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「売るサイト」のコンテンツ構成の独自論

役立つ情報しか価値がないと思い込んでる人のサイトは大抵つまらない。

役立つ情報はそこしか読まれない。
大事なとこだけタダで持っていかれるってことでしょう?
それでやってけんのって話です。

そこで、webにそれほど詳しくない、ITガジェットにもプログラミングにも興味がない、ただ文章を書くしかできない素人な私の戦法は以下のようにサイトを作り込んでいく。

なんか面白い(=読み物系コンテンツ)が5割

役立つ情報がありそう(=ハウツー系コンテンツ)が3割

そのツール売ってるんだ(=メインの商品販売、ここで課金)で1割

ツールのガイドやアフターフォローも買おうかな(=やっと課金コンテンツ!)が1割

課金コンテンツであるガイドブックは、情報だけではなくデザインや紙や装丁も含めて「もの」として売る。
情報だけでは売れない。
モノとしての価値があることが大事なポイント。

見事に2:8法則で、お金になる2割と無駄の8割ですよ。

逆に、この超ど定番安定の黄金比でやれば、持てる力でバランスよく最高のパフォーマンス発揮できるということです。

読み物系コンテンツを多めにして、ハウツー系は控えめに。ハウツーがメインになるとまとめサイトにコンテンツとpvを盗まれます。その上コンテンツ自体は劣化させられたり、つまらないキャプションつけられたり、文脈ぶった斬りで意味が通じなくなってたりします。

読み物系コンテンツの内容は、書ける人はどんどん書けばいいけど、なんかネタないしって人は、とにかく話題の映画や本の感想でも書いていけば検索してる人が引っかかってくるかもしれない。
無理に仕事に絡み付けて書こうとするのは難しいので、仕事の内容について書きたいなら最初からテーマを例えば「仕入れのコツ」みたいに決めて、いくつか続けて書くだけで立派に見える。

ハウツー系は、商品を購入した人のためのちょっとコアなものがよいかも。
使ってみて困ったユーザーのアフターフォローにもなるし、ユーザーじゃないと価値がわからない情報は盗まれにくいし、何より見込み客に「買ったらこんな感じなのかー」とイメージしてもらえる。これはよいお客さんとつながるために重要なこと。

役立つ情報さえあればpvが増えて売上も、っていう時代は終わったの。
役立つ情報はバイラルメディアの自称キュレーターだの自称ライターだのがイナゴのように食い荒らす無断転載の温床の材料よ。
荒らされないような情報の出し方をしなくてはいけない。

サイトでものを売る人間として、私はまだまだ未熟だ。カートの細やかな設定も足りてない。全体のレイアウトとかデザインとか、まだまだ直していかないといけないことばかりだ。
でも、コンテンツを充実させて販売につなげるという事の勘どころを掴むのは鋭い方なので、それだけでかなり売上を立てている。

商品は「メディア」なんですもん。メディア=情報を入れるもの。SDカードとかUSBメモリとかを想像してもらえばいい。
形と機能は違えど、あらゆる商品はメディアなんです。そのメディアにどんな情報が入っているか、サイトやパッケージに書いとかないと。

買う人は、情報を買ってるんです。
体験という情報。
健康という情報。
美しさという情報。
便利さという情報。
モノだろうとコンサートやライブ、食べ物、様々なものが情報とカウントできる。

オウンドメディアとか顧客のコミュニティー化とか、

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つよく生きていきたい。