2023/08/17(木) 攻めの哲学:イチロー氏と国枝慎吾氏に学ぶ、スポーツ、ビジネス、そして家庭の結びつき

2023年8月17日の木曜日です。シシドです。

先月、日刊スポーツで見つけた、イチロー氏と車椅子テニスのチャンピオンである国枝慎吾氏の対談が非常に印象に残っています。その中で特に心を打たれた部分をここで共有したいと思います。


イチロー氏 やっぱりテニスにおいても、攻めていくことが最大の守りでもあり。

国 特に僕たち、車いすで健常者のテニスコートと同じ守備範囲を守らなきゃいけない。そうなると、先手を取って自分のボールをコントロールすることで、相手がどこに返してくるかという読みを発動しないといけない。車いすテニスの大事なところです。攻めないと、相手の場所を限定できないんです。

イ 主導権を取れないんですね。相手からすれば、国枝さんと勝負してるときって、そこに打ちたくないのに打たされてる感触が多分あるでしょうね。野球でもバッターがいいとき、例えば僕がどんな球でもヒットにできるときって、ピッチャーがそこに投げてくれるんですよね。僕の動きに合わせてくれる。でも、ピッチャーの動きを追ってるときは、バッターはやっぱり不利なんです。そもそも良くても3割。これが受けに回ったら、とても3割なんか打てないですよ。

国 なるほど。

イ ただ、自分から攻めるって、すごく難しい。基本的にはピッチャーが動いてからのバッターなんで。だけど、状態がいいときは、そういう錯覚を相手が受ける。実際、言われたことはあります。「イチローは誘導打法」と。僕の足とともに「体が勝手にそっちに動いちゃうんだ」って。



攻めの精神

イチロー氏が指摘するように、「攻めていくことが最大の守りでもある」というのは、スポーツだけでなくビジネスにおいても重要な原則です。国枝氏の話を聞くと、車椅子テニスでもこの原則が非常に重要であることがわかります。攻めないと相手の動きを制限することができず、主導権を握ることができないのです。

イチロー氏が語るバッターの心情も興味深い。相手ピッチャーの動きに応じて打つのではなく、自分から攻める姿勢で打つことで、相手に錯覚を与え、誘導することができると言います。

eBayとの共通点

私がeBayで16年間セラーとして活動している中で、この「攻めの精神」は非常に重要だと感じています。攻め続けることで、市場での立ち位置を確立し、成功を収めることができました。eBayで16年間生計を立て、eBay Japan Awardsを3年連続受賞した経験からも、攻めの姿勢がどれだけ大切かがわかります。

この戦いの意識は、他のセラーとの競争を切磋琢磨の機会に変えています。もちろん、SNSやオフラインでの交流、そしてnoteのメンバーシップなどで一部セラーに対して、一緒にeBayを盛り上げる意識も強まってきたのは事実ですが、それでも接点のないセラーは競争相手であり、その意識がなければ、eBayを続けることは難しいかもしれません。

これからの戦い

国枝氏も引退を考えた時期があったように、勝利の後の達成感と満足感に包まれることもあります。しかし、やはり、次の戦いに向けての野心を持ち続けることが重要だと感じています。次のアワードも獲得し、さらなる高みを目指して闘い続けるつもりです。

この対談は非常に意味深く、多くの教訓を私たちに提供しています。興味のある方は、全文をぜひ読んでみてください。それでは、攻めの姿勢でまた次回お会いしましょう!


追記

調子が良い時って、バイヤーだけでなくeBayもこっちに合わせてくれてるような感覚になるよね。欲しい情報や記事が飛び込んでくる。好きな人に会える。そんなことが起きるのも、自分から攻めてるってことの証なのかな。なんてことも思いました。

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