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【米国株】ダメ押しの一発、フォロースルーデイ

フォロー・スルー・デイとは著名投資家ウィリアム・オニールが提唱する概念であり、相場が調整局面から出直る際に必ず現れる特別な日のことを指します。

下落相場が続き底をつけたところから上昇反発の動き(上昇の試し)を見せた数日後、出来高を増やして大きく株価が上昇した日の事です。基本的に4日後から現れることが多いとされています。

フォロースルーデイが現れても必ず上昇トレンドに転換するわけではありません。下落トレンドに戻るケースもあります。

成功確率は75〜80%程度とも言われます。

フォロースルーデイ発現後、2日以内に売り抜け日が発生すると95%、3日目で70%、4〜5日目で30%の確率で失敗するとも言われます。

具体的な定義は以下の通りです。

S&P500やNASDQなどの主要なマーケットの指数において、下落局面の最安値からの反発(上昇の試し)があった日から、ダメ押しの一発として大きな上昇(1%以上)が、前日より多い出来高を伴って現れた日をフォロースルーデイと呼びます。

上昇率が高いほど、出来高が多いほど、フォロースルーデイの信頼度は増します。

IBDの有料版ではフォロースルーデイを確認することができます。

フォロースルーデイは相場が底を打ったかどうかを確認するための非常に有効な指標であると言えます。

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