今週の【ほぼ百字小説】2021年7月12日~7月18日
【ほぼ百字小説】をひとつツイートしたら、こっちにそれについてのあれこれを書いていきます。書き方のちょっとしたガイドみたいなものにもなればいいなと思います。100円で一週間分読めます。その週の終わりにぜんぶまとめて朗読して、その音声ファイルを貼ります。ということで、今週もよろしくお願いします。
7月12日(月)
【ほぼ百字小説】(3223) みあおおお、というその声の高さで遠くからでも子猫だとわかる。ブロック塀沿いのいつもの通路を通って、もうすぐうちの台所の網戸の前で鳴き始めるはず。何度か鳴いて反応がないと次の家へ行く。親猫とそっくりだ。
いつもの猫もの。ほとんどそのまんまです。うちの近所には猫がけっこううろうろしていて、家と家の間が猫の通路になっています。お馴染みの猫も何匹かいます。こうやってサバイバルする方法を親猫に教わるのかなあ。通路がある、というのが不思議です。猫の通路の地図とか、もしあったら欲しい。
で、前に書いた猫の地図の話。
【ほぼ百字小説】(1430) 猫の地図を手に入れた。猫が手にしていたから猫の地図だとわかったのだが、猫の手で作られたものなのか猫以外の手によるものなのか。この記号が集会場であることはわかったが、さらなる読解には猫の手を借りるしか。
こんなのばかりを集めた『100文字ねこ』に、加えようと思います。もっとも、まだ出る予定はまったくないんですけどね。ああ、『100文字ねこ』なんとか出せないものかなあ。とか、ここに書いても仕方がないんですけどね、ということも前に書きましたか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?