至った話 ネタバレ注意

恋に至る病を読みました。
個人的というより自分の考えでは純愛であって欲しいっていう願いが強い作品。
ラストの消しゴムから新聞紙、全て終わったら書類を燃やす事を景との会話してた部分だったり、細かい部分全てが景の策略で宮嶺を操っている可能性を読み取って一回のきっかけで楽しみを覚えたた化け物と読み取るのも良いと思う。
けど俺はそれだけ人を操る術を持ってそれをただ一人のヒーローに使って自分の最後まで操った。
二人の絆から地獄で会える事を信じたい。

箇条書きで分かりづらいけど自分の感想を書いた。

・景にも物語が必要なのが分かっていたから宮嶺にも話した。
・ブルーモルフォの操りに関しては人を魅了するのが自然体だった物が具現化したもの
・人の狂気は計り知れないから根津原でも蝶図鑑ぐらい作りそう。湧き出る悪意の泉はいくらでも人の意思を超えるものを作る。
・宮嶺にも徐々にブルーモルフォのを教えてる時点で宮嶺にも離れて欲しくなかったのは恋心。
・それこそ最初の段階で凧を隠したりして宮嶺を自分の所に選別した理由が分からない。その時点で恋心を患っていたと思う。
・終わったら全てを燃やそうと言ったのは論文を確実に消すため?
・論文は愛の重さが現れてると思う。ラブレターめっちゃ分かり味 アナグラムこそ景そのものなのがめっちゃゆうりさんと解釈一致
・地獄で永遠に会えるための心中とでも思ってる。
・人の心を操るすべを持ってるのラストの刺される部分も読み切ってる。そこまでして宮嶺を側にいて欲しかった。それだけ執着していた。
・徐々に二人で深淵に飛び込んで最終的には二人でいなくなるつもりだった。
・宮嶺に見せる情報を制限してた分かる。結局pc見てないはず。
・死後の世界を信じる宮嶺を見て景も死後の世界を信じた説を推す
・景に悪意はなくそれが当然だと思ってるはず。
あとがきをよんでもそれを作為して書き込んでる作者はさすがと思った。
・リンチと粛清も自浄作用で必要な犠牲って感じで割り切ってるから悪意はない
・消しゴムの件もあるしずっと前から一目惚れ説を推す 刑事の発言からも見目は良かった方だという表現もされてるし。
・ヒーローになって欲しかった説分かる。だからこその問いかけ。自分のものになって欲しいというありふれた感情。
・本当に嫉妬してたと思ってる派。
・景ちゃんかわいい分かる。化物だからってのも分かる。
・赤と青の対比は気づかなかった。なるほど。
・根津原を殺したのは独占欲によるものその説好き
・根津原はキーマンではあるけどただの登場人物な感じがする。
・題名の恋に至る病はブルーモルフォに掛かった人たちが全て景に恋をして自殺する病って事だったんだなーっていう解釈した。

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