作家のカミングアウト

こんにちは、憂芽です。
普段は会社員である私は3月から4月にかけて繁忙期、その折に数多くの別れと出会いも降ってきます。

新しく知り合った人に自己紹介をする際に 「ハンドメイド作家です」 と名乗る方はいらっしゃいますか?

このnoteを読んでくれている方の中にも、周囲に「ハンドメイド作家をしていること(販売をしていること)」をカミングアウトするかどうか考えている人もいると思いますので、私の場合について書き留めておきます。

※なお、販売を伴わず、あくまでも趣味だけでハンドメイド活動をしているのであれば、話したい人に話す、どうでも良ければ話さないで良いと思いますよ。


憂芽のカミングアウト範囲①


同居家族→カミングアウト
同居していない家族・親戚→秘密にする場合もあり

まず、同居家族には、カミングアウトの必要度は高いと考えています。
自分以外立ち入らない部屋を一室持っていたとしても、作家活動をするのであれば室内で完結することはありません。自分の販売サイトを持つにしても、ハンドメイド品を扱うお店を利用して委託販売をするにしても、配送(送付&受け取り)があります。
よほど同居家族が家を空けていることが多いか、家族に対して無頓着でな人でなければ、秘密にしたまま作家活動をするのは難しいでしょう。

また、ハンドメイド品を販売できるイベントに出展するなら、最低でも1日、遠方なら2〜3日 家を空けることになるので、このような面からも同居家族に対してのカミングアウトはしておいた方が無難です。
活動が本格化してからよりは、そろそろ始めるぞ! くらいのタイミングがお勧めです。


同居していない家族や親戚には?



私はカミングアウトをしていません(この点については同居家族とも確認しており、話さないことにしようと約束済み)。
明かしていない理由としては、同居家族とは違って隠しておくのが それほど難しくないことが1つ。そして親戚の気質を踏まえた結果ですね。

この気質については、次の項で掘り下げていきます。


憂芽のカミングアウト範囲②



他人を羨んでばかりの人・妬む人→NG
「お金」に目がない人→NG
クレクレ気質のある人→NG

その人がハンドメイドに興味があるか? を考えたことはありません。むしろハンドメイド活動に興味ない人の方が、「そんな活動しているんだ、へぇー。ところで……」という感じになるので、楽という説もある。


真っ先に注意したいのは、他人と自身を比較しては、羨んだり妬んだりする人ですね。
このような方にカミングアウトをすると、ハンドメイド品の粗探しをしたり、悪口を言ってみたり、こちらを不快にさせることばかりするようになりますので、「作家活動」という言葉は控えておきましょう。

まあ、作家活動を始める以前から、そういう人にマウントを取られてばかりで、負けじと「私は作家してるのよ!凄いでしょ!」って言いたくなることもあるかもしれませんが……
張り合う必要はありません。必要以外の会話をせずに逃げて。


次に気をつけたいのは「お金」「金銭的価値」「儲け」などの言葉に反応しがちな人。
作家活動をしているとカミングアウトした次に発する言葉が「それ、儲かるの?」です。

「儲かる」と答えれば、「私も作家を始めようかな」「貴方が作ったものを私が売ってあげる。プロデューサーになってあげたい」「手伝えることがあれば何でも言ってね!バイト代は貰うよ」などなど、返ってきます。

まあ、これは、まだマシな方かもしれません。
本当に意地汚い人は、「儲かってるんでしょ?だったら奢って」みたいに、助力も何もせずに利益の配分を強請ってきます。

例えば新しい服やアクセサリーを自分が身につけたときに、「それ、幾ら?」と聞いてくる人。
お土産やプレゼントをあげたときに、「幾らだったの?」「高かったでしょ?」
旅行に行った・車や家など高額な買い物をした話を聞きつけると「ずるい!」「お金持ちだね」

あくまでも私が集めた事例ですが、このような発言をする人は要注意です。


憂芽のカミングアウト範囲③



他人がやっていることに対して「すごいね!」と純粋に賛美できる人 → OK

極論、これだけかもしれませんね(苦笑)
お友達の中にも「催事に出展してるの? どこで? 買いに行くね!」という人もいれば、「売れ残りないの? 頂戴」という人もいるので、作家活動のカミングアウト範囲には よくよく気をつけてください。

……カミングアウトの可否を判定できない?
そんなときは、話さないのが無難です。相手を信頼できるようになるまでは。

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