気絶しかねない日の日記

ずっと懸案だった見積もりが届いた。
そもそも3月くらいの寒い中から始まって、5月の後半。ながかった。

そして、覚悟していた程度の金額ではあった。
が、冷静にほかの数量を鑑みるところ、ちょっとめまいの発生する額になっております。

なんやかんやでキャッシュを100万円キープすることができて、よっしゃ次いくでーとなっているところに、「だいたい100万円は切れると思います!」みたいな見積書が届いたので、ちょっと死にそうです。

実は製造業に近い商売なので、とにかく最初にとんでもなくお金が必要になります。
最初にたくさんお金を入れたほうが、単価が安くなるので儲かる、でも作りすぎて売れないと在庫になる、というバランスを見極めて、丁々発止の数量決定をして、工場へ発注するのです。

いつもの数倍の金額。ああ、クオリティをあげるとこうなるのか…。
製造費が数倍になっても、売価はそこまで上げられない。
うああ……。
この額だと、気楽に追加製造できない。一回でバシッと決めないといけない。ミスはもちろん、数量の読みがものすごい重要…。う―――!

60万くらいのつもりでいたんだよねー。

うああああ。

それにしても、2年前は8万円でヒヤヒヤしていたのに、一年後には20万円を平気で突っ込んで、今度は100万円に近い見積書をもらうまでになったのだから、立派です。きっと。うん、きっと。
自分をほめなくては心が折れそう。

家賃、払えるかな。ごはん、……誰か食べさせてください、週に1回でいいので。とか考えて、引っくり返っている。
noteの課金、まだ換金されてないのがあったから、またお米買おう。

ダメだ、正気を取り戻さないと。

ええと、とにかく、支払い条件を確認しよう。
それから、とにかく、作るもののデータを間違いなく作ろう。
あとは、他の販売計画をきちんと動かして、ちゃんと回収できるようにしたら、多分、資金が底尽きる前に何とか戻ってくるに違いない。

そう、繋ぎきればいいのだ。
綱渡りだって、渡り切ったら普通の道を歩いていたのと何ら変わらないのだから。

それにしても、気を失いそう!!

つよく生きていきたい。