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CPUの性能を見て判断するには

CPU(Central Processing Unit)とは、直訳通り、中央処理装置で、人でいう、脳とよく例えられる、かなり重要なパーツです。


CPU関連の語句

コア
CPUのメインの処理を行う核となる部品です。コア数が多いほどCPU全コアでの処理の能力が上がり、複数の処理を並行して行う場合や膨大な量のデータ処理で有利になります。多くの作業を手分けしてすることができるということです。


スレッド
コアが行う仕事の単位です。ざっくり分かり易くいうと、システム上で認識するコア数といった感じです。1コアを分けることによって、余力があれば、1人2役出来る

コア

コアとは、実際に処理を行う部分のことであり、コアの数が多いほど、処理速度は上がり、処理性能は上がります。複数のコアのことを【マルチコア】といいます。CPUを人の脳と例えますが、この部分を指してることが多いと思います。つまり、デュアルコア(コアが2つあること)の場合、2人分の分担作業ができるといった感じです。そのほかにもクアッドコア、ヘキサコア、オクタコアなどがあります。ラテン語由来で、デュアルが2,クアッドが4ヘキサが6、オクタが8ということであり、その個数コアがあることを示します。
ただし、多ければ多いほど、消費電力が高くなり、熱量も上がります。


スレッド

スレッドとは簡単に言うと、コアが行う仕事の単位で、基本的には1コア1スレッドであるが、SMT (Simultaneous Multi-Threading)と呼ばれる技術によって、疑似的に2コアに見せることによって、1コアで2スレッド分の処理をすることができます。これは、1コアの能力を2つに分けているので、1スレッドが1コア分の働きをするわけではありません。
しかし、分けることによって、1コア1スレッドで使われていない、余力部分を1コア2スレッドにすることによって、効率よく使うことができます。


ほかにもCPUの見るところはありますが、とりあえずこの辺で。

さて、CPUを見たときに1番目に入るのは、【Core i7-6700K】
といった感じではないでしょうか。

実際にこれが何を示しているのか、わからない人も多いと思いますので、説明していきます。

まず、Core i7はCPUのシリーズ名です。簡単に言うと、基本的に数字の部分が大きければ、性能が高いです。

そして、6700Kの千の位の部分です。6の部分ですね。これは、世代を表しています。例では第6世代ということです。これも、基本的に数字が高いほうが、世代を重ねて、新しいものであり、高性能です。

そして次に6700Kの700の部分です。これは型番を示していて、こちらも数字が大きいほうが新しく、性能もよいものです。

そして、最後に6700KのKの部分です。これはオーバークロックが可能であるということです。

Kはオーバークロックが可能、ほかにも、Tは超省電力版、Pは内臓GPUを搭載していないなど、アルファベットによって、使用用途に応じたCPUを選ぶことができます。

たとえ同じCore i7だとしても、開発目的による違いがあり、省電力を優先したCPUや、処理速度を優先したCPUなど、用途によって性能が違います。自分の目的に合ったCPUを選ぶのがいいです。

まとめ

パソコンについて、CPUの話をしてきましたが、まだまだ浅い知識です。なので、知識をつけることに損はありません。まだまだほかにもたくさんの用語があり、奥が深いです。さらに、パソコンはCPUだけで成り立っているわけではありません。なので、これを機に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。


ここまで読んでいただきありがとうございました。

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