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良いお店には「色気」がある

おはようございます。
色気と貫禄とは無縁の西岡です。
35になる年ですが、ダンディさなんて全然生えてきませんw

今日は、昨日行ったお店で確信したことがあり、記事にさせていただきます。

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味、接客だけでは良い店とは言えない
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今の時代、味がいい、接客がいいは当たり前でプラスアルファが求められてる時代です。他にはないパフォーマンス、空間づくり、世界観、コスパ、ムード、などなど。様々な要素が僕らに魅力として現れる。

昨日行ったお店は、味も接客もいい。そして、落ち着くし、テンション上がるポイントが散りばめられていて、「心地よさ」が際立っていた。そこには目の前にいる店員さんの所作や、目配り、気づかいなどもここちよく、料理に間があっても全然暇を感じさせない。

では一言で言うならばこれは何なのか。どこで判別すべきなのか。僕の出した答えは、タイトルにもある通り「色気」です。

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モテる店には色気がある
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モテる人って簡単には説明のできない色気があると思うんです。その色気はお店にも言えるなと実感したんですよね。じゃあ店においての色気ってなんだろうと考えた時に難しいですがいくつかの要素を挙げさせていただきました。僕なりの拙い説明をします。

①魅力がたっぷりある。
②ひけらかさない。
③でもちゃんと見せる。
④要所を抑える。
⑤世界観が統一されている

①は、わかりやすく言うと、「どういうとこがいいの?」といわれたときに、全部と言いたくなるくらい隅から隅まで。でも一つ一つ挙げていく中で、「あと!あれもだ」「あと!あれもだ」って次から次へと湧き出るように思いだせる魅力があるとすごくいい。人に話したくなる(紹介したい、連れて行きたい)ような魅力は最強です。

②は、どや顔感ではなく、さりげなく「え?あー気付かれちゃいましたか?」くらいの”感動よりもストレスフリー”に徹したサービスです。あれ?気づいたら水があるとか、「ありがとうございます」ていう隙もないくらい、いつの間にサービスを受けていたりすると結果的に感動します。私は感動の押し売りは好みじゃなくて、でもやりがちなんですよね。秀吉の「信長の草履を温めていた」という逸話も目の前でやってる感動されない気がするんですよ。影でやっていて、「実は秀吉が。。。」だから感動する。

③は②と反するようで反していないんです。秀吉の件で言うとばれないままなら魅力として伝わらない。なのでさりげなく、「ばれちゃったか」を日常的に演出していくことができると③は成り立つかなって思います。
そういう意味ではオープンキッチンはやりやすい。とにかく厨房がきれいで、所作もほとんど隠さず見れることで「毎日ちゃんと掃除してるんだろうな」とかそういうリアルタイムではない部分まで推測させることができる。

④、これは①②③全部に言えること。要所を抑えるって非常に大事です。人は無意識に「気になる項目」を各々の価値観で持っています。そして例えば10項目あるとして、配点は全部10点ではないです。ある項目は20点、逆にこれは5点など、配点にばらつきがあるのが当たり前です。清潔感重視の人や接客重視の人、など様々です。では「ターゲットにとっての高配点項目を満たせているのか」という点が重要になってきます。完璧な店なんてありませんから、得意分野とターゲットの一致こそが目指すところです。

そして⑤、これ結構見落としがちです。
外観から入り口へ、そして座席、トイレ、メニュー、ショップカード、器、接客、清潔感、空気感、などなど世界観は統一されていると心地いい。逆に浮いたものがあれば、それは不満に変わったりします。もったいなーと思わせたら負けです。

誰もが知ってるようなお店で言えばスターバックスなんかも、色気のあるコーヒーショップかなって思います。

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売れる店には理由が「必ず」ある。
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昨日行った店、人によっては大したことないという人もいるでしょう。でも「売れる理由」を探りに行くなら何か理由を見つけられなかった時点でその人の頭では理解できないモノだっただけであり、理由は必ず存在します。これは断言できる。

モテる人にも理由があり、安直に色気で終わらせてしまうとノウハウとしてアウトプットすることは難しいですが、上記のような「自分なりの分析」をしていかないとせっかく行っても美味しかった、楽しかったで終わってしまう。何かを持って帰らなければ恥だくらいの気持ちがないと多店舗に勉強しに行く意味もないですよね。

売れる店に理由にあるんだから、理屈で売れる店は作れると思っています。あとは、それをどこまで誤差なく表現したり、自分のものにしていけるかだとも思います。

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