【ソフビ研 粘土造形編 ⑦】一通り削ったので、今回は溝(凹凸)をスカルピーで埋めながらさらに形を整えます。ソフビ粘土造形その⑦
さて、今回は凄く地味~~な作業に入ります。
ある程度ヤスリ掛けと削りで、大まかなデコボコを取り除いたので、これから削った後の凹み等にスカルピーを盛っていきたいと思います!
削り・ヤスリ掛け・ペーパー掛けを経て、次は凹みや薄くなった箇所、修正して形を整える作業です。
要は、スカルピーを盛って、ヘラで滑らかにして、焼いて、また削って…です。ww スカルピーを盛ったら、やはり焼かないと固くなりませんからね!
作業開始!
それでもこれで、ようやく富士山の2合目に到達した位だと…(´;ω;`)ウッ…
始めてようやくヘラの出番…!!
スカルピーは小さ目に取り、凹み等に押し入れて、フラットに埋めてあげる感じで平らにしていきます。ここで主に使うのが『粘土ベラ』。いわゆる『スパチュラ』です。セットでも買えますが、全部使うとは限らない様です…(キムラ先生曰く)。でも、持っていても損はないと思います!細いのとか。
盛って、広げて、平らにして…を、気になるところに繰り返し盛っていきます!スッゴク地味です!そして、疲れる…ww
ですが、続けていると気付かなかった歪みなどがよく見えてきて、修正が段々と面白くもなってきます。
キムラ先生曰く、この段階で修正出来る所は修正して、焼いて、その後にディテールを足していく感じでやっていきます。
完成させるのを早める為ですね!
この段階で1からやり直した事が多々あるキムラ先生。やはり、間が開くと色々と考え直してしまい、大掛かりな改修をする羽目になったり…。
新しい目で見ると、色々と気掛かりな所が目に付くのでしょうね。
ですから、この『2合目』で一気に頂上に近づく様にしたいですね!
原型はいくらでもいじれるので、金型にする前にちゃんと納得のいった形にしたいですね!
三面図の存在
そう、三面図の様にはいかないのがソフビ道!
手直しの段階では、割と大きく変わることが多々あるそう。頭の中にあるイメージで修正していくそうです。
なので、三面図は初期のイメージ図。修正時点では何かを足したり引いたり…と、変わっていきます。
さて、どれだけの時間スカルピーを足したり伸ばしたりと、修正をしていたのかは定かではありませんが、大分形になってきました!
気になる所はどんどん直していく!この段階ではまだまだ修正がきくので、思いっきりやっちゃいます!!
大きく直すのなら、今の段階で直し、ディテールは最後の〆で!
やはり、直す時はあちこちバランスを取ってやらなくてはならないので、回しながら直します。色々と気付けるし、左右のバランスが違って見えたりします。
本当に地味~な作業です!ww 一人っきりだったら時間を忘れてやっちゃいますね!
次回は、完成にもっと近づいてきます!
YouTubeでも詳しく話しています。
ソフ研粘土造形編①~⑥
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