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【雑記】転勤族、家を探す。

明けましておめでとうございます。ゆうやです。
特に為にもならない記事ばかり書いておりますが、今後とも宜しくお願いいたします。
そんな訳で新年早々、超個人的な家庭の話をします。

家探し、始めました。

当方、子供二人の転勤族。
ここ数か月ほど前から、家を探し始めています。
マイホームの方です、資金運用とかではありません。
とんでもない高額な買い物の為、生まれたての小鹿みたいにプルプルしながら探しています。

以下は、ごくごく庶民的なマイホーム探しの感覚を、とんでもなくバカ正直に記載していきますので、リアルな感覚に興味がある方は参考に読んでいただけると幸いです。

なぜ、家を探し始めたのか。

話すと少し長いのですが、割と大したことない理由なんですが2つほどあります。
1つは「なんか他の人も買ってるから」
もう1つは「家族のメンタル面を考慮して」
というものです。

(1)周りの人が次々に家を買っていく焦り

ここ4~5年(2015年ぐらい)から吃驚するぐらい身の回りが家を買っていきました。
単純に計算しても10人以上。
「そういう年齢なんじゃないの?」と思うも、年齢層は29~42歳とバラバラ。共稼ぎ、転勤族、地元就職もバラバラ。
理由を聞くと「子供が生まれたから」「社員寮が潰れるし賃貸も面倒なので」「勝手に夫が契約してた(?!)」など様々。
『明日、物見遊山で住宅展示場を冷やかしにいってきま~す☆彡』とかFacebookに書いてた人がですよ、翌月には『家買いました~☆彡』とか書いちゃう訳です。

住宅展示場には魔物でも住んでいるのか?!

この時「家は40過ぎてから~」などと何も考えずにのんびり構えていた自分は、ちょっと焦るわけです。
『よそはよそ!うちはうち!』って話なのですが、やっぱり焦るんですよ。
だって周囲が「住宅ローンが~」「フラット35が~」「金利が~」とか何か難しい話をしていて、全然ついていけないんです。
小難しい話で盛り上がっているのに「住宅金利?変動?固定?」となっていると、やっぱりカッコ悪いなあとか考えてしまって、
そんな訳で最初は「知識ぐらいは身に着けよう(話し分かるようになるし、後々便利だし)キリッ」ぐらいの感覚でマイホームについて調べ始めました。

しかし、住宅ローンや借入額、返済金利などの単語を調べていると、どうしても頭にひっかかる感覚があるんですね。

――なぜ、家を買うんだろう。

↑↑↑これ。

バカ正直に悩んでいた私は、マイホーム購入のサイトを見るたびに、あちこちに「なんで家を買ったの」と聞いて回っていました。
しかし、誰に聞いてもびみょ~に雲に巻いたような返事が返ってくるんですよ。「まあ。うん」「やっぱり…」「そういうもんだよ」みたいな単語です。
友人達のあまりの歯切れの悪さに、私は子供の頃エロい単語を知らずに大人たちに聞いて回った時の、あの、何とも言えないいたたまれなさを感じて「これは聞いてはいけない質問なんだな」と思いました。

それで、夫にも聞いてみた訳です。

( ´・ω・)「ねえねえ、マイホーム欲しい人?」

驚いた顔してたなあ。

夫は最初「え?」という顔をしていましたが、その後真剣に考えてくれまして。「いずれ一人前になったらマイホームを持つものだと何となく思っていた」と素直な返事をくれました。
正直な夫を持って、私は大変嬉しい。
正直ついでに私もたたみかけます。

( ´・ω・)「今は賃貸だけで一生を繋ぐ人もいるし、我が家は転勤族だし、一生賃貸という考え方はどう思う?」

(°Д° )

もう、なんか、本当にメンドクセエ(°Д° )って顔をされました。
しかしそこもしっかり考えてくれたようで「そういう生き方もあると思うし、自分も世間に流されてるだけだと言われたらそれまでだけど、自分は何となく自分の家と呼べるものが欲しいなあ(°Д° )」と返されました。
私は「そうなのか……」といい、素直にその日は晩ごはんを作りました。

そこで、ふと自分は思うのです。
「なぜ、家を買うのか」という質問は、「なぜ、結婚するのか」と同じなのではないか、と。
世の中には、明確な結婚理由をもって結婚する人もいるし、一生独身で過ごす人もいますが、(特に恋愛結婚の人などは)明確な理由を口に出さない人もいます。
それと同じように、明確な理由をもって家を買う人もいるし、一生マイホームを持たない人もいるし、明確な理由を口に出さない人がいるのではないか、と。

つまり「マイホーム購入=恋愛結婚」!

何事もご縁!ご縁がなければそれまで。
家も結婚も、まずは出会いよね!
そういう事で、それから自分は気が向いたらスーモを見るようになりました。

(2)引っ越しに伴う家族のメンタル的負荷

転勤族の我が家、は昨年2019年の3月で人生で通算5回目の引っ越しをいたしました。
独身時代からたびたび引っ越しを繰り返していた自分は、もう慣れっこ!とタカをくくっていたのですが、ここで思いもよらない事が置きます。

ストレスで血尿を出してしまいました!!(°Д°≡°Д°)

どうやら、未就学児(保育園児)二人を連れての引っ越し(賃貸・業者探し)+引っ越し先の保育園探しがなかなかのストレスだったようです。
それに加えて、センシティブな娘は、大の仲良しだったお友達とお離れになった事と保育園が決まるまでの不安定な生活でトイトレもすっかり逆戻り、寧ろ新しい住居のトイレを怖がり膀胱炎になりかけました。
更に更に加えて、そんな自分と娘をフォローしながら慣れない転属先で働いていた夫までストレスで髄膜炎を起こし、倒れてしまいます。

家族の引っ越しってこんなに大変なんだ…
と思った時、ふと一つの単語が頭によぎります。

そう「住宅購入」です。

マイホームを買ってしまえば、引っ越しもなくなる、血尿もなくなる、娘が友達と離れて悲しむ必要もなくなる、夫も髄膜炎にならない。
出会え、出会えとお武家様のように考えていた私に、1つの光が差し込んできた時でした。

きっと今が「その時」なんだわ!
いざ行かん!不動産会社へ!

若年ローンのメリットと返済破綻の綱引き合戦

そんなこんなで、新年は不動産物件を見て回っていたのですが、なかなか良い出会いが見つかりませんでした。

何より住宅ローンが怖い。

不動産の営業さんは「頑張れば4,000万円以上は借入できますよ!」と言っていましたが、内心「いやいや、そんなに借りたらいかんやろ!」と突っ込んでいました。

何故かと言いますと、自分の親が銀行員でして。
バブル崩壊時期に小学校時代を過ごした自分は、ローン破産、返済破綻、消費者金融、債権回収会社、という物騒な単語を食卓の話題に日常を過ごしていまして。

自分は、住宅ローンが怖いんです。
「住宅ローン=返済破綻」ってぐらい、ローンが怖い。

若い方が住宅ローンの審査がおりやすいのは分かるのですが、返済破綻という単語が綱引きをする。

そもそも分譲住宅って高すぎないですか?
この不景気に、30そこそこの若者が2,000万円を超える借金を背負うのを普通って感覚はヤバくないですか?
せめてそこは1,000万円ぐらいで手を打たないでしょうか。地価か、地価のせいか?!引っ越しの負担をかけないよう、近所で探すから駄目なのか?!

一括で買えるまでお金貯めるか…
(今の賃貸がそれまでもってくれるか)
近所でかつ安い家を買ってリフォームするか…
(リフォーム代高!)

(°Д° )……

( ・ω・)今はきっと「その時」じゃないんだろう

骨なしチキンの私は不動産会社を立ち去りました。
(ケンタッキーでは骨ありチキン派です)

転勤族の家探し、第一試合! 完!

【家探し2】そして、第二試合へ――

長くなりましたが、やはり家は出会いなので「その時」がきたらどんな状況でも買うのでしょう。
頑張ればローンを組めるように、頑張れば(下の子が大学行くまで)今の賃貸で過ごす事も可能な訳でして。
団体信用生命保険なしでも入れるローンはありますし、焦らない事にしました。
とにかく大きな買い物なので、自分が納得できないなら買わない。これ大事!

しかしまた、いつ運命の出会い(?)が訪れるやもしれませんから、スーモだけは最後までとっておきたいと思います。

かしこ。