日本ワインを扱う理由

こんにちは。クラウドファンディングを始めたタイミングで、少し過去を振り返りながら開業に備えつつ、少しでも多くの人に知ってもらうためにもブログを更新していこうと思い立った西岡です。

今日は日本ワインを扱うようになった経緯を振り返ります。

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日本ワインに出会うまで
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6年前まで広告系の業界でサラリーマンとして営業をやっていました。2011年、結婚と震災をきっかけに将来についてたくさん考え、「いつかやろう」と思っていた飲食業界に移ることを決め、調理師の免許と、簿記2級をとってから転職。

最初は「日本人だし和食かな」と和食店に入り、「日本酒かな」と日本酒を勉強しました。でもなかなか自分の個性やモチベーションとマッチせずに前のめりにはなりませんでした。

「将来自分は何屋をやるんだろう」
明確に決められないまま、時が過ぎていきます。

そんな中、子供ができて、働き方を考えました。
このまま社員として朝から晩まで社員として働くか、辞めて時間を確保しながら個人事業を始めるか、悩みました。
そして、後者を選び、最初はキッチンカーでカレーでも売ってみようかなと思い、スパイスの勉強を始めたり、試行錯誤したりしていました。でもキッチンカーという商売には興味があったけど、それ以上に「人を雇うこと」への興味が強く、思いとどまり、元々やっていた広告系の仕事を副業的に個人事業としてやりながらアルバイトをしようと店を探していました。まさにそのタイミングで日本ワインと出会いました。

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日本ワインの発展に寄与したい。
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最初は「日本のワインに詳しくなったら面白いかも」くらいの浅はかな気持ちでした。ちなみにそのときに飲んだのは、くずまきワインの「星」というワインです。辛口でフルーティーな飲み口に「え？こんなにワインって親しみやすいの？」という印象でした。そこからいろいろ調べていくうちに「熊本のワイン？」とか、「東京にもワイナリー？」とかいろんな意外性を感じる情報が入ってくる。そのときに本当に「面白い」と思いました。

入り口はそんな感じだったのですが、いろんなワインを飲んでいくうちに日本のワインにハマっていきました。と同時に、日本ワインが国民にまで受け入れられていないという歴史背景にまで感情移住していきます。でも最近は風向きが変わり、「日本ワイン」が世界に認められ始めてきました。そのまさに今このタイミングで日本ワインに携わることが楽しくもあり、誇りでもあるなと感じられるようになり、もっともっと関わって微力ながらに「日本ワインの発展に寄与したい」と思うようになったというわけです。

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日本ワインの課題
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大きく分けて3つ課題があると思います。
①過去の国産ワインのイメージ払拭が不十分
→どうせ、と飲んでくれない。
②値段が高い
→飲食店が扱いづらい
③海外ワインと比較される
→粗探し目線でしか見られない

①については、とにかく日本で醸造ですればなんでも「国産ワイン」と１００％日本産ブドウしか使えない「日本ワイン」の違いを国民がまず知るべき。そのためでもある「日本ワイン法」昨年より施行されていて、払拭していける風は吹いている。

②については①の布教活動が進めば、風通しが良くなり、商売として扱いやすくなり、流通が増え、生産量が増え、好循環がと解決してくれると思います。その流れをどこから作っていくかがワイナリーや飲食店が考えていくべきところですね。

③については、最近思うのが、、、別のものである！ということです。
フランスワインが「正解」としてしまうと日本ワインは物足りないとか、美味しくないとなってしまいがちです。でも逆も言えるんです。
日本ワインを「正解」とすればフランスのワインは重たすぎるとか、食事に合わせづらいなど欠点らしきものもあげようと思えば挙げられる。

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日本ワインへの期待度
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僕は未知数だと思っていますが、間違いなく言えるのは「発展するしかない」ということです。

だからこそ、自分のような人間が日本ワインを扱う、飲んだ人が日本ワインにアンテナを張る用になる、好きになっていく、というサイクルを生み出す役割を担わないといけない。

僕は勝手にそう思いながら8/8に店を開けますよ。ぜひ遊びに来てくださいね。

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日本ワイン酒場マルノヒ
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※桜新町駅西口出てすぐのドトールのビルの４階です。
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