サモア旅⑥ カルチャーショック


・ビーチファレの猫
 サバイイ島でのシュノーケリングの後のリゾートでのランチは次の予定があったので、半分以上パックに詰めてテイクアウト。夜食でつまめるフィッシュアンドチップスやナチョスが入っていた。


 その夜のビーチファレには3組泊まっていて、18:30ごろから夕食開始。足元には愛嬌を振りまき食べ物を貰おうとする猫たちが赤ちゃん含め4匹いた(その宿に限らず、ローカルの飲食店にはほとんど猫がいる)。

夕方、その辺で授乳する母猫

 飲食終盤、猫たちは諦めたのか愛嬌が減ったなぁと思っていたが、自分たちがファレに帰るとファレから飛び出してくる猫が1匹。明かりをつけるとテイクアウト容器が開けられていて、少し食べられた様子もある。

 かなりの葛藤はあったが、食べずに宿のスタッフに言って、捨ててもらうことにした。「これ猫に食べられたので、捨ててもらえますか?」と言うと、「捨てることはしませんが、猫の餌にします」と笑顔で言われた。猫強し。。

・豊かな食材
 ココナッツは至る所にあり、タロイモ、バナナ、マンゴー、ブレッドフルーツ、パパイヤなどなど。


あまり手をかけずに収穫できる食べ物が豊富で、食べるものに困らない安心感がサモアの人たちから滲み出る優しさや、温かさの背景になっているだろう。



・大きい体
 サモアの成人はおっきい人が多い。

太ってるじゃなくて、本当におっきい。小学生くらいの子どもたちは痩せてる子もいる。大学に遊びに行って気づいたが、女子学生たちはすでにおっきい。男子はまだおっきくはない。
 妻が言うには、サモアの子どもたちは痩せている子も多いが、女子も男子もそれぞれある程度の年齢を迎えると突然大きくなるらしい。

 主食であるタロイモを食べたら、「力がつくぞ」と言われる。冗談だと思うが、確かにタロイモは力がつきそうな気がする。



・野犬
 道路を歩くと動物は沢山いる。犬、猫、鶏、豚、牛、馬。一番こわそうなのは夜の犬。道路に10匹くらい立っていて、車にも走ってきて吠えてくる。首都で夜ごはんを買いに行こうとすると、とも子が石を拾ってきた。投げて追い払うらしい。他にも棒を持って歩く人もいるそうだ。
 サモアでは「夜道を歩くときは犬とココナッツに気をつけろ」と教わる。ココナッツが上から落ちてくるからというよりは、それ以外は心配ないくらい治安がいいという話らしい。ただ、やはり犬には気をつけろ。



・魚の売り方
 車で走ってるとたまにショップがある。日用品や食料品、お菓子やビールを売っているお店。冷蔵庫や冷凍庫がある。
 一方、ショップより少ないが、屋台でも何か売っている。犬に気をつけながら近づくと、すべて常温で、ココサモア(カカオを潰したもの)、タロイモ、生魚。生魚に近寄るハエをはらう専任の人が1人、ずっとはたきを振っていた。

首都の魚市場でもやはり、常温。生食用に買うなら早いうちに買うのがベターというか、マスト。




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