どれだけの三日坊主たち

歴史は繰り返される。
 
高校時代、日本史が大好きで一番面白い授業だった。その日本史の先生からもらった言葉が、今の自分にしっかり当てはまっている。先生とは、月並みの言葉であるがすごいと思う。
 
こうやって、何かを書き始めようとしてパソコンに向かったことが数年前にあった。
あの頃は仕事を退職し、とにかくお金は無いが、時間はあった。何かできないかと思い、始めたのだろうけど、結局、続きはしなかった。
(この間、当時の文章がまだ残っていることに気が付いたが、恥ずかしさから見ずに消しました)
 
なぜ、続かなかったのか・・・。
考えられる要因はいろいろとある、思っていた以上に書くことが思いつかなかった、そもそも書くことがなかったのでないのかな。なんか趣味のことを一生懸命書こうとしていた記憶もあるような無いような。コロナ全盛期の中、人と会わず、閉鎖的な世界で感じていることは、ネガティブなものが多かった印象。お金が無いことも大きかったと思う、何をするにしても、何を買うにしてもお金が必要になる。「お金がすべてじゃない」、という人もいるかもしれないが、とても大切なものだということは経験から強く感じた。
 
そして、見事に繰り返されている、今、あの時と同じくパソコンに向かって、同じく文章を紡ぎ出している。状況は似ている部分も多い。仕事を退職し、次の仕事までに時間がある。そして、とにかくお金は無いが、時間はある。コロナが全盛期とは比べ物にならないくらい衰退したことと次の仕事が決まっていることは大きな違いになる。
 
大きな話ができる器の人間ではないから、少々、怯えながら言わせてもらうならば、この地球規模でも歴史は繰り返されているのではないかと思う。特にどちらかと言えば悪い内容で繰り返されている。テレビや新聞を読んでいて、過去の事例を紹介するものがあったりするが、なぜ過去の事例、要は経験をしていながら、同じ過ちを繰り返しているのか。これはいつかの機会に自分と照らし合わせて深堀してみる。
 
話は自分のことに戻して、似ている部分と違う部分を承知の上で自分に少し期待してみたいと思います。
あれから数年で、自分が続けられる人になったのか、書けることがあるのか。それとも昔と変わらないまま、三日坊主で終わるのか。今までの自分の三日坊主たちに「できるようになったよ!」と、顔合わせできるように頑張ってみたい。
 
自分自身に期待してみる。

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