サモア旅② ネイティブサモアン、オルセンくん

 4/27土曜日、16:00ごろ、サモア・アピア空港に到着。たくさんのタクシー運転手や、ツアー会社を横目に、まずはサモア通貨「タラ」に交換し、お迎えを探す。

 初日の目的地はオルセンくんの家。
 オルセンくんが迎えに来てくれると思いきや、空港で迎えてくれたのはオルセンくんの友人で仕事仲間のコリアくん↑(初めまして、顔が分からないからネームボード持っててくれた)
 オルセンくんはサモアで川のレジャーガイドをしている65歳で、2019年日本開催のラグビーワールドカップのときは、妻の実家(東京)に2泊したそうだ。

5年前のオルセンくん@東京(左から2人目)


 主に島の沿岸部をぐるりと回るメインストリートを約1時間、オルセンくんの家を目指す。見る車はほぼ全部中古の日本車。車検を通りそうにない車も多い。道端には犬、猫、鶏、豚、牛、馬。
 天気も良く、海がきれいで、ココナッツはそこら中にあり、タロイモ畑も豊かで、道端のサモア人はスマイルを投げかけてくれる。


 そんなナイスドライブをしていると、目の前の道路が水浸し!!!
 川が道路を横断している。心配しながらゆっくり川を渡ると、そのまま川沿いの家に車が入ってそこが今夜の宿泊先、オルセンくんの家だった。

 山の湧水でまずは喉を潤し、長旅と高温多湿にやられた妻のリクエストで、晩ごはんまでしばし休憩。
 コリアが用意してくれた計6品のごちそうを4人で囲み、その周りを犬3頭と猫数匹が囲む。

 話は盛り上がり、「日本人はなぜ米と塩が神聖なものなのか」とコリアからの質問。「山の神様からの恵み、海の神様からの恵みだからじゃないか」と答える。
 今では約95%がキリスト教徒だが、1840年ごろにキリスト教が入るまでは、全てものもに神様がいた。その中でも海を司るタンガロアへの信仰があったそう。そんな話でネイティブサモアンを感じながら、食事を終える。



 残ったごちそうは明日食べると思っていたら、全部大きな鍋に混ぜて、犬猫の餌に。。なるほどなぁと思いながら、壁のない(もちろん鍵もない)ファレという建物の蚊帳で眠りについた。



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