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気づかずに使ってる⁉よくある間違い敬語4選

『〜させていただきます』『了解です』
耳にすることの多い表現で、多用する人をよく見かけます。
でも間違った敬語を知らずして使うと
いつのまにか自身を損なう恐れがあります。

今日はよく聞く間違い敬語を5つ紹介します。


「させていただく」の多用

この言葉自体が間違っている訳ではありません。
理解し、どんな時に使う言葉なのかをわかっていない人がとても多いのです。

結論から言うと

相手に許可を得た行い、そのことで恩恵を受ける場合に使います。

例えば「確認させていただきます。」は正しい使い方です。

ですがよりシンプルに言うこともできます。

「確認させていただきます。」→「確認いたします。」

十分意味も通じますし聞いている側も変な感じがしません。

させていただくを使う際はシンプルな表現にできないか、
一度考えてみるのもよいですね。


「よろしくお願い致します」と「よろしくお願いいたします」

メールの最後に
『よろしくお願い致します。』
とする人は多いのではないでしょうか?

これは間違いで正しくは
『よろしくお願いいたします。』
です。

これは「いたします」と「致します」で用法が異なるからです。

「致します」は動詞で
“そのことが元で、よくない結果を引き起こす”
という意味になります。
一方で「いたします」は補助動詞「する」の謙譲語・丁寧語です。

なので「よろしくお願いいたします」が正しい表現になります。


「了解です」と「かしこまりました」


「了解です」を多用する人、いませんか? 
同僚や親しい間柄であれば「了解です」と使っても問題ないでしょう。
ですが、目上の人に対して使うのはNGです。

目上の人に対して使う場合、「了解です」ではなく
「承知いたしました。」または「かしこまりました。」を使いましょう。

「わかりました」もよく耳にしますが、これも同じで敬語ではありますが
尊敬の意味は含まれていません。


「お疲れ様です」と「ご苦労様です」

退社時によく使用する「お疲れ様です」と「ご苦労様です」

両方ほぼ同じ意味ですが後者は目上の人や社外の人に使用するのは NGです。

目上の人には「お疲れ様です」、部下や目下の相手には「ご苦労様です」
を使うのが決まりです。

なぜこのように使い分けるかは、はっきりとした理由がありません。
その場に応じて使い分けるとよいでしょう。


今回はよく耳にする間違った敬語を4つ取り上げました。

皆さんの周りで多用している人はいませんか?

この機会に一度振り返ってみてはいかがでしょうか?こ

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