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#013 終わりは始まり/むずいわ、恋愛

さあ、さあ、やってきました。

大一番。

この回を書くことにとてもエネルギーがいって
大変だったんですが書こうと思います。

終わりは始まりで恋愛は続くわけです^ ^
相手が変わっても
自分の恋愛は続くんだから大丈夫✌︎

今、楽しく笑えてるんですわ(笑)

では、いきます。

✂︎-----

そして2人はガタガタと歯痒さで震えて
自分も無理が来てきしまって。

わかってはいるけど

「わたしは元彼(以下A君)とは
このままでは無理なんだ」ということは。

でも、何か希望を持って向き合ってみたけど
それはもうお互いがしんどいだけだったなぁ。

ある6月のはじめのころの土曜日。
今度は鎌倉の紫陽花を見に行こうよ!

とわたしから誘って行くことになった。

東京に来てから他県に行って
なんだかデートらしいデートをするのは
久々だったから嬉しかったし金曜の夜は
ルンルンで高まってたわたし(笑)


さ!鎌倉に到着。

人も多いし
6月の始まりくらいだったから
暑さもあって、でも涼しさもあって
よく晴れた日だった。

最初はルンルンで高まってたわたしが
とあることで私の脳みそは一杯になり

終盤はずっと不機嫌になってしまったのです。
(あることの件は伏せさせてくださいw)

その頃のわたしは自分のその不機嫌を
言葉にすることができずに

どうしたかというと

ただただ黙り込んで
不機嫌を全力で無言で表現してたのです。


(ひぇ〜重い、怖い、やばい)

そして、もう帰ろうか
なんて言いながらも

鎌倉の観光地の露店にあった
曲げわっぱのお弁当箱と
鳩のお守り付きのおみくじと
親友へのお土産で鳩のお土産を買って

テンションどん底で
口数も少なく

よく見る喧嘩中のカップルの風景と
なんら変わりない、
無言で彼氏が気遣う
そんな情けない2人で帰路につきました。


帰りの電車は座れたときは
寝て過ごし

起きてたときは無言で窓の外をふたりして
眺めながら吊革を掴んで

もやもやと
もう、限界だよって
言わんばかりの雰囲気を漂わせてた。


そしてバイバイするとき

いつもだったら不機嫌なわたしを
どうにか元気付けようとする彼が

スッと何かの糸が切れたかのように
「バイバイ」って言って

何も言うことはなく。

わたしの不機嫌な気持ちは十分に感じながらも
手放したかのように

帰って行った。



寂しくて
辛くて

なんだから信じられないけど

終わりなんだろうな。
ってようやくハッとしたときだった。


そして、お互いの家に着いたころ聞かれた

『ゆうり、今日楽しくなかった?』

という言葉で全てがバゴーンと
終わるきっかけになった。


実はその時7月には遠距離になることが
決まってたわたしたちだった。

当時のわたしは
遠距離の恋愛はゴールが決まってないと
できたもんじゃないっ。

待てない。

って言うスーパー恋愛依存体質だったから

お互いの時間を過ごして
刺激しあって高め合いながら
成長するというような
遠距離恋愛はできたもんじゃなくて


だからこそ、さらにそれを言われたときに

『A君が、わたしとの将来をどう考えてるのかわからなくなった。』

なんていう酷く重い言葉を
A君に浴びせたような気がしてる。

正直ここらへんは記憶が曖昧で(笑)


そして結局少しLINEで争った後

『明日ちゃんと話し合おう』ってことになり
わたしたちはその明日を迎えることに。。


彼の家に行き、重たい雰囲気だけど
わたしはどこか
「こんな喧嘩は初めてだけど
きっとA君はわたしの気持ちをわかってくれて
仲直りをするだろう!」

なんて思ってた。

だけど、、、

わたしはなぜか言っていたんですね。
若干の高ぶる気持ちを抑えながらも

最後は我慢できずに

『じゃあ、もうわたしたち別れる?』

言っちゃったなあ。。

なんて思いつつも
きっとA君なら引き止めるはずだから
大丈夫。

って思ってたんですね。。


でも、A君は

声も出さずに首を縦に振って
『うん、、、。』

と言ってきた。


状況を理解できずに
たしか聞き返したかな?って思うけど

(正直、衝撃的すぎてあんま覚えてないw)

結果は別れるという決断になった。

受け入れざるを得ない状況に
わたしはどうしようもできず

最後はハグをさせて欲しい。と
意味不明なお願いをして彼の家を出て行ったと思う。(笑)


帰り道はこの世の終わりのように
泣きじゃくって

お母さんにも泣きながら電話をして

『お母さん〜〜、、、わがれだぁぁぁ(=別れた)』

と。

するとお母さんも
『なんでよ〜〜っ、、』って
泣きながら話を聞いてくれた。

家に帰り着いてからもまた
電話をして

本当に生まれたときの産声以来かな?
ってくらいの本能をさらけ出したように
わたしは大声で泣き叫んだ。

きっとこの泣き叫び声は
最初で最後なんだろうってくらい。

例えるならば
赤ちゃんが大泣きするのを
大人が全力でするver.って感じ(笑)

今思い出しても恐ろしいね、、ww


でもさすが母。
産声を聞いてくれてただけあって
わたしの泣き叫びをただただ20〜30分間
聞いてくれていた。
(今思い出しても母の優しさに泣けるw)

きっと娘のこんなに辛くて痛がる姿
見たくなかっただろうなって。

思うけど、わたしには母しかいないと
思った。

親友のみきにも電話をして
心配してもらって
次の日出社したときは
女の上司にも抱きしめてもらって。


彼氏はいなくなったけど
わたしには守ってくれて温めてくれる人は
彼氏以外にもいっぱいいるんだと
ちょっとずつ目が覚めてきた感覚があった。


決定的にわたしが悪かったし。
でも彼にも悪いところはあって。

お互いの良さは打ち消されて
なんだか本当に辛くて辛かった。


明日から笑えるかな?って考えたら
笑えなかったし

あのときああしてればよかった。
もっとこうしてればよかった。
って考えるたびに

無意識に眉間にシワが寄っていて。

辛い日々だったけど
自分の悪くてダメなところに
真正面で向き合うきっかけになったことには
変わりはなくて。



でもだからこそわたしは
1週間後に、A君に会って欲しいと頼んだんです。

わたしが悪かったから
もう一度考え直して欲しいって。

6月末になれば彼は飛び立ってしまうから。
それまでにもう一度チャンスが欲しかったから。


その話は、また次でしましょう。

-------------

重くて暗くてごめんなさい。
でも、これがわたしにとっては
本当の始まりだったんだって

今となっては思うのでした。

おやすみなさい。

#むずいわ恋愛 #ゆうり #エッセイ #失恋


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