![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107144345/rectangle_large_type_2_902cbc1a722dc555e09fb064b82d64a5.jpeg?width=800)
モーニングの流儀
休みの日を有意義に過ごす秘訣は、早起きして、モーニングに行くことです。
![](https://assets.st-note.com/img/1685674961229-f0UJi9D9h8.jpg?width=800)
上写真はコメダのモーニングを満喫したあとの一枚ですが、おわかりでしょうか?
わかりにくいカットなので、もう少しわかりやすく撮りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1685675053991-rxKgo74uAu.jpg?width=800)
コメダをはじめ、モーニングの基本はパンにゆで卵かなと思うのですがどうでしょうか。
そう頻繁にモーニングを食べる習慣は無いのですが、殻付きのゆで卵をどう剝くかは自分なりの流儀というものがあり、これはもはや習慣化されていると言ってもいいと思っています。
ゆで卵の殻を綺麗に剝くことについては、一家言ある方もいるかと思います。
茹でる前の下準備であったり、卵の処理、剥く際の工夫だったり。
自分のやり方は剝く際の工夫にあり、流派的(?)には水を流しながら剝くとやりやすいよ派の流水派の派生となります。
ここで理解をしなければならないのは卵の構造です。
卵は中心から、黄身、白身、うす皮、殻という4層構造となっており、このうち可食部は黄身と白身であり、如何に綺麗にうす皮と殻を剥くかというのが重要となります。
流水派の場合はことキッチン環境下においては問題ないものの、こういった流水無き飲食店においては力を発揮できません。
下準備派の場合も調理の一切をお店側に委ねる都合上、これも無力です。
眼鏡屋流は基本、こういった場合でも問題なく、綺麗に剝けます。
ここでキーアイテムとなるのがこれです。
![](https://assets.st-note.com/img/1685675956137-hkGdPcIbsc.jpg?width=800)
まず手始めに、卵の殻の先端と底部をスプーンの腹でヒビを入れます。
ついで先端部と底部の殻を一部とり除きますが、ここでうす皮も破っておきます。(眼鏡屋はうす皮と殻を千切るように処理します)
あとは地道な作業で、ひたすらスプーンで卵全体にヒビが入るよう叩いていきます。
この際、ヒビは細ければ細かいほど仕上がりがよいです。
卵全体がヘニョっとなったら仕上げです。
先端部のうす皮を破っておいた側から息を吹き込むと、空気が底部から抜けていきます。
あとは先端部から底部にかけて少しずつ殻をうす皮ごと除いていくと、ツルッと殻を脱がせることができます。
綺麗に剝けた殻は、形を整えるとあたかもまだそこにゆで卵があるかのように皿に鎮座します。
片付ける店員さんを驚かせましょう。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
専門的なことは分かりませんが、白身とうす皮は接着というよりは密着しているがゆえの剥がしにくさで、うす皮と殻は弱いなりにも接合しているというような認識です。
そのため白身とうす皮の間にはものが介在することが可能であり、流水派はこれを利用して白身とうす皮の間に水を介在させて、うす皮+殻をうまく剝いているというわけです。(細かな殻も流せて合理的でもあります)
眼鏡屋流は水の代わりに空気を白身とうす皮の間に介在させることによって殻を剝きやすくしているというわけです。
綺麗に剝ける分、やや手間がかかるやり方ですが、のんびり過ごすモーニング、こんなルーチンがあっても良いではないかと思います。
ただ最後に一つ、ゆで卵が半熟の場合、息を吹き込んだ圧で卵が爆発することがあるため、十分ご注意してください。(経験済み)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?