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全日選考レースを終えて

9月23日に東海学連選抜入りをかけ選考レースが刈谷で行われた。
当然のごとく東海学連選抜入りを目指しこのレースに挑んだ。
結果は33分37秒 21位。
散々な結果だ。
このレースで結果を出すことを半年前から目標にしていただけに今回の結果はかなり残念だった。
そんなレースの振り返り(猛省)をしていこうと思う。

失敗ポイント1 準備不足

シーズン中は1500mをメインに取り組んでいた。そのため自分に甘えてしまい長い距離に対する練習は積めていなかった。

そのことは週間走行距離にも表れていて60-70kmあたりで推移していた。

また、5000mでも結果を出せておらずSBが15分49だったことを考えると、8月からの1ヶ月半でなんとかなるほど10000mは甘くなかったのが現実である。

改善策としてはシーズン中から5000mを意識した練習をしっかりと取り入れることが課題になってくると思う。

自分は1500mをメインに取り組むとショートインターバルや、600-1000m程度のレペに重きを置きがちになってしまう。
1500mだけ走れれば良い練習に取り組むのだ。
この方法の良い点は、手っ取り早くある程度の結果が出ることである。
しかし、1500mを速く走るためには様々な能力を複合的に鍛えなければ速くなることはできない。
この方法でいくとある程度までは記録は伸びるがそこで記録が頭打ちになり止まってしまう。
また、1500m以上の距離に対応するのは難しくなる。

そのために、ある程度5000mの練習もしながら定期的にショートインターバル、レペを取り入れて練習を行う練習を組む必要があるなと感じた。

具体的に言うと、vo2max系のインターバル、LT走、ロングランをバランスよく取り入れた練習をすることが大事だと再確認したのだ。
こう言った基礎的な力を伸ばすことで1500mの特異的な練習が更に身になるものになると自分の経験や、様々な文献などをみて感じたので基礎的な力を養いつつ、1500mの特異的な練習を行っていく練習プログラムを構築することがこれからの課題である。

失敗ポイント2 ペース配分のミス

8番以内に入らなければ全日本は走ることはできない選考レース。そのために前半から8番以内の位置にいなければならないと考えて前の明らかにオーバーペースの集団で勝負した。
そのために、3000mすぎで一杯一杯になりラップタイムを大幅に落とす結果になってしまった。自分の力を出し切ることができなかったのである。

他人のことを意識するあまりに自分を見失い、本来の力を出すことができなかった。
長い距離になればなるほど自分と向き合う必要がある。
自分の力を理解して、自分の力をしっかりとレースで出し切ることができる人には、自ずと結果がついてくる。
他人に勝つ前にまずは自分の力を出し切ることに焦点を置いてレースに挑むことが自然にできるようになった時に自ずと結果はついてくるのだと思う。

これからは1回1回のレースできちんと自分の力を出し切ることを大切にレースに臨む。

失敗点を挙げるときりがないがこの2つが主な反省点である。
これらのことをもう繰り返さないように、試行錯誤を重ね、さらに自分を高めて行けるように努力を重ねていきたい。