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夢で違う世界線にいた ※夢日記

夢の中で、マスク要らずでどこでも自由に出かけられる世界線にいた。
前回は私の目がカメラ状態だったけれど、今回は肩の後ろから見ている背後霊スタイルで、自分自身も半分視界に入っている目線だ。服装は実際にはほぼ身に着けないOLっぽいパンツスーツだったような。

新規オープンするレストランの、初日かプレオープン日のランチタイム1時間ほど前にお邪魔していた。客なのだけれど応援隊でもあるようで、お客さんの誘導などをお手伝いすることになっているらしい。知り合いにも声をかけていたから、そちらの捌きもかけているのだろう。
小さなビルの1階にあるレストランは、外観は白を基調としていて重厚そうな木製のドアも使い込まれたように白く塗られていて鮮やかなブルーのラインが入っている。ところが内装は打って変わってとてもシック。濃い茶色とベージュでまとめられていて、カウンター席はバーカウンターのように大人っぽい雰囲気。その奥に厨房があって、オーナーシェフと数人のアシスタント?が忙しそうに立ち働いている。声をかけてはいないけど、おそらくあのシルエットは関口シェフ。夢にまで見るなんて大好きかよ笑

通常のランチメニューではなく、ブッフェ形式でお客さんが好きなようにお皿にとる形式だから、やっぱりプレオープンのパーティなのかもしれない。
オープンするとお客さんが次々に入ってくる。私の知り合いもいて、彼らの様子から自分たちがツアー中なのだと悟る。そこは東京ではないどこかで、公演地のひとつがシェフのお店が新たにできる場所だったみたい。プレオープンとこちらのお休みの日が重なり、タイミングがいいからとお邪魔することになったらしい。
ちなみに、訪れるツアーメンバーとは親しげに言葉をかわしていたけれど、現実では全然知らない人ばかりだった。若い人が多い。

私の立ち位置からはお料理があまりよく見えないのだけど、塊肉をローストしたものや鮮やかな緑と赤の野菜の料理が置いてあることがわかる。お肉がどんどん減っていくので、自分の食べる分がなくなってしまうのでは……とちょい焦った。
途中で、上品なマダム風の女性が立ち上がって「皆さん、遠慮せずにいただきましょう。食べたいものを好きなようにとっていいのよ」と大きな声で言った。声は大きいが嫌な感じはしない。その女性はなぜか女優の宍戸美和公(ドラマで見たことがあるだけ)。

しばらくすると元上司がやってきて(声をかけた覚えはないのに)、仕切りが悪いだのお前はいつもそうだなどと嫌味を言い始める。この人、現実でもそういうタイプだったな……。他の人のことは褒めるのに、私はいつもお小言を言われてた。きちんと仕事をしていても、だ。現実ではできなかった反撃を試みる。
「◯◯さん、よくそう言いますけど、具体的に指摘してくれませんか」
そう言うと、元上司は黙ってしまった。
「お前はいつもそうだとおっしゃるということはダメなところが変わらないってことですよね。だったら問題だと思うことを具体的に言ってくれないと私はわからないんです。教えて下さい」
元上司は嫌そうな顔を私に向けるだけで何も言わない。
「何も言えないなら、ただのイチャモンってことですよね」
元上司はモゴモゴと何か言い訳めいたことをつぶやきながらどこかに行ってしまった。ちょっと気分爽快。

パーティがお開きになりかけた頃、後輩女子から「お母さんからお手紙届いてました~」と三つ折りの紙を渡された。手紙という割になぜか商業施設のパンフレットだった。なぜこれが母の手紙? とよく見てみると、空いているところに母の小さな文字を発見した。
「お母さん、飲食店でお昼だけアルバイトすることにしたの。あなたが行くところでも同じ施設があってお昼のバイトを募集してるからやってみたら?」
パンフレットによると、飲食店は2店舗あり、ひとつは天ぷら専門店でもうひとつが……え、この店?! 外に出て建物を確認すると、たしかに商業施設だった。小さなパルコみたいな感じ。お店が路面店だから気が付かなかったみたい。もう一度パンフレットを見ると、飲食店の下に小さく時給が書いてあった。430円。430円……?母もこの時給なのだろうか。

そこへ、ツアーの主演女優が到着。「間に合わなかったー!」と汗をかいている。この人はよく知っている人。素敵な美魔女で美味しいものが好きで、現実のツアーでもランチ時に美味しいと噂の店でよく見かけた。
「今日は残念だけど、名古屋に行ったら食事会やるもんね! 楽しみだね」
「明日ですよね! みんなも楽しみにしてますよ」
主演女優が大きく目を見開く。
「明日……だっけ?(・・;)」
「バスで名古屋に移動して、夜食事会って、Dさんが言い出しっぺですよ?」
「そうだっけ、明日だっけ……」
わかった、どうにかするわと主演女優はブツブツ言いながら立ち去った。現実でもたまにこういうことあった気がする。あと、方向音痴で道に迷う。
そしてこの会話で、ここが名古屋にバスで移動する程度の場所だとわかる。乗車時間2~3時間って印象だから、愛知県内かな。

ホテルに帰るつもりで、お店のバックヤードに回る。荷物を預けてあったのだ。メインのバッグとエコバッグ2つって荷物がムダに多い。荷物を持ってみて、中身が減ってることに気がついた。
「探してるのはこれでしょう?」
振り向くと、オリラジのチャラい方が贈答用のチョコエッグを手にして立っていた。
「ちょ、それ私の!」
「ひとつ頂いたよ」
藤森氏、チョコエッグをおもむろに剥いて口に放り込み、バキッと噛み砕いた。さすが夢。彼はバキバキと無造作にチョコを噛み砕いていく。口の端から血のように垂れてくるチョコの液体。ほぼ飲み込んだところで彼はニヤリと笑って、自分の口を指差した。
「返そうか?」
「いらない!!」
藤森氏もツアーメンバーなのか、他の仲間たちが笑ったりツッコミ入れたりしてなんだか和気あいあいとしてきたので、怒る気が失せてしまった。
そしてみんなで「美味しかったね」などと言いながらホテルに向かう――

って、変な夢! 見たのは二度寝で。
夢解析しようにも、どれを取り上げたらいいのかわからないほど情報量が多い。オリラジが出てきたのは、昨夜最終回を迎えた『13(サーティーン)』ってドラマを見たせいでしょう。
お店の名前を覚えていられず惜しいことをしたかも。関口シェフがご自身のお店を拓く時に同じ名前だったら「予知夢だった!」って言えたのになー。十代くらいまでは予知夢みたいなの、見てたんですよね。

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