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徐汇滨江への散策

天気は曇り。今日は東安路で探検。駅をでると最初の感想として何もないなあというかんじ。中国一般のちょっとした都市の郊外という印象。二つまえの常熱路駅周辺は栄えてておしゃれなところもあったりするけど二駅過ぎただけで、ただの空気がよくない中国の街。まず南に進んでって黄浦江まで出ることに。

まわりは道路で車が多く人はあまり多くない。目の前に高層マンションが立ち並んでいて、さらに工事中の壁がありいかにも開発中な地域。景色はそれと道路というだけで面白さは感じられないけど、いかにも中国っぽくて好きな光景の一つ。

すぐに黄浦の手前の横断歩道までたどり着くと川の中に貨物船が見えたりした。外灘とは打って変わって人もほぼいないし、建物も特になく寂しいかんじ。しばらく川沿いに歩いていくと向こうにてっぺんがピカピカと光る煙突が見えた。上海当代艺术博物馆の煙突。向こう岸にメルセデスベンツの大きいドームもある。

ぼーっと歩いてたら突然左に廃墟みたいな色の建物ともいえぬ物体があった。

工場のあとのような、工場にあったものをここまで移したような。でもそれ以外の周りのは比較的新しいきれいな建物で、ちょっと不自然だった。するとここは美術館であることが表示が見えて、廃墟の色の物体はこの美術館のものらしい。今日は美術館の気分ではないと、元の道に戻ることにした。

たしかにほかにも芸術っぽい作品があったがとても中途半端。ここに美術品が置いてあったんだろうなあという場所もあったがいまは何もないといったとこも見えた。だが、左の茂みに曲がった際にすぐ線路を発見した。

廃線らしかったが、なぜここに線路、という感じだった。それづたいに進むとすぐに途切れてしまった。近くを散歩するひとが通って行った。この周辺は近所の住民の散歩コースの一部で、全体的に作りかけでそれきりの公園みたいな感じ。これ以上とくにないだろうとほんとにこの場所をあとにしようとした。

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