2024年/トヨタ自動車【7203】の配当金はいつ？100株でいくら貰えるの？
2010年以降は一度も減配する事なく安定して配当を払い続けるトヨタ自動車【7203】は、配当金狙いの投資家さんにも人気の高い銘柄です。
配当金などのインカムゲインだけでなく、以下図の過去5年間の株価チャートを見て分かる通りキャピタルゲインも狙える優良銘柄なので多くの方から注目されています。
そんなトヨタ自動車【7203】の配当金まわりの事（配当金はいつ貰える？幾ら貰える？など）をこの記事では詳しく紹介していきたいと思います。
トヨタ自動車【7203】の基本情報
・業績推移
・株主還元に関する基本方針
当社は、株主の皆様の利益向上を重要な経営方針の一つとして位置付けており、持続的な成長の実現に向け、引き続き企業体質の改善に取り組み、企業価値の向上に努めています。
配当金については、安定的・継続的に増配を行うよう努めていきます。
当社の剰余金の配当は、中間配当および期末配当の年２回を基本的な方針としており、これらの配当は、定款に基づき、取締役会で決議しています。
それでは、トヨタ自動車【7203】の権利付き最終日や権利落ち日、配当金額などを見ていきましょう。
トヨタ自動車【7203】の権利落ち日や支払い開始予定日
トヨタ自動車は年2回（9月末（中間配当）、3月末（期末配当））の配当基準日を設けています。
次回の配当に関する権利日は以下の通りです。
権利落ち日の1営業日前に当たる「権利付き最終日」にトヨタ自動車の株を保有している方であれば配当金を貰う事が出来ます。
権利落ち日に購入しても配当金は貰えないので注意しておきましょう。
権利付き最終日にトヨタ自動車株を保有しているか・保有していないかで配当金が貰えるかどうかが決まるので、それまで保有していなくても問題ありません。
権利落ち日になればトヨタ自動車株を売ってしまっても配当金は貰えます。
ちなみに「権利確定日」とは、権利付き最終日に株式を持っている株主が名簿に名前が載り権利が確定する日です。
🟠配当金はいつ受取れるの？
国内株式の配当金は権利確定日から約2～3ヶ月後に支払われるのが一般的です。
では、トヨタ自動車の場合はどうなのか見てみましょう。
2024年5月8日に発表された決算短信に、2024年3月（期末配当）の配当支払開始予定日が書かれています。
配当支払開始予定日は2024年5月24日となっています。
2024年3月の権利確定日が3月29日だったので約2ヶ月後ですね。
配当基準日の約2ヶ月後が配当支払日となるので、9月の中間配当は11月末、3月の期末配当は5月末が配当支払開始予定日となります。
「配当金で旅行に行こっかな。欲しかったバッグを買おうかな」と、配当金を目当てに予定を立てる時は、実際に受取るまでには2ヶ月ほど時間がかかるので注意しておきましょう。
🟠トヨタ自動車株を100株買ったら配当金はいくら？配当利回りは？
トヨタ自動車の過去5年間の配当実績と配当利回りは以下の通りです。
2024年3月期の配当は中間配当（9月）が「30円」、期末配当（3月）が「45円」、合計の年間配当額は「1株あたり75円」となっています。
つまり、トヨタ自動車株を100株保有していた場合の年間配当金は7,500円となります。
・100株、300株、500株を買い付ける時に必要な投資額と貰える配当金
（株価：3,274円（07/12日終値）で計算）
・注意
トヨタ自動車株を100株保有していた時に貰える配当金は7,500円ですが、配当金は配当所得なので課税対象となり、実際は源泉徴収された金額が振り込まれます。（税率は20.315%）
NISA口座での取引であれば非課税となり全額入ってきます。
・トヨタ自動車株を100株保有していた時の配当金
・配当利回り
2024年の予想配当利回りは
株価：3,274円（07/12日終値）
年間配当額：中間30円＋期末45円＝75円
配当利回り：75円÷3274円×100＝2.29%
2024年6月の東証プライムの予想平均配当利回りが2.27%（配当実施企業のみ）なので、トヨタ自動車株は平均的な配当利回りと言えます。
🟠口座はNISA口座がおすすめ
トヨタ自動車【7203】は新NISAの成長投資枠の対象商品なので配当金が非課税となるNISA口座での取引がおすすめです。
NISA口座であれば配当金のようなインカムゲインだけでなく、キャピタルゲイン（売買差益）も非課税となります。
ただし、新NISAの成長投資枠は限度額が決まっており年間で240万円、生涯で1,200万円なので投資信託やETFでNISA枠を使う予定の方や、限度額を超える投資額を予定している方は特定口座での取引となります。
🟠配当性向も確認
配当金狙いで投資をする場合、配当金額や配当利回りだけでなく配当性向も確認しておきましょう。
配当性向とは
当期純利益（税引後利益）の中から、配当金をどのくらい支払っているかをパーセンテージで表したもの。
配当性向が高い会社は無理をして配当金を支払っている可能性があります。
その為、設備投資などに回せるお金が少なく成長性が乏しかったり、借入金に頼る可能性もあり安全性が不透明で将来的な減配リスクも高まります。
配当性向は高ければ高い程良いと言う訳ではなく、適切な範囲内で株主に還元している企業が本当の優良企業です。
適切な目安は業界により異なりますが、概ね30%～50%位が目安だとと思っておきましょう。
目安よりも大きく超えている場合には注意が必要です。
・トヨタ自動車の過去5年間の配当性向の推移
トヨタ自動車の配当性向はおおよそ30%前後で推移しています。
無理をしているという程ではない配当性向なので問題ないでしょう。
まとめ
最後にトヨタ自動車の配当金はいつ貰えるの？100株保有でいくら貰えるの？といった部分をまとめておきます。
・いつ貰えるの？
9月（中間配当）
権利付き最終日：2024年9月26日（木）
権利落ち日 ：2024年9月27日（金）
支払開始予定日：2024年11月末頃
3月（期末配当）
権利付き最終日：2025年3月27日（木）
権利落ち日 ：2025年3月28日（金）
支払開始予定日：2024年5月末頃
・いくら貰えるの？
100株保有：7,500円（税引前）
300株保有：22,500円（税引前）
500株保有：37,500円（税引前）
100株保有：5,976円（税引後）
300株保有：17,929円（税引後）
500株保有：29,881円（税引後）
以上、トヨタ自動車【7203】の配当金まわりについてでした。
それじゃあ、またねー
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