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悪夢のような事件を繰り返さないためにできること
おはようございます。
今日は重い話ですが、見過ごすことができず、あえて小4女児虐待死の事件について記事を書かせていただきます。
娘を持つ者として、全く理解のできない事件。
多くの大人が絡んでおながらなぜこんな悲しい結末を迎えてしまったんだろうか。
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子供はSOSを出しながらも、、、
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子供にとって親という存在は、酸素や水と同レベル、むしろ人によってはもっと必要不可欠な存在にもなりえるかもしれない。
だから身の危険を感じつつ、「愛されたい」とか「怒ってない時は優しいパパ」みたいな感情があるんだと予想できます。
DVを受ける女性とかも、暴力を振るわれていない時の彼が好きだったり、自分にだからこれだけ甘えてくれてるなんて考えてしまうくらいだから親子ならなおさらだと思う。
となると、やはり第三者が子供の相談を受けた時点で本気になれないとこういう事件は繰り返されるだけ。言葉で言うほど簡単ではないのは承知だけど、それしか止める方法がないんだと思う。だって普通の人にはない感情を持った親が存在していると言う事実は事実としてあって、その人を特定することも難しい、となれば子供のSOSに全力で耳を傾ける以外にない。
今回の事件は、親との隔離の後に「全て嘘です」という証言をして、それが「お父さんに書かされた」と分かっていながらも戻すしかなく、親の元も戻り、こんなことになってしまった。
ただ、、、
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この一件だけに焦点を当てても
見えてこない真実
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どうして戻してしまったんだ!
周りの大人は何やってんだ!
という声を多く聞きます。僕も同意見ではあるんですが、声高々には言えないんじゃないかなっていうのが本音です。
相談だけで13万件
この手の相談は年間に13万件にも及ぶようです。1日換算で356件。4分に1件はどこかしらで相談があるような事案でもあるんです。
その全てに全力を注いで、真意を見抜くなんて物理的に無理なんじゃないかなって思うんです。相談を受ける側の人のできる限界というものがあって、そこには人権問題や、親子にしかわからないものや、いろんなことを考慮してして考えないといけない。
なにせ他人だから。
今回のことも法的拘束力があるのかと問われ、言い返せずに親に返してしまうという経緯があったらしい。。。
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世の中倫理観だけでは何とかならない
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もうこうなってくるともはや相談を受ける側の職員のレベル向上や、人数を増やすとか、親のモラル向上などで解決できる話ではない。
ましてや倫理観だけでなんとかなるなら、変な事件も戦争も起こらない。みんな犯罪者にも自分の正義や、都合や、持論がある。(もちろん共感はされないただの欲や身勝手も多く含んでいますので指示できるできないは置いておいてです)
それを倫理観で抑止するのは不可能。
倫理観が役に立つのは実刑の重さや、その後の対応などだけです。
抑止するのは、
それらの犯罪者の都合を上回る
推測できる不幸
できなくする障害
この2つだけだと思います。
推測できる不幸
これは実刑の重さや、罰金、社会的地位の失墜、村八分、様々ありますが、これを推測して抑止できるのには限りがあります。ましてや感情に身を任せて起こってしまうような犯罪は抑止できない場合がほとんどです。
できなくする障害
「推測できる不幸」で止められないレベルになってくると、もう障害を用意するしかない。そして障害を設けられなければ、厳重に隔離するほかない。これは理性の有無は無視して判断しなければいけないレベル。
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変えるべきは仕組みやシステム
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一度でもDVと思われるこういうを行なった親には厳重な警告的な措置が与えられ、繰り返したら隔離。戻す場合は保護観察処分的な扱いを受けるべきだと思う。そこでさらに繰り返した場合は実刑。子供が求めても戻れないようなシステムにするしかないような気がします。
例えば、DV親目線で考えてみた場合。
職場に言われたり、実刑になることを怖れるはず。なのでリーチがかかるとバレることを恐れて、勢い余って殺してしまうなんてことはあり得てしまう。なので最後の最後は保護観察がある中での生活でやっていくほかないと思う。子供に必ずDVの親以外の親が付いていなければならないという条件があればやっていけるはず。それができない場合は厳重な精神的試験や面接を慎重に経てからでないと戻れないような仕組みにするしかない。
正義感の強い職員と当たれば、とかそういう運によって助かる助からないが困るんじゃなくて、仕組みで誰がついても基本的な路線は変わらないようにしていかないと安定してDV親を引き離せないように思います。
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