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最初にできた見えない友達
僕は幼稚園の時、泣いてばかりいました
(母と離れるなんて考えられなかったから・・)
入園してから1年、泣き続けたらしい・・トホホ😫
その頃にはすでに霊の方々と話し、触れ合っていることが多かったんです
母も同じ人種ですから、その環境に慣れていたんですね~👩👦
(母はキッチンで霊のお婆さまと楽しそうにお話しながら料理を教わってました)
今、考えると24時間ずーっと霊の方たちが見えて話せてました
(寝てる時も😴)
生きている方たちと接する時間の方が短くて・・・
霊の方たちはすごくストレートで「よいこと」も「わるいこと」もストレートに思っているままお話ししてくださるんです
(今もだけど・・生きてる人間はいろ〜〜んなことを複雑な言葉や想いに変えて話すもんね!わかりにくい・・)
だから園児の僕にとって接するのが楽でした
こんな環境・母のもと育った僕は当然、入園してすぐから先生・園児に馴染めなかった!
当たり前か・・・
また遊具も怖いし、砂場も恐ろしい
祖父はいまだに僕に言う
「入園しても1年『ママ〜』と泣き続けていて 半年ぐらいは園庭の隅っこで泣いていたもんな〜」と
そういえば楽しそうに「きゃっきゃきゃっきゃ」と遊んでいる子たちを遠くから「じ〜っと」見ていた記憶がある 👀
(何が楽しいのか!)
ある日、そんな僕を見かねたのか、姿ははっきりとは見せてくれなかったからわからないけれど、中学生ぐらいの男の子かな 👤・・
みんなを見守っているような温かい感じの子だった
多分・・様子的に交通事故で亡くなってるんだと思う
(そういう人ははっきりとした姿で現れたがらない)
園庭の隅にいる僕に近寄ってきてくれて、そっとそばに座ってくれた 👤
なんだか嬉しくて、温かくて・・僕から話しかけた 👦
返答があるわけではなくて僕が一方的に話すだけ もちろん声に出して
「今日、こんなミミズを見つけてね・・・」
「おうちでお団子作ったの!」など
お兄ちゃんはうなづいて、聞いてくれている感じだった 👤
お話はしてくれないけど、僕には温かくてほがらかな時間だった
今思えば、お兄ちゃんはすごく深く傷ついて亡くなっていたのかもしれない だから・・話ができなかったのかもしれない 👤
園庭でしか会えなかった 教室には来なかったな
僕が年長さんになり、ようやく園にも慣れてきた時には
お兄ちゃんは姿を現さなくなった
毎日、話を聞いてくれたのに・・・
急にいなくなって寂しい気持ちになった記憶があります
今、お兄ちゃんと出逢ったらもっと違う話をするだろう
ありがとうも言いたいのにな
僕が人生で初めてお友達と感じた 目に見えないお兄ちゃんの話です
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