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世の中の物語は主に二種類に分けていますーー終わりに向かう物語と、始まりに向かう物語。未来への道を導き、涙があろうか悲しみがあろうか、最後に糧となってまっすぐに前に進める、始まりの物語は人の心には残れない。逆に過去を引きずって前に進めず自分の一生を過去に捧げた悲劇が心に残る。それは誰であろうと、必ず一度は「後悔」したことがあるからではないかと思う。終わりに向かう、悲しいと虚しさ、寂しさしか残れないが、それでも何事も終わりがある。その終わりは必ずと言えるほど、ネガティブな感情を含むのだろう。
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