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僕は僕を好きになる。

今回はタイトルと画像の通り、

3人について書いていきたいと思います。

『僕たちは居場所を探して』  

『僕たちは居場所を探して』another story

皆さんはドキュメンタリー観ましたか?

感じたことなんかをそれぞれ、

今までの印象なども含めて書いてみます。


久保史緒里編。

初めて伝えます。

加入して少し経った頃。

久保史緒里さんが嫌いでした。

心から人を愛せる彼女が羨ましかった。 

真っ直ぐに自分と向き合えるのが羨ましかった。

理由はこのくらい単純でした。

これも初めて言うことだと思いますが、

学生時代いじめられていた期間がありました。

そういう過去もあって、純粋すぎる彼女に嫉妬のような感情を抱いたんだと思います。

「みんながみんな優しいわけじゃない。」

「なのになんでそんなに愛せるの?」

「誰かのために何かをしてあげられるの?」

そんな否定の気持ちが強かったように思います。

純粋すぎる彼女を見て、自分がとても醜い人間だということに気がついてしまったから。

彼女を否定することで、

自分を肯定しようとしていたんだと思います。

ブログのコメントに悪口を書いたり、SNSで陰口を書いたり、そんなことはしてません。

外に吐き出すことはなく、

自分の中だけで抱えていた気持ち。

具体的にいつからいつまでそんな気持ちを抱えて彼女を見ていたかは覚えていません。

3期生ブログは全員分、欠かさず読んでいました。

彼女を好きになったきっかけ。

それは彼女の紡ぐ言葉でした。

モバメがなかった当時、想いを知ることができた場面がブログという場所でした。

いつしか嫌な感情がスッとなくなり、久保ちゃんが紡ぐ言葉が、久保ちゃんのことが心の底から大好きなっていました。

久保ちゃんが仙台で復帰したあの姿、あの光景はこの先何があっても忘れないと思います。

あの日、あの瞬間、あの場所で、それまで以上に久保ちゃんのことを好きになりました。


未来の答え。

今回の撮影のメインが撮影地でした。

僕はこのMVを観たことがありません。

観ない理由に関しては説明ができません。

いつか観たいです。人生の楽しみの一つ。

そのくらいのレベルで大切なものになってます。

なに言ってるか分からないですね。

自分自身よく分かりません。


3人の中で、最も苦しみながら活動を

続けていたのは久保ちゃんだったと思います。 

そしてこれからも苦しみながら活動を続けていくのだと思います。その姿も魅力の一つ。

三番目の風でフロントに立ち、

プリンシパルでは二幕への登場回数が最多、

3期生で初の専属モデルに選ばれ、

3期生総出演、見殺し姫ではメインの役を、

未来の答え、不眠症ではセンターを務め、

新しい花粉、言霊砲、雲になればいい、

などユニット曲も数多く参加。

経歴や実力だけを見れば、順風満帆に見える。

休業期間やアンダー期間なども重なり、

表題曲フロント、単独センター、専属モデル表紙

などファン以外の多くの人の目に止まるものにはなかなか恵まれてこなかったように思えます。

そんな彼女の魅力はやはり歌声と紡ぐ言葉。

これは多くの人が思うところがあると思います。

個人的には久保ちゃんの『表情』がとても魅力的だと思います。

バラエティでのリアクション、パフォーマンス、MVなどの映像作品、舞台上での生の姿。

声を聞いているだけで、どんな顔をしているのか分かるような表情の豊かさがあると思います。

モバメで今年の目標も送って頂いてるので、

今年は特にそこに注目していきたいです。


「3期生はここしかない」

ドキュメンタリーの中でそう語っていました。

3期生の中でも特に熱い想いを持ってて、弱そうに見えるけど一番強い子だと思っています。

熱い想い。一つひとつを全力以上でやる。

そんな久保ちゃんに引っ張られてる部分は3期生、とても多いと感じています。

3期生の支柱、まとめ役。

『梅澤美波』『吉田綾乃クリスティー』

よく聞くのはこの2人だと思います。

僕は『吉田綾乃クリスティー』

と答えます。乃木坂46の3期生として見た時に、精神的な支柱は綾ちゃん、ただ1人だと思います。

あえてあと1人挙げるなら、

『大園桃子』『久保史緒里』

どちらかを挙げます。

3期生の外仕事を広げているメンバーは数多くいるような気がしています。

ですが、乃木坂46内での活動の幅を広げているは久保ちゃんが大きいと思っていて。

桃ちゃんは僕の中では不動のセンター。

3期生たちが語ったように、桃ちゃんの活動復帰が3期生一つにしてくれました。

なのでみんなを引っ張る意味での支柱は桃ちゃんや久保ちゃんではないかと思います。

みなみんがそうじゃないと思う理由は梅澤美波編で詳しく書いていきます。


「私たちが声を上げること」

活動当初、もう誰にも嫌われたくない。

そんな思いから声を上げることをやめてしまった彼女からこの言葉を聞いた時、涙が溢れました。

3期生の中というグループとして見れば小さな集団でさえ、それをやめてしまった彼女が、3・4期生ライブや先輩たちの卒業を経て、グループ全体を良くしようとしている。

一番グッときたシーンでした。


梅澤美波編。

「頑張る」「頑張りたい」「頑張るしかない」

これらは彼女がよく使う言葉です。

"頑張る"という言葉が嫌いな人が多いでしょう。

僕は彼女と出会って約4年。

この言葉が好きになりました。

だからと言って誰かにこの言葉を送ることは本当に少なくなりました。

頑張ってる人に頑張れというのは酷だ。

確かにその通りだと思います。

なので、自分自身に向けて"頑張る"を使うことが増えました。

頑張る、頑張るしかない、やるしかない。

梅の影響でそう思って嫌なことも乗り越えようと努力するようになりました。


梅についてはドキュメンタリー内での新内さんと飛鳥ちゃんが話してくれた内容が多くの梅澤美波推しが伝えたかったことに近いように感じます。

まとめ役、お姉さんメンバー、真面目。

これらには当初から違和感を持っていて、どれもすごく邪魔な印象でした。

僕は真面目というのは褒め言葉だと思いません。真面目という印象から派生するイメージって頭が良いとか、しっかりしているとか、優しいとか、そういうイメージだと思います。

期待や頼りになるとは違って、この人ならやってくれるだろう、文句は言わないだろうと思われて役割を押し付られます。

実際にその結果が多くの人に焼き付けられた、

梅澤美波は3期生の"まとめ役"だったんじゃないかと思っています。

上手い言葉で片付けられて、彼女の良いところを押し殺させ、梅は何年も苦しんだと思います。

その印象を持たれていて、

悪いことばかりではなかったと思います。

まだ乃木坂46になりきれていなかった3期生の中でみんなをまとめる役割をもらった。

目にする機会も多ければ、話を聞けるタイミングも他の子に比べて多かったのは嬉しかったです。

ただ、役割があるのに結果がついてこない。

活動を見ていても恵まれた方ではなくて。

悩んで苦しくて辛かったと思います。

負けず嫌いな彼女は真っ向から本来の自分とは、違う自分と戦い続けていました。

自らチャンスを見つけて、掴み取って、今の彼女が存在していると感じています。

本来の梅を表に出してくれた齋藤飛鳥さん。

心の面でも支えてくれた新内眞衣さん。

最年少として入ってきて自分をさらけ出すのに、時間がかかった飛鳥ちゃん。

2期生としてもグループとしてもほぼ最年長として加入してきた新内さん。

梅の気持ちが痛いほど分かったのではないかと、そんな風に思っています。

特に飛鳥ちゃんと梅は似ているところがあるようなそんな気がしています。

二人ともここ数年でよく笑うようになった。

今まで笑うことが少なかったとかそういうことではなくて、心から楽しそうに笑うようになったと感じます。


「またレコード大賞を獲りたい」

「ドームツアーの継続していきたい」

「もっと大っきい会場でライブがしたい」

今まで〇〇したいという言葉を避けるかのように目標などはモバメ以外には書いてこなかったように感じていて。

だからこそ涙を流しながらも、こういう風に多くの人が目にするであろうところで語ってくれたことが何より嬉しかった。


「どうやっていくかで、未来は少し変わるだろうなって、変えられるんだろうなって、思うから、頑張るしかない」

この言葉もめちゃくちゃ響きました。


「みんながいれば私は無敵」

「味方でいてくれてありがとう」

この言葉たちもよく使います。

僕はこの言葉たちがめちゃくちゃ好きです。

ファンがいれば無敵だなんてこれ以上に嬉しい言葉が存在するんだろうかとまで思います。

みなみんの側にいる。ついていく。味方でいる。

ドキュメンタリーを観て改めて心に誓いました

一人でも多くの人が梅の味方になってくれたら、とても嬉しいです。



山下美月編。

率直に観れて良かったと思いました。

美月ちゃんのことはそれなりに知っているつもりでいたけれど、ドキュメンタリーで語られた彼女の今までは知らないことばかりでした。

オーディションをたくさん受けていたこと。

過去にいじめにあっていたこと。

今までどこかで話していたのかもしれませんが、僕は知りませんでした。

過去をこんなに語っていた印象がなくて。

「素ってなに?」

純粋に思った疑問なんだと感じました。

思ったことを素直に話しても、思ってなさそうとたくさん言われていた印象があります。

それと合わせて、あざといとか小悪魔という印象に戸惑っていたように時期もあったように感じました。

今ではそのキャラクターを定着させて、

演じているけれど、きっと演じる上で、

沢山たくさん調べて学んで研究してる。

それはもちろんファンのため。

自分を応援してくれてる人をすごく大切にしてくれるのが美月ちゃんという人だと思っていて。

モバメを頻繁に送ってくれる。

そのモバメに必ず写真を添付する。

小さなことかもしれないですが、その積み重ねが徐々に実を結んで今があると思っています。

自分の時間を、応援してくれてる人を喜ばせよう楽しませようすることに使っている。


表も裏もアイドル。

それはずっと感じてはいました。

常に口角を上げて笑顔を作ってる。

プライベートでファンの人に気づかれて、乃木坂の山下美月じゃない、アイドルじゃない山下美月を見せられない。

ラジオでそんなようなことも、語っていました。

ここまでアイドルに徹しているのに、

人間くさいところ持ってる彼女がすごく好き。

美味しいご飯を食べて、美味しいと感じる。

あったかいお風呂に入って気持ちがいい思う。

安売りを狙ってスーパーに駆け込む。

当たり前のことを当たり前のように、幸せだと伝えてくれるのことが本当に素敵で、美月ちゃんの一番好きなところです。


何か疑惑がたったり、誤解が生じた時には、

私はこう思う、それはただの噂だ。

はっきり自分の口から説明してくれたりするからこそファンは安心して応援できる。


かっこいいところだけじゃなくて、

かっこ悪いところも見せてくれる。

明るさと同じくらい暗さも見せてくれる。

強さよりも弱さを見せてくれる。

それが最大の魅力なんじゃないかと思います。



3人共通して言えること。

真夏さんが語った「人の目を気にしすぎる」

その通りだと思いますが、僕は少しだけ違うように見えています。

人の目を気にしている。

"ファンだった"時の自分の目を気にしている。

それが一番強いんじゃないかと思います。

自分が思っていたアイドルはこうじゃない。

求められているのはこれじゃない。

憧れた人はこんなもんじゃない。

色んな想いが交錯した結果、

「自分が嫌いだ」「自分のことが好きじゃない」

そう思ってしまったんだと思います。

3期生の中でも僕僕の3人は特にその気持ちが強くて言葉にもしていたように感じています。

ファンだった頃の目線を持っているからこそ、

負の気持ちに支配されて、一杯いっぱいになってしまっていたように思います。

ドキュメンタリーでそれぞれが、

久保「必要ないじゃんってこの人たちの前で言えるかって言われたら絶対言えない」

山下「自分がファンだったら、一緒にしあわせになりたい」

そう語った瞬間少なからず、自分たちを肯定してあげられたんじゃないかと思います。

ドキュメンタリーという形で今までを振り返って一瞬でも今の自分が好きだ。

そう思ってもらえる26枚目シングル期間になっていたら何よりしあわせです。


僕は僕を好きになる。

彼女たちがこれから先、自分を好きになる瞬間をこれからも一緒に歩んでいきたい。