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ほぼ独学でITパスポートに受かった話

やりました!!

2月からコツコツ勉強してきたITパスポート!
合格しました!!

(とは言っても合格点いってた!ってだけで合格証書が来るのはもう少しあとです)

そんな訳で今回は私がほぼ独学でITパスポートどうやって受かったかを紹介します。

参考になればいいな。

まずはスペック。
・アラサー子なし人妻
・非IT系正社員(販売職)
・一応軽くプログラミングの勉強はしたことある(JavaScript、Python)
ちなみにITパスポートの試験終わってからはちまちまPythonのお勉強してます
・パソコンはどっちかと言えば得意かも、とりあえず抵抗は全くない
・お笑いヲタク。圧倒的現場主義者。ライブは月4で!

ITパスポートを取ろうと思った理由。

前からこのnoteを読んでる方はご存知かと思いますが、昨年春〜夏の終わりにかけて人間関係でメンタルをやられて休職していました。

その時に「退職してやる!」と思ったんですけど、その時に自分「何がしたいんだっけ?」て思ったんです。

いくら販売職を長年してるとはいえ、これ!といったスキルがまるでないんです。
その時にとんでもなく絶望しました。
あれ?私ってなんも出来ないんじゃない……って。

その後、今の職場に復帰してしばらく働いていましたがやっぱりあの時に抱いた深い絶望感が忘れられず。

私、このままでいいの?
何度も何度も考えました。

そしてある時、元々好きだったパソコンに目がいったんです。
そもそも機械系に対して抵抗感は無いし、ITならつぶしきくんじゃね?くらいの軽いノリで。

その時、職場の福利厚生で通信教育を色々受けられるんですがそこにITパスポートがあるのを発見。

見た次の瞬間に連絡して手続きを行いました。

受講開始〜受験まで

2月→受講開始。
とは言ってもテキストが来て、いつまでにWebで課題出してねー。ってやつでした。
6月→修了。
予定より大幅に遅れての修了。
7月→受験!

5ヶ月の勉強期間でした。
(後述する理由で一時期お勉強をお休みしていたので正味3ヶ月半くらい?)

勉強に使ったテキスト

・よくわかるマスターITパスポート試験対策テキスト&過去問題集(FOM出版)
・ITパスポートパーフェクトラーニング過去問題集(技術評論社)

https://amzn.asia/d/1WW0Jgw

この二つは通信教育のテキストでした。てか、これだけ届いて「あとは期日までに課題を出してね!」(模擬問題のテキストがついててそれを解いてネットで提出)って感じでした。
てっきり東進みたいなオンライン授業かと思っていたのでめちゃくちゃ拍子抜け。

とりあえずこの二冊を読んで問題を解いて行きましたが途中で「こんな言葉しらねー!!」っていうのに何度か遭遇したため神保町の三省堂書店にてこれを追加で購入。
(確か9番街ミッション、ネイチャーバーガーゲスト回の前に駆け込んで購入。神回だったなあ)

・キタミ式ITパスポート

これ、「リムーバブルメディア?コンビ名?」と思ってる人から「ある程度わかってます!」までみんな買うべき!
イラストがたくさんあって分かりやすい!
結構PCの周辺機器は文字だけ書かれても全くイメージがわかない。特にエンジニアでもなんでもない私のような非IT系職の人間は。
でもこのテキストはイラストで具体例を示してくれるからスッと頭に入ってくれる!
これにはかなり助けられました!
今基本情報技術者の勉強をしていますがもちろんキタミ式のテキストを買いました!

さて、ここまでテキストを三冊上げましたが大きな欠点が。

三冊ともすごい嵩張る!!
三冊一緒に持ってた時なんてもう筋トレよ、筋トレ。
キタミ式だけカバンに入れて行き帰りの電車で読んでましたが重かった……

なのでITパスポートの問題集アプリをスマホに入れて、そして試験直前は「ITパスポート試験ドットコム」でひたすら過去問演習!
先述のテキストにも過去問が収録されたCD ROMがついているのですが、私のPC(Mac)非対応だったのでこっちを主に使っていました。

勉強法

ITパスポートは「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」と三分野に分かれています。
三分野それぞれで一定得点を取らないと合格できないのでそれぞれ満遍なく対策しなければなりません。

とりあえず一旦過去問を解いて見ることにしました。

すると…意外とストラテジ系は解ける!
というのもストラテジ系は労働やITに関する法律やグラフの種類など社会人していれば一回は聞いたことのある言葉が意外と出てくるんです。
逆にマネジメント系は散々。テクノロジはなんとも言えない結果に。

ここで
ストラテジ系→単語や計算問題を中心に勉強
マネジメント系→一からテキストをしっかり読んで勉強
テクノロジ系→プロトコル系を中心に対策
と方針を決めました。

これね、経済アナリストの勝間和代さんの本に載ってたやり方を実践してみまして。
普通はテキストで用語を覚える→問題を解く、というやり方が一般的ですが勝間式は逆なんですね。
そうすると自分はどこができて、どこができていないか分かる。
わからないところだけ覚えればいいから効率的!

学生と異なってフルタイムで仕事してそこから勉強!って時間ないんですわ。
だから少しでも効率よく勉強していかなきゃならなかったのです。

方針を決めたあとはひたすらわからない言葉を書き出して、問題を解いて…の繰り返し!
少しでも脳みそに定着するかなと思ってITに疎い夫に用語の説明をしてみたり。
これ、結構効果あります!
夫がいない人はぬいぐるみ、推しの写真に向かってでも効果ありそう!
(私、柏木さんにうまく説明できる自信、ないわ…永見さんなら分かってくれるかしら。工学部卒だし)
よく考えたら「ラバーダックデバッグ(アヒルのおもちゃに向かってコードの説明をしていくデバッグ方法)」みたいなもんね。

試験の申し込みをしてからは先述したアプリでの問題演習も取り入れて
朝行きの電車でアプリの問題を解く→わからなかった問題と解説をスクショ→帰ってきてからノートにまとめる&過去問や問題集を解く
というのを繰り返しやっていました。
試験2週間前にもなるとこれに加えて試験ドットコムでの問題演習も。

試験に向けてのモチベーション

実は勉強中、急激にメンタルをやられる出来事があってしばらく試験勉強ができなかった時期がありました。
本当に仕事に行くだけで精一杯。むしろ仕事に行けてたのが奇跡ってくらい。
もう勉強、やめちゃおうかな…なんて思ってました。

でも、もうお金払ったし、何より夫に「私資格取る!」って言ってしまった手前、ここで止めるなんて嘘でも言えなかったんです。

そして何より「何にもない自分」が本当に嫌だったから。

そしてこう思いました。

メンタルを病んだ理由になった人を見返してやろう!私を何もないと言ってきた父を見返してやろう!
諦めるんなら試験に落ちてからで、せっかく受けるなら精一杯やろう!
この結論に至るまで1ヶ月かかりました。そこからは自然と遅れを取り戻すかのように勉強していました。

そして、勉強しつつもライブには行ってました!
でも「ライブ前に喫茶店で問題解く」とか、「行きの電車で単語帳読む」とか必ず勉強時間は少しでも捻出したし、帰ってきてから余韻に浸りつつもしっかり勉強はしました。
私、ライブは生き甲斐なんで試験勉強あるから行けない!とはならないんですよね。
むしろ、「仕事もしてライブも行って、でも試験に受かりました!」の方がかっこいい!
1個だけ、試験直前のライブだけ泣く泣く諦めましたがそれ以外行きたいライブは全部行きました。

これから

とりあえず今は基本情報技術者の勉強をしつつ、Pythonを勉強中。
目指せ社内SEなんですが、販売職から異動した例がないらしい。
ないなら作ればいっか、前例なんて。

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