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家から世界まで作っていた頃の話

この数日間、非常に悩み、試行錯誤し、何度も諦めようとし、それでも答えにたどり着いた下らない話を時間あったら聞いていって下さい。

物語を紡ぐ人って凄いなぁと思います。
小説だったり、漫画だったり、絵だったり。

そこに一つの世界が生まれるわけですから、とてつもなく凄い事だと思います。

でも人ってみんな大小その力を持っていて、もしかしたら今これを読まれている“創作とは無縁だわ”って方も、ただその力に埃がかぶっているだけかもしれません。

かつての私達は傘を伝説の剣として振るい、草花の冠を黄金のティアラとして着飾っていたはずです。

稚拙ながらも無限の涌き出る想像力。
確かにそれを持っていたはずです。

道路の白線以外は、崖だったり、溶岩だったり、ヒト喰いザメの泳ぐ海だったり。

なんでも世界を創れたし、なんでもなりきれました。

怪獣ごっこ、おままごと、人形遊び。
大人になって色々学んで成長しても、これらを子供の時以上に演じれるかといえば、なかなか難しい。

今、私達は相手を圧倒するかめはめ波をうてないでしょう。

そういった意味ではかつての自分も、レゴブロックの人形じゃないパーツを、1つのキャラクターとして捉え、様々なマシンと激戦するストーリーを紡いだものです。

ほんと、なんであのパーツをそう捉えたのかなぁ。

あのパーツで。

あのパーツで。

この気持ちをちょっと共感して欲しいがために、“あのパーツ”探しを始めたことが今回の話のキモ、下らない部分となります。

さぁ始めましょうか。

レゴブロックには基本のブロックから他にも様々なパーツがあります。

よく見るものから特定のセットにしかないものまでもの凄い数のパーツがあるわけです。

まずは軽いジャブ、Google先生に聞いて見ました。

『レゴ 特殊パーツ』

これで出てくるのはレゴのパーツをバラで販売するサイトの数々。

↑でも全部ではなく、さらにこの項目内でも細分化されるため、めちゃめちゃ量があるわけです。

一応ありそうな雰囲気の項目は片っ端から見ましたが、見当たらず。

情報が少なすぎます。

魚を調べるときに
『魚 変わったやつ』
と調べるようなもんです。

今改めて思い出すと、自分の好きなシリーズは宇宙ものが多かったはず。

これは大きな手がかり。

『レゴ 宇宙シリーズ』 で画像検索。

自分の記憶にある商品情報を片っ端から拾いあげます。

“あのパーツ”が写っているか。

残念ながら当時の記憶を懐かしみこそすれ、答えにはたどり着けませんでした。

自分の知っている“あのパーツ”の形状、情報は
・黒色
・底面は1×2マス
・前後の区別あり
・凸部は3つ、凸部は底面の2つと後ろの1つ

さすがに検索だけでは無理か。。。。。

と、諦めていた絶望の中、一条の光が射し込みました。

LEGOパーツを探せるデータベース

6634パーツと、3452セット用の設計図を検索・閲覧できる、充実したLEGOデータベースをご紹介。

これはもしかしたら?

さっそく上記のサイトからデータベースに飛びます。

全部英語ですが、レゴで培われた想像力をもってすれば言語の壁はありません。

リストをチェックします。

まずは自分が持っていたセットの型番を打ち込んでいきます。

無い。無い。無い。

記憶が一部誤っている可能性があります。

持っていた飛び思っているセット周辺のセット荷物範囲を伸ばします。

無い。無い。無い。

有った!!!!!!

画像では白ですが、ちゃんと黒もありました。
これが眼鏡屋の探していた“あのパーツ”です。

しかもちゃんと名称があったようです。
'Space Control Panel'洒落た名前してんなぁ!

なぜこのパーツに感情移入していたのか?
パッケージイラストで判明しました。

このロボットの胴体部が“あのパーツ”です。

元々の使用用途がロボットであったため、感情移入しやすかったのかなぁ。

今の眼鏡屋には“思い出ある変なパーツ”にしか思えません。

とりあえず当初のゴールには自信を持ってたどり着けたといえます。

まぁ問題はこのセットには1つしかないのに、眼鏡屋の手持ちは3つで、3体編成で数々の死闘をくぐり抜けたという史実があるんですけどね。

・・どこで増えた?

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