変化球の歴史
みなさん、こんにちは😃
ばんゆうとです✨✨
明日10月10日はスポーツの日🔥
野球界でも10月8日からプロ野球クライマックスシリーズが始まり、20日にはドラフト会議、メジャーリーグのポストシーズンなど盛り上がりのある季節ですね♪♪
ということで、今日は野球に関する一つの知識として変化球の歴史についてお話ししていこうと思います。これを知っておくとテレビでプロ野球を観戦するときの一つの楽しみになると思うので、是非ご覧ください。
では早速変化球の歴史についてですが、現代までに数えきれないほどの変化球が生まれてきたわけですが、その数ある変化球でも時代によって『流行』があるのはご存知でしたか??
『え!そんなのあるの!?』
という声が聞こえてきそうですが、無理もありません。これは野球界の相当コアな一部のマニア層の方くらいしか知らないと言っても過言ではないからです。ファッションなどみなさんに身近なものと同じく、野球界にも『流行』は存在します。
では今回は、
昭和、平成、令和の3つの時代に大きく分けてその時代の『流行り』の変化球を読み取っていきたいと思います。
まずは昭和時代の流行りの変化球について。
昭和といえば令和になった今もなお語り継がれる名投手が数多く各球界を沸かせた『投手全盛期時代』と呼ばれる時代でした。
この時代の名投手達は「昭和の怪物」江川卓投手をはじめ、桑田真澄投手などカーブを決め球にしている投手が多くみられました。
投手がはじめに投げる変化球はカーブ
そう言われるほどカーブは多くの投手が投げてきました。
そして、もう一つ。野茂英雄投手や牛島和彦投手などが得意としパワーピッチャーの決め球の代名詞『フォークボール』も昭和時代を代表する変化球だといえます。フォークボールを決め球として使用する投手は三振を多く取るタイプの投手、フォークボールは三振の取れるボールという印象があるのは昭和の大投手がフォークボールを決め球にしていたからだといえますね。
このカーブとフォークが流行した時代を
『縦変化の時代』
と呼んでいます。カーブもこの時代はドロップのように縦に落ちるカーブが多い印象があるので縦の変化球が主流だった時代だといえます。
そして次にまだ記憶に新しい平成時代。
平成は昭和の名残から縦の変化球を使う投手も多くみられましたが、どちらかというとスライダーを得意とする投手が多かった印象があります。
甲子園やプロ野球の投手の実に8割が持ち球にスライダーを持っていた
『横の時代』
に突入します。「平成の怪物」松坂大輔投手や甲子園で22奪三振の脅威的な記録を打ち出した松井裕樹投手など高速スライダーを武器にした投手が多かった時代。
こうなった背景にはカーブやフォークを得意とする投手に対して各チームの打者陣が顎を上げずベルトより上のボールを狙うというスタイルが浸透しはじめたことによるものと思われます。
そして、近代野球である令和時代。
現代の変化球事情はかなりシビアになってきているといえます。各投手達が〇〇と△△の間のボールなど新しい変化球の誕生が著しい時代です。
『変化球の高度経済成長』。こう呼ぶにふさわしい時代となっているわけです。
そして『変化球の高速化』。現代では140キロを超える変化球が当たり前のようになってきました。カットボールやツーシームなどの小さい変化で打たせて取るボールやSFFなどの速い変化球が主流になっています。これが令和一年目の変化球事情。
しかし、打者陣もこれに対抗して『フライボール革命』の名の下、アッパースイングが主流になったことでまたここ最近、カーブとフォークボールを多く使用する投手が増えてきました。
時代はめぐるとはこのこと。
近年野球はまた昭和時代の『縦変化の時代』を迎えることになるでしょう。
いかがだったでしょうか?
今回のコラムは変化球の歴史について語らせていただきました。僕自身が変化球マニアで投手として変化球に対する意識が高いことから長々と語ってしまいましたが、今回のコラムを読んでいただいた方は是非今後のプロ野球で変化球に注目して見ていただけたらと思います。
それほど変化球とは奥が深いのです。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました😭😭
今回は本当にただの自己満コラムです笑笑