「自分はここに居ていい」を解くカギとしてのケレケレ。
こんばんは。ゆうきです。
※まず、写真は烏骨鶏(うこっけい)です。
横からのぞいていた妹に「なにこれ」と言われたので最初に書いておきます🐓
先日、「住みびらきのお家ケレケレ」さんに宿泊をさせていただきました。
「ケレケレ」というのはざっくり説明するとフィジーの言葉で「分かち合い」という意味。
フィジーで青年海外協力隊として活動されていたご経験のあるご夫婦(一平さん・和美さん)が神戸市北区にある古民家を改装し、住まいの一部を地域に開放する「住みびらき」を実践されています。
noteも書かれているのでよかったら覗いてみてください。
私が説明するよりも実際に触れてもらったほうが伝わると思います。↓
今日はそのケレケレさんで過ごさせていただいた時間がとてもおもしろかったので記録としてここに残そうと思います。
まず、到着してはじめまして数秒で
「ミシンの使い方知ってる?!」と聞かれ、「知ってます!」と答えた私はいつの間にかミシンのセッティングをしていました。
ミシンが旧式で使い慣れていないタイプだったため結局さいごは別の住人の方が解決してくれたのですが、
初っ端からお願いをしてもらったことで私は役割を与えられ、居心地がよくなったなと感じました。
またその数分後には一平さんと和美さんと外で材木を運び、
またその数分後にはミシンで布を縫い、
家主が不在(保育園に娘さんをお迎えにいかれた)の状態でわたしがミシンをしながら別のゲストさんを迎えるという
到着して数時間で既におもしろすぎる時間でした。笑
知識も含め、自分が持ちうるもの・できることを共有するという意味ではケレケレまつり!
さらにそのあとも、
みんなでごはんの支度をしながら、
待ち時間には娘さんとおままごとで遊んで、
7人で食卓を囲み、
住人でカナダ出身(フランス語圏)の方のフランス語講座が唐突に始まり、
フランス語の早口言葉に爆笑し、
先日わたしが香川で買ったアサラトという西アフリカの楽器をみんなで振り回し、
猫たちが寝ている姿に癒され、
日本の早口言葉を教えるために流したドリフターズの音楽がみんな頭から離れずあちこちから鼻歌が聞こえてくる
という何ともカオスで幸せすぎる空間が繰り広げられました。笑
最高でした。
まさに「自分はここに居ていい」と感じられた時間だったなと思います。
「頼ってもらえること」は「自分はここに居ていい」と感じるためのひとつの要素なのだろうかという問いが生まれた2日間でした。
「頼ってもらえる」という表現では少しチープな気もしますし、他にも要素があったように思いますが、とにかくそういうことを考えるきっかけとなる経験でした。
2日目も畑の開墾作業や蜜蝋ラップづくりなどいろいろさせてもらったんですが、また別の機会に書くことにします。
ケレケレのみなさん、本当にありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?