画座だからこそのシステムだと感じ、しっかりとコールドドリンクのドリンクバーを使いました。

ドリンクのラインナップはコーラとかメロンソーダがあるどこにでもあるようなもので、せっかくなので1本目と2本目は味変して楽しみました。

普通の映画と同様に映画が始まる前に予告編が流れていましたが、新作の予告ではなく今後新文芸坐で上映がされる映画の予告が流れており、それも名画座ならではだと感じました。

また、予告が終わった後に映画泥棒が流れなかったのも新鮮でした。


行ってみた感想

劇場入ってから驚きましたが、想像以上に多くの人が席に座っていました。
全然これより入ってない新作映画の劇場なんてザラにあるだろうなと思うぐらいで、映画好きな人って沢山いるんだと感じました。

当たり前ですが大きな画面、大きな音で観る映画はやはり迫力があるなと感じました。
旧作を観るにはホームシアターがあるような富豪以外は家のテレビやプロジェクター等の設備で観ることになると思いますが、当然そんな設備よりも映画を見る環境として断然良かったです。

また、家だと映画の途中でスマホ少し触っちゃったりとか、合間に家事やっちゃったりとかしてあまり集中出来ていないこともありますが、映画館で観ると終始集中して観ることが出来ました。
映画と向き合う環境としても名画座は良い場所だと感じました。

今回初めて行ってみましたが、また自分が気になる作品をやる時に行きたいなと思いました。
それに名画座行ってる人ってお洒落な感じするし。
シティーボーイの仲間入りですわ。

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