人生は物語、人と出会い、始まっていく

最近、時間があるため、本を読んだり、映画を観たりして時間をつぶしていることが多い。読書は気が向くと一気に読み進めていくし、映画は時間に余裕がないと観ない主義であるため、今のタイミングは非常に適している。
 
読書はブックオフで特に目的もなく、フラフラと見てピンときたものを買って読んでいる。なぜかは分からないが、自己啓発っぽいものによく手が伸びている。ジャンル的にもそういうのが好みだということもある。自分のものになるには簡単ではないことは分かっているが、読んでいないよりかはマシであろう。映画は気になっていたものをAmazonプライムで観ている。こちらはどちらかというと人間関係がポイントのものだったり、恋愛ものが多い。この間は、昼間からエッジの効いたものをチョイスしてしまい、暗い気持ちで一日を終えてしまった。それでも読書と映画で上手くバランスを整えているような感じもする。
 
最近、映画を観ていて、強く感じることがある。当たり前のことでもあるのだが、物語の始まりの多くが、人との出会いである。確かに人と出会わなければ始まらない。これは冒険ものであっても、恋愛ものであっても、そうであろう。ついこの間、初めて知った「神話の法則」とやらに当てはまるということなのだろか、つい気にして映画を観てしまう。また、何か変化がなければ、観ているこちら側は飽きてしまう。でも、そのような展開になるだろうな、と予想できてしまうのも、ちょっと寂しさを感じる。それだけ自分が今まで色々なものを経験して、見てきている証拠でもあるのかもしれない。
 
暇を持て余しているため、現実にも当てはめて考えてみる。ちょうど、これからの季節にぴったりのお話だな。新しい生活、新しい場所、新しく出会う人たち、もうこれだけで物語の始まる予感しかしない。気持ちとしては不安と楽しみ、ドキドキとワクワク、ネガティブとポジティブ、色々なものが混ざり合う。知らないことが多いから、混ざり合う部分が多いと思う。これは脳にも身体にも、そして人生にも刺激になる。過度な刺激は苦しくなるだけだろうが、適度な刺激は人生のスパイスにもなり得る。いくつになっても刺激がある人生を過ごしていきたいと思う、映画のなかの主人公のように。
 
映画という大きな括りで捉えているから、ざっくりまとめみたいになってしまう。きっと自分自身、今は期待しているのだと思う。新しい世界に素敵な出会いがあるのでないかと。今までの経験上、色々な人がいた。良い人もいれば、悪い人もいた、良い人に見えて悪い人、悪い人に見えて良い人、そして、同じ空間にいながらも関わることがなかった人、カテゴライズしたらキリがない。自分の人生の主人公は自分であるため、自分の行動で出会う人たちも変わっていく。とても楽しみにしている、これから自分の人生の中で出てくる登場人物たちを、そしてその人たちと何をしていくのかを。
 
人生は物語、人と出会い、始まっていく

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