STUDENT HOTELで暮らす。

日本では珍しいホテルの新形態

「 THE STUDENT HOTEL 」

その名の通り、基本学生専用のホテルです。ロッテルダムのこのホテルに泊まったのでそれをNOTEします。

学生なら、学期や年間の長期宿泊利用が可能。学生が100名くらいは滞在している模様。ゲスト用の部屋もあるので短期であればゲストや旅行者も宿泊できます。オランダのアムステルダムやロッテルダム、フランスのパリなど、大学のある主要都市にホテル展開しています。

通常ホテルやシェアハウスと何が違うの？

ホテルの特徴のひとつはなんといってもその共用部。ラウンジやカフェはもちろん、学生専用ということもあり、プレゼンルームやライブラリ（自習スペース）、軽く遊べるプレイルーム、コラボスペースや専用パソコンルームがあります。なんと宿泊者専用のジムも完備、週末はヨガ教室も開催している模様。学生が欲しいと思うスペースが潤沢にあり、共用部の占める面積も広めです。学生が夜もライブラリで勉強していたり、ラウンジでチームミーティングしていたり自由に共用部を使っていました。カフェは外部の人も利用可能。コラボオフィスはインビテーションがあれば学生と使用できます。内装もオランダっぽくカラフル＆ラフにデザインされていて、学生が滞在したいと思う「洒落たデザイン」です。

もうひとつの特徴として、宿泊すればホテルのサービスが受けられること。サービスオプションを付けるとベットメイキングや掃除・ゴミ捨てもしてくれます。勉強ライフに専念できるサービスということでしょうか。個人部屋はベットとシャワー＆洗面台は整備されていて、長期宿泊ならポストや専用キッチンも使用できるので、普通に不自由なく生活できる快適ホテルライフです。学生がそのホテルのカフェなんかでバイトもできます。

ターゲットを明確にした付加価値

メインターゲットを学生にしているので、ホテルのコンテンツが明快でした。学生が欲しいスペースを共用部に充実させて、学生が面倒と思う掃除などをホテルがもともと持っているサービスとリンク。いわゆる主要駅からはちょっと離れるが、大学所在地から見た立地は良い。プラスアルファとしてゲストや旅行者滞在があるホテルです。ゲスト宿泊者へも、ウェルカムお菓子（オランダなのでワッフル）やお洒落な周辺観光マップも提供されてゲストへのサービスも悪くない。立地を気にしなければホテルとしても良いと思います。

学生のための新しい暮らす場のあり方でした。