文字にしたら、上司のイヤな原因もわかる。
文字にすると、見えない現象がはっきり意味を持つ。
それが日ごろのことを、文字にしたり、文章にする意味だと思う。
最近、なるほど!と思った出来事をひとつ。
私の上司のイヤなこと。笑
普段よく話す仲なんだけど、正直、仕事以外のことを話すと、なんとなく言ったことを聞いてくれてないような、はねつけられている感覚があった。
いつもの彼は仕事優秀。アドバイスは的確で、無駄なことはなし。教えるときは教える。すでに教えた基本なことは、こっちが理解できるようにちょっと出しで誘導、すべては教えない。といったように、放置せず、かといって、甘やかさず、匙加減が絶妙ですごい人。そこはすごい尊敬。
でも、ちょいちょい話す中で違和感を感じていた。なぜかと思って、ちょっと書き出してみた。
たとえば、会社のイントラネットを通じて投稿されたほかの人の派手なプライベート写真を指差し、「この営業さん、こんな写真あげちゃうなんてスゴイですよね~」と話しかけると、「いや、もっとすごい人いるよ~これぐらいは普通だね」とか。
ほかにも、「この本よかったです!」と紹介すれば、「いや、その人にはあまり賛同できないんだよね~」とか。
たしかに、彼は間違ったことは言っていない。ただ感じたことを言っているだけ。
なのに、なんか違和感。コミュニケーションをしている感じがしない。なぜか。
こう見てみるともう明白。
そう、とにかくいったん、会話の内容への否定から入ってしまうから。ワンクッションがまったくない。意識してマウンティングはしてはいないだろう。ただ、彼の中でそれが最善のコミュニケーションだと思ってしまっているんだと思う。そして、わたしは、違和感とともに、一種不快感も受け入れてしまう。それで、モヤモヤする。だから、彼のことが最近私にとって、敬遠したい存在となっていた。
でも、こうして思い出して、文字にして、具体的にすると不快の原因がわかる。
耳で音をもとに情報を得ると、目には見えないから、なんとなくスルーしがちだったんだなと。
それでいて、モヤモヤ、イヤな気分も残ってしまう。
でも、こうして文字にすると、その文字が、あらためて私に意味を教えてくれる。文字って便利だなと思った。
イヤなことがあったら、紙に書くっていう方法はこういう意味なんだな。
と、改めて実感できる出来事でした。
ちょっとおしりを閉めるのに急いだ文章。
もっと詳しくはまた今度。かく。
てな、かんじで、これからいろいろと書いていきたいと思います。
鵜ノ江