見出し画像

『交差点の天使』全作解説+目次

【ごあいさつ】

 これまでの全作解説にも書いてますが、この【百字劇場】というシリーズには、各刊にテーマみたいなものがあります。
 それに沿って、【ほぼ百字小説】の中から二百篇を選んで配列していて、SF、狸、猫、亀。そして今回は、天使です。

 天使? と思われるかもしれません。私も思います。
 書きながら、自分でもよくわからない。まあ仮に「天使」とでも呼んでおくか、そんな感じの天使です。とか言うとますますわからなくなりますね。でもまあ正直なところ、そうです。

 そもそも、ずっと書き続けている【ほぼ百字小説】のいちばん最初が、この「天使」の話なんですね。なんだかよくわからない天使の話。それを百字くらいで説明なしで書きたい、というのが最初。説明なしなのは、私にも説明ができないからだろうと思います。説明できないものを説明せず説明しないまま書くのに、そういう形式がいちばんいいのではないか、と思って、百字小説という形ならそれができそうな気がした。
 で、試しにそれをひとつ置いたら次も何か置きたくなって、という具合に続いて、今も書いているのが【ほぼ百字小説】で、だからすべては天使の作用によるものなのかもしれません。これまたなんだかよくわからない話ですが、まあなんだかよくわからないまま読んでみてください。
 なんだかよくわからないけどなんかおもしろい、とでも思ってもらえたら嬉しいのですが、こればっかりはわかりませんね。



*****************
この先は準備中です。本が出たら、一日五つ分くらいのペースで更新していく予定。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?