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視るものは、そこではない気がする。

おはようございます。


春の陽気ですね。こんな陽気も実は一瞬で、あっという間に初夏になってしまうのでしょうね。
「こんなに毎日寒くて堪らない。はやく春になればいい」と一か月前まで言っていたのが、あと少ししたら「暑くてやってられない。早く涼しくならないか」と言うのでしょう。
人は勝手な生き物ですし、その勝手さを理解するのが人と分かり合える近道なのかもしれません。


ある古い写真を見せられて「これは大変驚くような写真です」と言われたのですが、僕にはただの古い写真にしか見えませんでした。
ある風景、建物を俯瞰で撮った写真。
その建物に歴史的な価値があるのかと考えました。聞けばその建物は陸軍砲工学校の写真で1901年に撮られたものだそうです。


1901年と言えば明治34年(もちろんスラスラとは出てきませんよ?調べました)
軍の施設があっても不思議ではありません。1904年には日露戦争が始まっていますから。


そうして映っているものを凝視して考えましたが分かりませんでした。


大切なのは映っているものではないのです。

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