サモア旅⑤ レジャー体験

 サモアでは特に観光地に行くことはせず、とも子の仲良しの方々に素敵な体験をさせてもらいました。

①リバーウォーク@オルセン君の家
 サモア2日目の朝は、オルセン君のファレ(壁のないサモアらしい建物)で目覚める。オルセン君は普段から、リバーウォークといって、家の目の前を流れる川に沿って登って行き、所々で滝壺へ飛び込むという体験を提供している。
 本来は4時間のルートだが、朝食をゆっくり食べたので、今回は1時間未満のショートコース。序盤から、人が1人ギリギリ通れる幅の道を歩き(踏み外したら5m下の川へ転落)、ぬかるんだ斜面を降り、腰まで浸かって川を渡りながら目当ての滝へ。

 岩はゴツゴツ、濡れていて滑りやすく、「一つ間違えると…」なんて考えてたら進めない。けど、オルセン君は分かりやすく説明してくれて、先に飛んでくれて、笑顔で「カモン!」と言っている。とも子は充電の切れた防水カメラを肩にかけ、下からこちらを見ている。

 腹を決めたわけではないが、怖いけどやるしかないので、えいっと踏み出したら意外と気持ちよく入水した。怖かったのはやる前だけのようだ。オルセン君が「よくやった!」とナイスな笑顔とハイタッチで迎えてくれた。


②シュノーケリングツアー@Dive Savaii

 とも子の赴任していた小学校から約2キロの所に、優しくいつも笑顔でユーモアのあるドイツ人夫婦、オラフとティナがダイビングショップを営んでいる。
 9時に集合して、シュノーケリングのゴーグルと、フィンを借りてボートに乗ると、今回はダイビングが1人、シュノーケリングが6人の参加者だった。

 オラフの運転でボートが動き出すと、ティナがとも子の隣に座り、「日本の暮らしはどう?」「どんな町に住んでるの?」と、笑顔でたくさん聞いてくれた。

 スポットにつくとボートを停めて、順番に入水していく。恥ずかしながら泳げない&シュノーケリング初体験の自分は浮くためのビート板の紐を手首に付けて出発。
 カラフルな珊瑚礁と、カラフルな魚たち(原色の青や、ニモと同じクマノミ)を見るよりも、溺れないことに必死。
 なんとかコツをつかんだ気がして、浮きを使わなくなってからは楽しく泳いで、ウミガメもしっかり目に焼き付けた。


 ただ、海水を飲みすぎたのか、船に酔ったのか、終盤気持ち悪くなって、船を降りるとトイレでリバース。ケロッとして、隣にあるリゾートで無事ランチを頂いた◎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?