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サンタを盾に子供をコントロールしてはいけない

おはようございます。
幼少期にサンタさんからのプレゼントが西武百貨店の包装紙に包まれていて、西武好きの母からだなと確信した西岡です。子供相手でも包装紙くらいケアしましょw

今日は
娘が言うこと聞かない時、サンタさんが来なくなっちゃうよーと数回言っていて、、、これを一昨日ふと反省すべきことだと気付き、今後はしないと決め、それを発信するという記事です。

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サンタはいい子のとこにしか来ない
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これ自体は悪いことではない気がします。
お天道様は見てるみたいなニュアンスで伝わる分にはいいと思うんです。日頃から何か自分の中で良くない行いをしてしまった時に罪悪感が芽生えるように。。。

問題は、単体単体で目の前の「いい子じゃない行動」に対しての戒めに使う「サンタさん来なくなっちゃうよ」です。これは社会人で例えるならば、社長が「ボーナスあげないよ」って言うのと一緒です。それに気付き、速攻で辞めました。「お菓子あげるから言うこと聞いて」とか「△△やってあげるからこれやって」とかはよくない!なんて思ってはいましたが、サンタの件も同等だなと猛省しています。

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大人都合の「いい子」を目指さすな
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親も人間ですから、子供に対してどうしてもお願いしたい瞬間ってあります。仕事行かなきゃいけないのにグスッたり、もたもたしたり、、、そんな時に禁断の果実である「大人都合のお願いの仕方」をしてしまう。
そもそも「いい子だねー」は親から見ての「助かる子」という意味だとすれば、子供がそれを理解して忖度するなどして親に媚びてるだけになってしまう。

子供はいずれ親なしで生きていく。
いつまでもご褒美を与えてモチベーションをも与えてくれる人はいなくなる。そんな時に、やらなきゃいけないことを実行する必要性みたいなものを本質から理解しておくことってとても重要だと思う。親が楽な判断、親が喜ぶ判断という基準で子供に行動させるような教育は絶対に為にならない。

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ケーススタディ:歯磨き
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例えば歯磨き。早く終わらせて寝かせたい親となかなかやらない子供。そんな対立は日常茶飯事だと思いますが。。。以下の選択肢に採点をしてみると。。。

①いい子だから磨こう
②この後絵本読んであげるから磨こう
③早く磨けば絵本読めるから磨こう
④歯磨かないと虫歯になっちゃうから磨こう
⑤虫歯になっちゃうからどっちにしても磨かないといけないし、早く磨けば絵本も読めるから早く磨いて絵本読もう

個人的主観で採点すると、
①0点 ②0点 ③40-60点 ④80点 ⑤100点 です。

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目的と子供本人のメリットを教える
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歯磨きの場合、①は「いい子」という称号のため、②は「絵本を読む」というご褒美にために歯を磨くという目的のズレが良くない。
あくまで歯を磨くのは、歯を掃除して虫歯などにならないため。これを理解しないといけない。③はそこが理解している前提であればオッケーですが、早くする目的やメリットが子供はわからない。④は目的をしっかりと伝えてる。⑤は目的も子供にとってのメリットも完璧。
目的とメリットを示すことによって、それを元に子供は考える。そして選択する中で覚えていくことがたくさんある。

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ご褒美があるから、怒られる人がいない
からという人間にしないために。
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水族館のアシカのように魚を与え続けるから芸をするような成長はよくないし、子供からしても怒られるからとか、なにかが奪われるからというモチベーションで行動するのも違う。
特に幼少期は、脅しや物々交換ではなく、本質をついた指摘と、子供自身のメリットを示して考えさせることが教育なのかなと思います。

本当、無意識でやってしまったり、行ってしまったりしてることがこれ以外にもあるかもしれないので全力で気をつけていきたいと思います。
#教育 #脅し #物物交換 #子供 #モチベーション #目的 #本質 #サンタ #クリスマス


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