個性=その人の持つすべて

「個性」とはなんだろうか。

「個性的だね」という褒め言葉(?)がある。

ただ、その言葉が使われるときは大抵、ヘアスタイルやファッションが奇抜だったり、考え方が世間一般的な常識からかけ離れている人などに使われているように感じる。

要するに、「個性=人と違うこと」という考え方が世の中には根付いている気がするのだ。

これにより、「人と違った色を出さないと価値がないんだ」と、自らを追い込んでしまう人が増えてしまう可能性がある。

では、私の考える個性とは。

私は、個性とは、「その人の持つすべて」を指すと思う。


顔の造形も、体型も、ヘアスタイルもファッションも、考え方も、育ち方も、全てが同じ人間なんてこの世にはいない。その時点で、十分個性的であるはずだ。

それなのに、個性的=人と違うこと、という考えが根付いているせいで、もともと個性的であったはずの人々が、どんどん自らの首を絞めるように個人の色を出そうと必死になっている。

だから、自分の中にコンプレックスを持っている人は、個性=人と違うこと、ではなく、

個性=その人の持つすべて、

という考え方をしてみると、自分にとって巨大に見えてしまっているコンプレックスも、少しずつ小さくなっていくのではと私は思う。

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外見的コンプレックスや、内面的コンプレックス。当然私にもあるし、おそらく多くの人がなんらかのコンプレックスを抱えて生きているのではないだろうか。

前回の記事でも述べたが、人生を充実させるにおいて、「自己肯定感」というのは非常に重要な要素だと私は考えている。その自己肯定感を下げる大きな要因が、このコンプレックスだとしたら、そこにフォーカスして、「コンプレックスとの向き合い方」という記事を多く出してみるのもアリな気がしてきた。

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